2019年05月19日更新
iPhoneの動画やビデオをMac・Windowsに保存してDVDに焼く方法を解説!
iPhoneに保存されている動画をMacやWindowsのPCに保存してDVDに焼く方法をご紹介します。iPhoneに保存されている動画というのはDVDで再生する際の動画とは異なります。そのため注意しなければいけないポイントがあるので、その点もご紹介します。
目次
- 1iPhoneの動画をDVDへ焼くためのステップ
- ・動画やビデオをPCに保存する
- ・ファイル形式を変換する
- ・DVDに動画を書き込む
- 2iPhoneの動画をPCに保存する方法
- ・iTunesを使う
- ・DearMob iPhoneマネージャーを使う
- 3iPhoneの動画をWindowsでDVDに焼く方法
- ・ Freemake Video Converterを利用する
- 4iPhoneの動画をMacでDVDに焼く方法
- ・DVD Memoryを利用する
- 5iPhoneの動画をDVDをMac・Windowsに保存してDVDに焼く方法
- ・AllFilesを利用する
- ・AllFilesの使い方
- 6iPhoneの動画をDVDに焼いてみよう
iPhoneの動画をDVDへ焼くためのステップ
iPhoneに動画をずっと保存しておくとデメリットがあります。iPhoneの画面は小さくPCのように家族など大人数での共有が難しいです。
また、iPhoneには保存できるデータ容量があり、元来大量の動画を保存するために作られていません。そのため、iPhoneに保存されている動画はDVDなどの保存媒体へ移していく必要が生じます。今回はiPhoneに保存されている動画やビデオをDVDに焼く方法をご紹介します。
iPhoneにある動画やビデオをDVDに焼くための手順は3つのステップに分けられます。まず、iPhoneにある動画やビデオをPCへ転送、次に動画やビデオをDVD形式へと変換、最後に動画やビデオをDVDに焼くという手順になります。
iPhone上にある動画やビデオはDVDに合うように拡張子が設定されているわけではないため焼く前にDVD形式に変換する必要があり、この手順を飛ばすとDVDに焼いても動画やビデオを見ることはできません。
動画やビデオをPCに保存する
iPhone上にある動画やビデオをPC上に保存するためにはiTunesに保存するのが一般的です。
DVDに焼くための情報をiTunesに保存しておけばPCが違っても操作ができ、管理する際に重宝します。iTunesを使うにはWindowsでもMacでも関係はありません。ただし、動画やビデオをPC上に保存するというのは大きな保存領域を占めることになるので十分な空き容量があるのかを確認してから実行する様にしましょう。
実際にiTunesへiPhoneに入っている動画やビデオを保存するにはiPhoneとPCを接続してiTunesを立ち上げることから始まります。そこから希望の動画やビデオを選びインポートしていくという作業に移ります。この手順を経てiTunesへiPhoneの動画を転送、共有することができます。
ファイル形式を変換する
iPhoneにある動画をDVDへ焼くためにはPC上に保存された動画データをDVD形式に変換することになります。このDVD形式への変換という面でiTunesは難しくされており、拡張子の設定などややこしい内容が多くなっています。
ここでiPhoneの動画データをDVDへ焼くことを諦めてしまう人も多く、DVD形式への変換方法を知らずにDVDに焼いてしまい大失敗してしまったという方も多いです。
そのためiPhoneの動画データをDVDに焼くための3つのステップの中でこのステップがとりわけ重要になってきます。DVD形式に動画データを変換するのはPCが必要になりますが、ここでもWindowsかMacかは問いません。ただし、WindowsとMacではDVD形式に変換するための手順が異なるので注意してください。
DVDに動画を書き込む
最後のステップではDVDに動画データを書き込むということになりますが、DVD形式になっていればこの方法は非常に単純になものとなります。つまりiPhoneの動画データをキチンと下準備しておけばDVDへ動画データを書き込む方法は簡単ということになります。しかし、書き込む際にも手順があり簡単な方法ですが難しいと感じてしまう方もいます。
これは方法自体が難しいわけでも、iTunesでの表示が難しいからというわけではありません。iPhoneの動画データをDVDへ移行する方法の内、専門用語が多く作業になれていないためです。つまり、必要な専門用語とiPhoneの動画データをDVDへ移行するまでの流れを理解すれば方法としては簡単になるのでご安心ください。
専用ソフトを使うことで簡単にできる
iPhoneの動画データをDVDへと移行するだけであれば、多くの専用ソフトもあります。方法や手順としてはかなり簡潔になっており初心者の方はiTunesよりも専用ソフトを使った方が良いかもしれません。そのため今回はiTunesと専用ソフト「DearMob iPhoneマネージャー」などを使って方法をご紹介していきます。
「DearMob iPhoneマネージャー」は専用ソフトの中でも特に使いやすく、かつ無料のソフトですので試しながらDVDへiPhoneの動画を移行してみてください。「DearMob iPhoneマネージャー」にもWindows版とMac版があるのでどちらのPCでも対応できるようになっています。
iPhoneの動画をPCに保存する方法
まずはiPhoneの動画データをPCに保存する方法、つまり第1のステップでの手順説明です。先ほどWindowsでもMacでも可能とはご紹介しておりますが用語や手順が若干異なるため別々にご紹介します。また、「DearMob iPhoneマネージャー」についても操作説明をしていきますので参考にしてみてください。
iTunesを使う
iTunes経由でiPhoneの動画データをDVDに変換するために行う作業ですが、当然、お使いになるPCにiTunesがインストールされていることが条件になります。
特に、iTunesのバージョンが古いと誤作動の原因となるので最新バージョンにアップデートしておきましょう。また、iTunesではiPhoneのみならずiPadやiPod touchの動画データを読み込むことができるので一緒にDVDに焼くこともできます。
Windowsの場合
WindowsのPCにiPhoneの動画データを転送するためには「Windows フォト App」を使います。これはiTunesの1つの機能であり、iTunesを通常通りに使っていれば問題ありません。iPhoneとPCを接続し「このコンピュータを信頼しますか?」というメッセージが表示されるので「信頼」または「許可」をタップしてください。
ただし、iPhoneの動画データをWindowsのPCに読み込むと一部の動画データの表示がおかしくなることがあります。この場合でもiTunesを通して直すことができます。同期がしっかりできており、同期完了の状態になればiPhoneの動画データをPCに読み込ませることが完了しているはずです。
Macの場合
MacのPCにiPhoneの動画データを保存す場合にもiPhoneとMacをUSBケーブルで接続してiTunes経由でデータを同期しましょう。
同期完了後に読み込むべきデータを選択することもできます。読み込んだiPhoneの動画データはいつでもiTunes上で確認することができます。iPhone上にも動画データは残っていますが削除してもiTunesを使って復元することができます。これでiPhoneの動画データをPCに保存する方法は以上です。
DearMob iPhoneマネージャーを使う
「DearMob iPhoneマネージャー」の使い方に入ります。この使い方に関してもWindowsとMacで多少の違いがあるため別々にご紹介します。しかし、いづれも簡単な方法でiPhoneの動画データをPCに保存することができます。iPhoneの動画データ自体が大きなデータ容量となっているためPCに空き容量が確保できているかは逐次確認しておきましょう。
Windowsの場合
最初に「DearMob iPhoneマネージャー」をダウンロードして、インストールを開始してください。「DearMob iPhoneマネージャー」を立ち上げたら、PCとiPhoneを接続しiPhone上で「信頼」をタップしてください。
PCでは「DearMob iPhoneマネージャー」のホーム画面が表示されるので”ビデオ”をクリックし、管理機能を開きましょう。iPhone上にある動画一覧があるので希望の動画を選択したら”エクスポート”をクリックして完了です。
Macの場合
Macの場合でもWindowsの時と同様に作業を進めていきますが、iTunesも一緒に開いてしまうことがあります。このときにはiTunesだけ閉じても作業は進められます。
iPhoneで”信頼”をタップしてからの作業はすべて同じであり、ソフトをインストールするときにはMac版をインストールしないとキチンと動作してくれないので選択で間違えないように注意してください。
iPhoneの動画をWindowsでDVDに焼く方法
PCにある動画をDVDに焼く場合は専用のソフトを使うとよいでしょう。今回は「Freemake Video Converter」という専用ソフトを使って、どのように動画データをDVDに焼くかをご紹介します。
「Freemake Video Converter」は無料のDVD作成ソフトウェアであり、動画はもちろん画像データをDVDに焼くことも可能です。つまり、iTunesなどPC上に保存しているデータを悉くDVDに焼くことができます。
Freemake Video Converterを利用する
「Freemake Video Converter」をネットからダウンロードし、インストールしてください。「Freemake Video Converter」を起動し、ユーザーアカウント制御は”はい”を選び言語選択へと続きます。
言語選択をした後には詳細設定画面に移りますが”使用状況データと障害レポート送信”からはチェックを外し”次へ”を選択してください。コンポーネント画面では”カスタムインストール”を選択、インストール先は特に気にせず”次へ”をクリックしましょう。
これでインストールが始まり、インストール終了後に”完了”を押すとソフトが起動します。画面上部にある”+ビデオ”をクリックし動画の保存先とDVDに焼きたい動画の選択をします。”Ctrlキー”を押しながら選択すれば複数の動画を追加することができます。
DVDをPCに入れて画面下部にある”DVD”を選択すると”DVDタイトル”などを変更することができます。この中でもデータ形式を”NTSC 720×480 29.97 fps”に換えないとDVDに焼くことができません。最後に”書き込み”をクリックすれば完了です。
iPhoneの動画をMacでDVDに焼く方法
iPhoneの動画をMacでDVDに焼く場合には「DVD Memory」という専用ソフトを使うことをおすすめします。公式サイトから「DVD Memory」をダウンロード、インストールしてください。このソフトウェアは無料で試せますが、気に入ったら有料版の購入もできます。
DVD Memoryを利用する
動画をDVDに焼く際には通常のDVD、ブルーレイディスクを選択することができます。またDVDに動画を読み込ませる際の設定を特にすることなく”ワンクリックでDVDを作成”することもできます。DVDに焼きたい動画を選択して”開く”をクリックしてください。動画を読み込んでいる間に”タイトルの追加”を押すことで動画の追加ができます。
読み込んだ動画データは編集することが可能であり、動画の右下のアイコンを押すことで編集画面に移ります。
エフェクトや字幕の追加などができます。編集後に”完了”をクリックするとプレビュー画面に移行します。そこでDVDに焼くデータとして問題が無ければ”OK”をクリックしましょう。画面上部の”作成”をクリックし”作成”をクリックすることで動画データをDVDに書き込み始めます。
試用版の場合は有料版の購入画面が入りますが、”試用を継続”をクリックし、動画をDVDに書き込み終わったら”完了”をクリックして終了です。動画データの編集ができる上にDVDのプレビュー機能があるためDVDに焼いた後、動画にがっかりすることも少ないです。
iPhoneの動画をDVDをMac・Windowsに保存してDVDに焼く方法
iPhoneの動画データをDVDに焼く方法としてMacとWindowsの両方に相性の良い専用ソフトをご紹介しておきます。それが「AllFiles」です。「AllFiles」では簡単にDVDに動画データを書き込むことができるほかに1GBの動画を約40秒でPCへ転送できるという高機能なソフトウェアです。
AllFilesを利用する
「AllFiles」を利用するためには公式サイトからダウンロードする必要があります。有料版もありますが無料体験できるものがあるので早速ダウンロードして、インストールしましょう。動画データの容量も同じですが、専用ソフトをインストールする際にも容量があります。「AllFiles」の場合は61.8MBの容量が必要なのでご注意ください。
また、アプリケーションやソフトウェアを公式サイト以外からダウンロードするとウィルスが紛れ込む可能性が高いです。そのためファイアウォールやセキュリティの強化をすることはもちろん、公式サイトからダウンロードすることを忘れないでください。
また、インストールするために時間がかかることがありますが、途中で中止しないように電源の確保に努めましょう。
AllFilesの使い方
「AllFiles」を起動させるとiCloudやDropbox、接続されているデバイスからDVDに焼くための動画を選択することができます。選択後、”ビデオ”をクリックするとDVDに焼きたい動画を選べる画面に移ります。動画を選んだあとに”PCへ転送”(ダウンロードのマーク)をクリックすることで動画の保存が完了します。
保存された動画をDVDに焼くためには”作成”をクリックします。すると設定画面に移りますので拡張子をDVDに合わせるように編集してください。その他の設定については好みによって変更することもできます。
iPhoneの動画をDVDに焼いてみよう
iPhoneの動画をDVDに焼くことは難しいことではありません。しかし、DVDで動画を再生するためには拡張子をしっかりと治しておかなければならないといった注意点が存在します。そう言った注意点に気をつければ問題ありません。思い出をより美しくするためにDVDに動画を保存しておきましょう。