2019年10月14日更新
Google Cloud Platform(GCP)とは?Googleのクラウドでできることを解説!
あなたはGoogle Cloud Platform(GCP)とはなんのことかご存じでしょうか。Googleの提供するGoogle Cloud Platform(GCP)や、Googleのクラウドでできることを、詳しくご紹介していきます。
目次
- 1Google Cloud Platform(GCP)とは?
- ・Google Cloud Platform(GCP)でできること
- ・AWSやAzureとの違い
- 2Google Cloud Platform(GCP)を使うメリット
- ・簡単にWEBサービスを開発・公開できる
- ・Googleで使っているシステムが使える
- ・比較的安価にはじめられる
- ・起動が速い
- 3Google Cloud Platform(GCP)のはじめ方
- ・Googleアカウントを取得
- ・GCPに申し込み
- 4Google Cloud Platform(GCP)の利用料金は?
- ・サービスごとに個別従量課金
- ・$300相当の無料トライアルを活用
- 5Google Cloud Platform(GCP)を始めよう
- ・Googleの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
Google Cloud Platform(GCP)とは?
GoogleCloudPlatform(GCP)とは、Googleのクラウドサーバー上で提供している全てのサービスのことを言います。
Google社内で使われている同じインフラなどを使用するため、一般の人たちもインフラ環境をクラウド化ができます。各種サービスに基本的な構成要素が最初から入っているため、それを利用することによってより早く、すばやく開発ができます。
Google Cloud Platform(GCP)でできること
GoogleCloudPlatform(GCP)でできることとはなにかをご紹介していきます。
- コンピューティング (Compute Engine・App Engine・Container Engine)
- ストレージ (Cloud SQL・Cloud Storage・Cloud Datastore)
- ビッグデータ (BigQuery・Cloud Dataflow・Cloud PubSub)
- サービス (Cloud DNS・Cloud Endpoints・Translate API・Prediction API)
といった4つのサービスが受けられます。
GoogleCloudPlatform(GCP)は世界最先端のインフラで更にインフラへの初期投資が不要です。またインフラを気にせず、開発に集中できとてもお得なサービスです。他にも使用量に応じてスケールアップやスケールダウンできるのでサービスの選択や最適化ができます。
コンピューティング
GoogleCloudPlatform(GCP)のコンピューティングとは、【Compute Engine】・【App Engine】・【Container Engine】の三つのサービスを指します。
【Compute Engine】はハイパフォーマンスな仮想マシンで大規模なワークロードを実行してくれます。【App Engine】はサービスを使用し簡単に開発ができます。【Container Engine】はクラウド上でDocker コンテナの実行環境を提供してくれます。
ストレージ
GoogleCloudPlatform(GCP)のストレージとは、【Cloud SQL】・【Cloud Storage】・【Cloud Datastore】の三つのサービスのことを言います。
【Cloud SQL】はデータの保存や管理するのに使う MySQL データベースです。【Cloud Storage】は、オブジェクトストレージ サービスです。【Cloud Datastore】は、自動拡張するNoSQLデータベースです。
ビッグデータ
GoogleCloudPlatform(GCP)のビッグデータとは、【BigQuery】・【Cloud Dataflow】・【Cloud PubSub】の三つのサービスのことです。
【BigQuery】は、手頃な料金でリアルタイムに解析してくれます。【Cloud Dataflow】は、幅広いデータ処理パターンをもつプログラミングモデルを提供してくれるマネージドサービスです。【Cloud PubSub】は、メッセージングを利用し、各種サービス間をつないでくれます。
サービス
GoogleCloudPlatform(GCP)のサービスとは、【Cloud DNS】・【Cloud Endpoints】・【Translate API】・【Prediction API】の四つのサービスのことを言います。
【Cloud DNS】はGoogleお得意の信頼性に優れたDNSサービスです。【Cloud Endpoints】は、ひとつのソースからiOSやAndroidなど機種をまたいでサービスを提供できます。【Translate API】はすばやい翻訳機能を提供します。【Prediction API】はログデータを読み取って将来のトレンドを予測してくれます。
AWSやAzureとの違い
GoogleCloudPlatform(GCP)とAWSとAzureは一般的に三大クラウドと言われています。
まず、GoogleCloudPlatform(GCP)とAWSの違いとは、AWSのほうがサービス数において充実しているということです。しかしGoogle Cloud Platform(GCP) でも十分な方が少なくなく、仮想サーバーが価格性能比で安く、前払いが不要で継続敵に利用する方には割引が受けられるため、GoogleCloudPlatform(GCP) の方が安く利用できます。
GoogleCloudPlatform(GCP)とAzureの違いとはAWSとの場合以上に仮想サーバーが価格性能比で安くあがることです。こちらもサービス数では及ばないところもありますが、GoogleCloudPlatform(GCP) で十分な方も多いでしょう。
Google Cloud Platform(GCP)を使うメリット
次に、他のクラウドやサーバーではなくGoogle Cloud Platform(GCP)を選ぼうと思う、魅力な部分やGoogle Cloud Platform(GCP)のサービスを使っていくメリットとはなにかを、いくつか挙げていきます。
簡単にWEBサービスを開発・公開できる
一つめは、Google Cloud Platform(GCP)では簡単にかつすばやくウェブ開発を行うのが可能です。またGoogle Cloud Platform(GCP)でウェブサービスを開発したものを公開できるようになっています。
Googleで使っているシステムが使える
二つめは、Google Cloud Platform(GCP)ではGoogleで使っているシステムすべてがそのまま使えるということです。普段からGoogleを利用している人にとっては、一からの覚えるのではなく、いつも使っていて慣れているものを利用して作業できるところがとても大きいでしょう。
いつも使っているサーバーやシステムで行うことによって、作業の時間が短縮になりすばやく作業できます。
Google Cloud Platform(GCP)だけでなく、普段から使ってないものでしてくださいと言われても、なかなか理解できず断念してしまう人もいるため、使い慣れたGoogleを利用できることはとても大きなメリットです。
比較的安価にはじめられる
三つめは、Google Cloud Platform(GCP)は他のクラウドやサーバーよりも比較的に利用金額が安価なためはじめての方でも利用しやすくなっていることです。
また先ほども少しご紹介しましたが、継続的にGoogle Cloud Platform(GCP)を利用することによる利用料金の割引などのサービスもあるため、他のクラウドと比べると利用料金は安くなっています。
起動が速い
最後は、Google Cloud Platform(GCP)は他のサーバーよりもはやく起動されるため、より効率的にすばやく作業を行えるという点です。お金を払っている以上、遅いのは誰もが嫌でしょう。
ですがGoogle Cloud Platform(GCP)は速いといわれており、間違いなく顧客の満足度は高いと見てよいでしょう。速さを求めている方にはGoogle Cloud Platform(GCP)がおすすめです。
Google Cloud Platform(GCP)のはじめ方
次にGoogle Cloud Platform(GCP)の利用にあたってやらなければならないことと、Google Cloud Platform(GCP)の始め方をご紹介していきます。
Googleアカウントを取得
Google Cloud Platform(GCP)を利用するにあたってまずはGoogleアカウントが必要になってきます。そのためもうすでにGoogleアカウントを持っている方は大丈夫ですが、持っていない方はGoogleアカウントを取得していきましょう。
GCPに申し込み
Googleアカウントを取得した後、Google Cloud Platform(GCP)にアクセスしていきましょう。一度もGoogle Cloud Platform(GCP)にログインしたことがない方は、最初にログイン画面が表示されるので先ほど取得したGoogleアカウントを入力していきましょう。
その後ログインが完了したら「Google Cloud Platform(GCP)に申し込みしましょう。申し込みが完了したらGoogle Cloud Platform(GCP)のサービスを受けられます。
Google Cloud Platform(GCP)の利用料金は?
一番利用するにあたって気になる点はGoogle Cloud Platform(GCP)を使用する際にかかる利用料金でしょう。次は、そんな誰もが気になるGoogle Cloud Platform(GCP)の利用料金について詳しくご紹介していきます。
サービスごとに個別従量課金
Google Cloud Platform(GCP) のサービス料金は、個別に従量課金制を採用しております。先ほどもご紹介した継続的に利用にすることで自動割引が行われたり、秒単位で課金ができたりするなどの斬新な料金体系になっています。
またカスタムマシンタイプを利用すれば、最大で50%のコストの削減も可能です。
$300相当の無料トライアルを活用
また、Google Cloud Platform(GCP) には12ヵ月間有効となる、$300相当の無料クレジットトライアルがあります。無料で$300相当のクレジットが利用できるのでトライアルのレベルを超えて、有効に使うことができます。最初に利用する際には、この無料トライアルをうまく活用してください。
Google Cloud Platform(GCP)を始めよう
ここまででGoogle Cloud Platform(GCP)についてご紹介してきたことで、Google Cloud Platform(GCP)についての基本は理解できたはずです。
GCP以外にもいろいろなクラウドやサーバーがあり、それぞれとの違いやメリット・デメリットに不安を感じることもあります。しかし、Google Cloud Platform(GCP)であれば、安価な上にところが魅力でさらに12ヵ月間有効な無料トライアルまであります。迷っている時間を使って、無料で始められるGoogle Cloud Platform(GCP)を使ってみましょう。