DVD Flickの設定と使い方!無料で動画ファイルをDVDに焼く方法を解説!
DVDに動画ファイルなどを書き込むのに便利なソフトDVD Flickの使い方について特集します。今回はDVD Flickの使い方として、無料で動画ファイルをDVDに焼く方法、日本語化の方法、チャプター設定、字幕などのメニュー項目の使い方について解説します。
目次
- 1DVD Flick v2とは?
- ・動画をDVDやISOへ変換のDVD書き込みツール
- 2DVD Flick v2のダウンロード方法
- ・DVD Flick日本語化パッチのダウンロードページ
- 3DVD Flick v2のインストール方法
- 4追加したパッチで日本語化する方法
- 5DVD Flick v2の使い方
- ・動画を追加する
- ・動画タイトルプロパティ設定の使い方
- ・DVDメニュー設定の使い方
- ・DVDデータをエンコードする使い方
- ・DVDデータプレビューの使い方
- ・DVDディスクへ書き込みの使い方
- 6DVD Flick v2対応フォーマット
- 7DVD Flick v2ユーザーレビュー
- 8DVD Flick v2を使ってみよう
DVD Flick v2とは?
今回はDVD Flick v2というソフトについて解説を進めていきます。本題は、DVD Flick v2の使い方やメニュー項目の設定方法についてになります。普段からDVD Flick v2を使ってDVDにデータを書き込んでいる方もそうでない方も役立つ記事になりますので、是非チェックしてみてください。それでは特集を進めていきますので順にみていきましょう。
DVD Flick v2の使い方、設定項目の説明に入る前にDVD Flick v2というソフトをまだ聞いたことがないという方もいますので、DVD Flick v2のソフトは一体どのような機能を果たすソフトなのかということについて説明を進めていきます。DVDにファイルデータを書き込みたいけれど、ソフトについて悩んでいる方はDVD Flick v2を使いましょう。
動画をDVDやISOへ変換のDVD書き込みツール
DVD Flick v2というのは、無料でダウンロードできるソフトになっています。自分が所持している動画のデータファイルをDVDに書き込みできる機能を搭載していることが特徴です。動画ファイルをパソコンからDVDに書き込みするだけでなく、ISO形式にも変換することが可能ですので、幅広い用途からDVD Flick v2を利用できるのが魅力です。
DVDに動画ファイルの書き込みができるソフトはWindowsやMacなどのパソコンにプリインストールされているものでも構いませんが、DVD Flick v2をダウンロードして使うことで、より快適な書き込みが期待できます。ただ書き込みするだけでなく、DVDメニューやチャプター設定、そして動画の字幕に関しても細かくカスタマイズできます。
DVD Flick v2のダウンロード方法
DVD Flick v2とはどのような役割を果たすソフトなのかということについて説明してきました。DVD Flick v2はフリーソフトで、パソコン内に保存されている動画ファイルをDVDに書き込むためのソフトになります。多彩な機能を兼ね備えているため、多くの方に利用されているDVDソフトです。理解できましたら、次のセクションに進みましょう。
ここからは、DVD Flick v2のダウンロード方法を説明していきます。DVDに自分で動画ファイルのデータを書き込みしたいという方でソフトの導入を検討している方は、このソフトをお使いのパソコンにダウンロードしてみましょう。DVD Flick v2のソフトをダウンロードする方法ですが、最初にブラウザで以下のリンクからアクセスしてください。
クリックすると、英語表記で構成されたページが表示されます。リンクからDVD Flickの配布ページにアクセスできましたら「Download」のタブをクリックしてください。自動的にDVD Flickのソフトがダウンロードされるようになっています。そのままお使いのパソコンでダウンロード先フォルダを指定して、ダウンロードしてください。
DVD Flick日本語化パッチのダウンロードページ
DVD Flick v2のダウンロードをしていて気づきますが、このソフトは基本的に英語表記のDVDソフトになっています。英語の表記に慣れていない方は日本語のDVD Flickを利用することをおすすめします。「DVD Flick勝手に日本語化」というパッチをダウンロードすることで簡単に日本語化できてしまいますが、現在ではリンク先が無効になっています。
そこで、違う方法を使って日本語化してみましょう。上記のリンクにアクセスするとDVD Flickの日本語化パッチをダウンロードすることが可能です。画像の通り「DVD Flick V2 1.3.1.0 日本語化パッチ (R2)」と表示された文字リンクをクリックして追加します。クリックして、自分で追加先を選択します。この時分かりやすい場所に追加しましょう。
DVD Flick v2のインストール方法
DVD Flick v2は無料で追加できてしまいますのでそのままダウンロードが完了するまで待ちましょう。ダウンロードか完了しましたら、追加の際に指定したフォルダを開き、追加されたパッケージファイルをダブルクリックしてください。これでDVD Flick v2のインストーラーが起動します。初期画面が表示されたら「Next」をクリックします。
クリックして画面に従って設定進めていきましょう。途中で利用規約に同意の画面が表示されますのでっチェックを入れて画面を進めてください。この時、英語表記になっていますが、後程、ダウンロードした日本語化パッチを追加できますので安心してください。画面に従ってインストールを進めて完了させましょう。できましたら起動します。
追加したパッチで日本語化する方法
ここで、先ほどダウンロードして追加したDVD Flickの日本語化パッチをDVD Flickに反映させていきましょう。DVD Flickの日本語化パッチは圧縮された状態で追加されます。解凍ソフトなどを使って展開してください。その後、展開したときに表示されるファイルをDVD Flickのフォルダに移動させてください。そしてパッチを起動します。
ただし、バージョンによってはこの方法で適切に日本語化できない場合もありますのであらかじめ理解した上で日本語化パッチを追加してください。適切に日本語化できない場合は「CRCが一致しません」などという表示があります。
DVD Flick v2の使い方
DVD Flick v2のソフトのダウンロード方法と、インストール方法、そして日本語化パッチの追加と設定方法について解説してきました。フリーソフトですので、それなりのバージョンのパソコンを使っていればほぼ問題なくダウンロードが可能です。ダウンロードとインストールまで完了しましたら、次のステップに進んでいきましょう。
ここからは、DVD Flick v2のソフトの使い方を解説していきます。こちらでは、英語表記でもソフトを使えるように、そのままの状態のものを使って説明していきます。日本語化パッチを追加していない方でもこちらを参考にして操作、設定をしてみましょう。動画の操作から、字幕など各種メニューの使い方、DVDメニュー設定の使い方を解説します。
動画を追加する
DVD Flick v2のソフトを起動しましたら、まずすることは動画ファイルをDVD Flickの画面に追加するということです。操作をする前に対象の動画ファイルを決めておいてください。動画をDVD Flickの操作画面に追加する方法は簡単です。追加するにはDVD Flickの画面の上に動画ファイルをそのままドラッグアンドドロップするだけです。
操作したい動画ファイルを追加するには、ドラッグアンドドロップだけでなく、右側にあるメニューの「Add title」をクリックすることでも追加できるようになっています。やりやすい方法で動画をDVD Flickの操作画面に追加してください。追加できますと、操作画面にサムネイルと一緒に動画データが追加されることになります。
動画タイトルプロパティ設定の使い方
動画を追加しましたら、さっそく設定をしてみましょう。DVD Flickでは動画タイトルプロパティで細かい設定ができるような仕組みになっています。これらを駆使してオリジナルなDVDを作り上げていきましょう。設定できる項目は5つあります。そのままDVDに書き込む場合はこだわって編集しなくても結構ですが、便利ですので覚えておきましょう。
DVD Flickで設定できる設定項目には、一般設定、チャプター設定、ビデオソースの設定、オーディオトラック設定、そして字幕の設定があります。今回はこれらの設定項目について1つずつ使い方を説明していきますので、使いこなせるようにしてください。マスターすることで、よりオリジナリティの高いDVDにすることが可能になります。
一般
まずはDVD Flickの「一般設定」から使い方を見ていきましょう。先ほどドラッグアンドドロップなどで追加した動画をダブルクリックすることで簡単に設定画面が表示されます。表示されましたら「General」と書かれている項目をクリックしてください。初期画面の場合は最初にこの項目が表示されますので、そのまま編集も可能です。
「General(一般)」の設定メニューでは、どのようなことが可能かというと、動画のタイトルやスクリーンの画面サイズ比率、サムネイルを決めることが可能です。こちらは用途に合わせて設定してください。スクリーンの比率に関しては「4:3」のサイズと「16:9」の2種類が選択できるようになっています。適宜設定してください。
チャプター
DVD Flick v2で設定できるメニューとして次に説明するのが「チャプター設定」です。これは英語版のソフトでは「Chapters」というメニューになります。メニュー一覧からこの部分をクリックすることで設画面に切り替わります。チャプターというのは、動画の細かい区切りのことをいいます。場面ごとに設定することで再生時、便利になります。
チャプターを設定する必要性は必ずしもありませんが、長編の動画をDVDに書き込みたい場合には、チャプターを設定しておいた方が楽になります。チャプターがないと目的の場面まで手動でスキップさせなければなりません。この画面では、「〇分ごとにチャプターを配置する」というような設定も可能ですので大まかなチャプター設定ができます。
一定の時間でチャプターを設定したい場合は「Create chapters every 〇〇minutes」の部分に希望の数字を入力してください。この場合は「分」の単位になりますので注意してください。いくつのチャプター構成にしたいかを考えてある場合は、その下にある「Create 〇〇chapters」から数字を選んでください。チャプターは10から60まで選択できます。
ビデオソース
上記のように、長い尺の動画であればチャプターを設定しておきましょう。チャプター設定の次に紹介する設定項目は「ビデオソース」になります。「ビデオソース」ではどのようなことが設定できるのかということですが、複数の動画をDVDに追加したい場合に使う部分となります。「Video sources」クリックすることでメニューが表示されます。
ビデオソースに関しては、先ほど説明した動画の追加方法とほぼ同じように操作できます。新しく別の種類の動画を追加したい場合は右側の「Add」をクリックすることで可能です。2つ以上の動画を追加した場合は、その順序も変更できるようになっています。右側にあるメニューの「Move Up」や「Move Down」から自由に順番を変更できます。
オーディオトラック
次にDVD Flickで利用できる設定項目は「オーディオトラック」です。オーディオトラック設定ではどのようなことが可能なのかということですが、音楽を追加するということになります。動画に映像だけでなく、音楽を追加してよりオリジナリティを高める設定もできるということです。「Audio tracks」をクリックしてメニューを表示してください。
「Audio tracks」をクリックして、音楽ファイルを追加するには、同じように右側のメニューから「Add」をクリックしてください。クリックするとエクスプローラーが自動的に起動しますので、その中から追加したいオーディオファイルを選択してください。オーディオに関しても動画と同じように複数の音声ファイルが追加できます。順番も変更できます。
字幕
DVD Flick v2で可能な設定項目として最後に紹介するのが「字幕」です。字幕に関してはDVDで必要になる場面も多くありますので自由に字幕が追加できるようにしておきましょう。字幕の追加をするには左側メニューより「Subtitle tracks」を選択します。このソフトでは字幕ファイルをそのままエクスプローラーから探して追加する形になります。
「Subtitle tracks」をクリックしてメニューを表示してください。右側の「Add」をクリックして起動したエクスプローラーから字幕のファイルを選択します。この時、表示されていないファイルの場合は字幕ファイルとして認識しないということになりますので、注意してください。字幕に関しても複数ある場合、その字幕ファイルの順番を変更できます。
DVDメニュー設定の使い方
チャプターから字幕などを設定する方法に関して説明しました。上記の使い方がマスターできれば、DVD Flickを使う中で、ほとんど苦悩することはありません。大まかにやり方を見ておくだけでもその後で便利になりますので、是非覚えておいてください。理解できましたら次に進みます。こちらではDVDメニュー設定の使い方を説明します。
DVDメニューを設定するには、DVD Flickの画面上の「Menu settings」をクリックします。クリック後あらかじめデザインされたテーマの中から一番好きなDVDメニューを選択してください。「Accept」をクリックすることで決定します。左下に「Preview」のボタンがありますので、どのように表示されるかを見ておくことも可能です。
DVDデータをエンコードする使い方
次にDVDデータをエンコードする機能の使い方について説明していきます。設定した通りでDVDを作成したいときには「Create DVD」をクリックしてください。これにより、DVDに書き込めるようにデータが変換されていきます。これは「Create DVD」のメニューをクリックすることで自動的に開始されます。やめたい場合は「Abort」をクリックします。
DVDのデータをエンコードしているときは、特に特別な操作は必要ありません。進捗状況が完了になるまで待ちましょう。この時に、他の作業を同時にすることも可能です。「Minimize to tray」をクリックすれば、最小化されます。最小化された状態でも滞りなくエンコード作業は進行していますので、心配せずに操作してください。
DVDデータプレビューの使い方
次にDVDのデータプレビューをする場合の使い方について説明します。DVDデータプレビューとは、先ほど作成した動画ファイルをエンコードして、実際にDVDにすると、どのように再生されるのかをチェックする作業になります。DVDに書き込んでから失敗していることが発覚してしまえば、DVDのディスクが無駄になってしまいます。
DVDが書き込み失敗により無駄になってしまわないようにするためにも、DVDのデータプレビューは積極的に行っておきましょう。DVDデータのプレビューをするにはお使いのパソコンに搭載されているDVDプレーヤーを起動して、先ほどエンコードされた動画を再生するだけです。保存先から動画を再生しましょう。字幕や音声に問題がないか確かめます。
DVDディスクへ書き込みの使い方
DVDデータのエンコードと、DVDのデータプレビューまで済みましたら、いよいよDVDに実際に書き込んでいきましょう。DVDディスクへ書き込みをする場合のやり方を解説します。すべて問題のなかった動画ファイルをDVDに書き込むには、DVD Flickのフォルダ内にある「ImgBurn」というソフトを起動して簡単に作成できます。
ImgBurnのソフトをダブルクリックして起動すると、どのような動作をしたいかメニューから選びます。DVDに書き込む場合は「Write files/folders to Disc」をクリックして始めます。「Source」の部分に、先ほど作成した動画ファイルをドラッグアンドドロップしてください。DVDのディスクを挿入して、準備ができたら開始します。
DVD Flick v2対応フォーマット
DVD Flick v2で自分の動画を作成してDVD向けのデータにエンコードし、DVDのディスクに書き込む方法について説明してきました。ここからは、DVD Flick v2に対応しているフォーマットを紹介します。チェックして、あらかじめ対応している動画ファイルを用意しましょう。未対応フォーマットではDVDを適切に作成できませんので注意してください。
DVD Flick v2に対応しているファイルフォーマットは多数ありますので、代表的なフォーマットを紹介しておきます。まず対応しているのがMP4の動画ファイルです。多くの動画で用いられている形式です。次に3gpやFLV、そしてmovなどのQuick Time系フォーマット、Windowsでお馴染みのwmvにも対応しています。
DVD Flick v2ユーザーレビュー
DVD Flick v2の説明をしてきましたが、基本的には外国語ベースのソフトウェアになりますので、日本語化パッチがあっても不安だという方も少なくありません。客観的にどのような評価がされているのかということについてこちらでは開設します。良い評価としては、対応するフォーマットが多く、簡単な操作で書き込めるという声があります。
また、DVD Flick v2のデメリット的な声も見受けられています。それがエラーや更新の無さです。DVDのデータを扱う中で、突然データが消えたという意見や、長いこと更新されていないソフトなので動作の安定性が心配だという意見があります。フリーソフトということを念頭に置いてDVD Flick v2を使っていくようにしてください。
DVD Flick v2を使ってみよう
今回はDVDに自分で作成した動画データを書き込むのに便利なDVD Flick v2というソフトについて説明を進めてきました。手軽にオリジナリティの高いDVDを作成するのであればこのソフトを使うことをおすすめします。機能も簡単に使えるものばかりですので、是非覚えて個性的なDVDを作っていきましょう。