MacのiMovieで作成した動画をDVDに書き出して焼く方法!
MacやiPhone・iPadで利用できる無料動画編集アプリ「iMovie」で作成した動画をDVDに書き出して焼く方法を少尉介します。DVDの利用頻度が少なくなっていますが、iMovieで動画データを焼くことでファイルを大切に保管しておくことができます。
目次
MacのiMovieで作成した動画をDVDに焼く方法
Appleが提供している動画編集アプリ「iMovie」はMacパソコンや、iPhone・iPadで無料で利用できます。動画編集や文字入れ、タイトル付けなどの編集も可能で、非常に便利なアプリです。本記事では、MacやiPhone・iPadで作成・編集した動画ファイルをDVDに焼く方法・書き出す方法を紹介していきます。
初心者でもできる
iMovieで作成・編集した動画をDVDに書き出すのが難しそうと考えている人もいるでしょうが、必要なツールを揃えておけば、初心者の方でも簡単にDVDに書き出すことが可能です。
iMovieを使用したDVD書き出しに必要なもの
iMovieで編集・作成した動画ファイルをDVDに書き出すために、必要なツールを確認しておきましょう。DVDに書き出す際に必要なツールは下記の通りです。
- DVD書き出し可能なDVDドライバー
- 空のDVD
- 動画ファイル
- DVD書き出しようのソフトウェア
上記それぞれの必要なツールを、それぞれ個別に紹介していきます。
DVDドライバー
最新のMacパソコンには「DVDドライバー」が搭載されていないものが多く、外付けのDVDドライバーが必要になります。AmazonなどのECサイトでは2,000円前後で販売されているので、MacパソコンにDVDドライバーが搭載されいない場合は、事前に準備しておきましょう。
また外付けDVDドライバーの中には、「読み取り専用」のDVDドライバーもあります。「読み取り専用」のDVDドライバーは書き込みができないので注意してください。商品説明欄を確認して「書き込み」に対応しているDVDドライバーを購入しましょう。
空のDVD
続いて動画ファイルの書き出しに必要なのが「空のDVD」です。「DVD RW」と呼ばれる、何度も動画ファイルを書き込めるタイプのDVDが、ECサイトで多数販売されています。20枚入りのもので、1,000円前後の価格となっています。
動画
DVDに書き出す動画ファイルが必要です。iPhone・iPadなどのスマートフォンで撮影した動画ファイルも、iMovieで編集することが可能です。iMovieを使った動画編集方法は次の章で紹介します。
書き込みソフト
以前はiMovie以外に「iDVD」と呼ばれるDVD書き出し専用のアプリがMacに初期インストールされていましたが、現在のmac OSでは利用できません。「iMovie」単体では、DVDへの動画ファイル書き出しができないので、別途DVD書き出し専用のソフトウェアをインストールする必要があります。
本記事後半の章では、無料で利用できるDVD書き出しソフトウェアを紹介しているので、そちらの章を参考にDVDに動画ファイルを書き出してください。
DVDに焼く前にiMovieで動画編集
DVDに動画データファイルを書き出す前に、動画編集が必要な場合は、iMovieで動画を編集しましょう。本章では、iMovieでできる動画編集機能を紹介していきます。
変換前にできる編集
変換前にできるiMovieの編集項目は下記の通りです。
- カット編集
- BGM音楽の挿入
- 画像エフェクト
- テキストテロップ
- フェードアウト
カット編集
DVDに動画ファイルを書き出す前に、不要な動画部分をカットすることで、きれいで無駄のない動画に仕上げることが可能です。編集方法は下記のAppleサポートページにて紹介されているので参考にしてください。
BGM音楽の挿入
iMovieを使えば、動画ファイルの音声を調整し、音楽データファイルを挿入して、動画自体に音楽を挿入できます。動画の雰囲気にあった音楽を挿入して、思い出の動画に色を付けましょう。
画像エフェクト
iMovieにはさまざまな画像エフェクト効果が初期搭載されています。うまく活用して、動画を編集してみましょう。
テキストテロップ
iMovieを使えば、字幕やテロップを動画に挿入することができます。タイトル付けも可能で、よりハイクオリティーな動画作成が可能となるので、下記のリンクから文字入れ・字幕・テロップ・タイトル付け方法を確認しておきましょう。
フェードアウト
複数の動画ファイルをつなげて1つの動画にする場合、動画ファイル間のつなぎが重要です。フェードイン・フェードアウト機能を利用すると、よりハイクオリティーな動画が作成できるので、試してみてください。
iMovieからDVDを焼くために動画をエクスポートする方法
iMovieで動画の編集が完了したら、完成した動画ファイルをエクスポートして書き込みの準備を進めます。エキスポートとは、完成した動画ファイルをパソコンに保存しておくという意味です。本章では、「Macで書き出す(エクスポート)する方法」「iMovieで書き出す(エクスポート)する方法」に分けて紹介します。
Macで書き出しする方法
iMovieのプロジェクト画面から「ファイル」>「共有」>「ファイル」を選択して、保存先のフォルダを選択してください。
iPhoneで書き出しする方法
iPhone・iPadのiMovieで編集した動画ファイルは、一度パソコンに保存し、パソコンからDVDに書き出す必要があります。「プロジェクト」を選択して、画面下部の「共有」アイコンから、パソコンに動画データファイルを転送してください。
iMovieからDVDに書き込みフリーソフトBurn
iMovieで編集した動画データファイルをMacパソコンに保存したら、DVD書き込みソフト「Burn」をMacパソコンにインストールします。「Burn」は無料で利用できるDVD書き込みソフトで、安心して利用できるソフトウェアです。
Burnの導入
DVD書き込みソフト「Burn」は上記のリンク先にアクセスして、緑色の「ダウンロード」をクリックしてください。インストーラーがダウンロードされるので、インストーラーを起動し表示される指示に従って「Burn」をMacパソコンにインストールしてください。
Burnの操作手順
Burnのインストールが完了したら、外付けDVDドライバーをパソコンに接続してください。「Burn」を起動すると上の画面が表示され、上部に「DVD」ディスクの名前が表示され自動で読み込みされます。フォルダ上にiMovieから書き出したファイルをドラッグ&ドロップして、「Burn」に動画ファイルデータを読み込ませます。
動画データファイルの読み込みが完了したら、書き込み死体動画ファイルを選択し、画面右下の「Burn」をクリックすれば、DVDの書き出しを開始してください。動画ファイルのデータ容量や、DVD RWの規格により、データ転送時間は異なります。
iMovieからDVDに動画を焼くのは難しくない
本記事では、Mac・iPhone・iPadで無料利用できるiMovieを使って、動画編集する方法、「Burn」を使ってiMovieで編集した動画ファイルをDVDに書き出す方法を紹介しました。iMovieを使った動画編集・DVD書き出しと聞くと難しいように見えますが、初心者の方でも簡単にDVDに動画ファイルを書き出しすることは可能です。
本記事を参考に、iMovieで動画を編集し、大切な思い出の動画データをDVDに書き出してみてください。