格安SIMから別の格安SIMやキャリアに転入するMNPの手順と注意点を解説!
格安SIMが思ったほど使えなかった、他の格安SIMプランの方が使い方にあっている等の理由があってMNP転入を考えている方に必須な情報です。電話何号そのままで別キャリアへの転入も含めて、お得な失敗しないMNPを紹介していきます。
目次
格安SIMから格安SIMへMNP乗り換えできる?
格安SIMから格安SIMへMNP乗り換えというと、実店舗無しで難しいと考えておられる方は多いでしょう。実際、大手キャリアから格安SIMへのMNPを経験されている方であれば、手続き上において難しいことはありません。
また、これから格安SIMのスマホを検討されていて以降も格安SIMへのMNPを想定されている方であれば、今回お伝えしている情報が役に立つでしょう。格安SIMからキャリアへの転入はもちろん、別の格安SIMへのMNPは可能です。
電話番号ありのスマホは、データープランと違って乗り換えのためNMP手続きが必要になってきます。今回は、格安SIMから格安SIMもしくはキャリアへのMNP転入の手順とその際の注意点を詳しくお伝えしていきます。
格安SIMから格安SIMへのMNP注意点
キャリアから格安SIMへのMNPを使った乗り換えの場合、キャリアにある年間契約の縛りがあることをご存知の方は多いでしょう。決められた期間以外の解約になると、解約手数料がかかり痛い出費になります。キャリアからキャリアへのMNP移行の場合、キャンペーンのキャッシュバックがあります。
格安SIM会社の場合、中にはプラン変更もキャンペーンを受けられない条件としているところがあるので、注意が必要です。こちらでは、MNPで思わぬ失敗を防ぐための注意点をお伝えしていきます。
電話番号有スマホだと縛りがある
格安SIMスマホの場合、電話番号つきプランにはキャリアと同様、年間契約の縛りがある事が殆どです。大手キャリアに比べて、利用期間が1年と短いもののこちらも解約手数料のかからないタイミングでのMNP移行で無駄な出費を抑えられます。
BIGLOBEであれば、契約翌月から12カ月目までを利用期間と定めているので、この期間内でのMNPには解約手数料として8000円(税別)かかります。格安SIM会社によっては、当初契約した電話番号付きSIMプランからの変更や解約(MNPを含む)で、MNP時受けられるはずのキャンペーンが受けられないこともあります。
電話番号付きMNPをおこなった後も、電話番号を利用するスマホの維持が必要かどうかの検討も予めしておくのがおすすめです。
会社によって端末が使えない
電話番号付きスマホが、どのような電波を使っているのかSIMフリーであっても知っておく必要があります。対応バイドともよばれ、各格安SIM会社では提供回線をドコモ・au・ソフトバンクとわかりやすく提示しています。
これらの確認は、MNPで移行をおこなう本人がしなければなりません。MNPによる乗り換え後に、電波が違うため通信ができなかったり切断してしまうなどのトラブルには乗り換え先の会社でも対応できないので、注意が必要です。
データー通信料上限が異なる
スマホは電話番号が使えればよいとお考えの方にとっては、注意を払う必要はありませんが格安SIM会社にはデーター通信料上限が異なるプランも豊富で、つい使いすぎて上限制限を受けてしまう方もいるようです。
格安SIM会社に比べ、キャリアの通信上限は低かったり高いと基本料金が高かったりとデメリットが多くあります。どれぐらい普段使っているかを考えて、プラン若しくは格安SIM会社を決めるようにしましょう。
利用開始タイミングを指定する必要がある
格安SIM会社から届くSIMカードを入れてから即座にスマホが使えるわけではありません。MNPによる移行予約をしてからSIMカードをスマホに差し込み乗り換え手続きをします。タイミングを誤ると、電話ができない時期が発生してしまうので注意が必要です。
転出手数料が割高になることも
MNPの手続きをおこなうだけで、3000円(税抜)がかかる上に、上記でお伝えした解約手数料・キャンペーンのキャッシュバックが受けられないなどMNPによる移行で割高になることもあります。折角月額料金の安い格安SIM会社へ乗りかえしても、手数料等で割高になってしまってはもともこもありません。
乗り換え前のキャリア若しくは格安SIM会社の解約手数料・MNP手数料と、以降先の格安SIM会社で発生する事務手数料が必要になることがあるので注意が必要です。また、プラン変更時に元プランの解約手数料が発生する場合があるので、事前に確認しておきましょう。
SIMカードのサイズ
以降先のSIMカードのサイズの確認も必要です。後ほどお伝えするMNPを使った乗り換えの場合、新しいSIMカードがスマホに入れることのできないサイズだったり、アダプターが必要な事もあります。再発行には手数料が必要となりますので、事前確認がおすすめです。
格安SIMから格安SIMへMNP手順
今利用している格安SIMのプランが使い方にあってない場合、別のプランを提供している格安SIM会社への乗り換えは可能です。音声通話プランでスマホを使いたい方の、移行手順をこちらでお伝えしていきます。
MNP予約
現在使用しているスマホの契約会社に、MNP事前予約をおこないます。ホームページ上若しくは電話で簡単におこなえます。予約番号は、すぐに届かないので先に解約してしまわないように注意しましょう。
ソフトバンク本当腹立つなぁ。
— らむねとひなた@ハリネズミ (@monaca_hari) February 13, 2018
NMPの予約番号店舗取得できないってなんでだよ🙄
電話しか受け付けてないって言われたけど嘘じゃん🙄このキャリアだけには二度と戻らない自信がある😇😇😇 pic.twitter.com/aQDG86iokE
格安SIM契約
新たな格安SIM会社と契約します。スマホ本体をセットで契約するのも可能ですが、SIMカードが対応回線であれば、端末本体無しの契約も可能です。契約前には、必ず受けられるキャンペーンや縛り期間、回線(対応バイド)は必ず確認しておきましょう。上記の注意点でもお伝えしていますが、万が一の損失を防ぐために必要です。
開通手続き
届いた端末か以前まで利用していた端末に、新しいSIMカードを差し込みます。新しい格安SIM会社との契約スマホとして使えるようになります。この時点で、以前まで契約していた格安SIM会社との間に解約が成立します。以前利用していた格安SIM会社への解約手続きは必要ありません。ただし、縛り期間中の解約だと、移行後解約金の請求がされます。
格安SIMをMNPして大手キャリアへ移行するには
格安SIMからキャリアへのMNPは、可能です。自宅のインターネット環境とスマホの契約先を統一することで月額料金が安くなる他、キャリア契約で高速通信が可能になるネット環境が得られます。
先に注意点でもお伝えしていますが、MNPする時期は解約金がかからない時やキャンペーンができる条件を確認の上おこなうのがおすすめです。音声通話が可能なプランの場合、縛り期間を定めている格安SIM会社が多いため予定外の出費が発生することもあります。
MNP予約番号取得
現在使っているスマホの契約会社から、MNP予約番号を取得します。番号が届くまで暫くかかるので待つ日数も考慮してMNPする時期を検討しましょう。MNP手数料の他に、利用期間を定めている格安SIM会社へ解約手数料を払うことになります。
大手キャリアで契約
NMP予約番号が届いてから、大手キャリアで契約をおこないます。店舗での手続きであれば、新しい端末にSIMカードを入れる等すぐに使えるようにしてくれるでしょう。新しい端末が使えるようになると同時に、以前まで使っていた格安SIM会社とは解約が成立します。
上記でお伝えした解約手数料は、キャリア側でおこなっているキャンペーンを使ってキャッシュバックを受けられることもあります。どのような条件でMNP利用のサービスが受けられるか、予め調べてから乗り換えするとお得です。
格安SIMをMNPして他の携帯会社に転入してみよう
格安SIMのスマホを別の格安SIM会社やキャリアへ乗り換えるのは、意外に簡単です。各会社では乗り換えキャンペーンをおこなっています。MNP時にかかる手数料や契約時の事務手数料はかかるものの、解約時にかかる料金が明細書などで確認できれば、キャッシュバックされるなどお得なキャンペーンを展開しているところもあります。
プランが選べなかったり変更時に解約扱いとして手数料を請求されてしまう所があるので、注意が必要ですがこれらのキャンペーンを利用することで、お得な乗り換えが可能です。是非この機会に使っているスマホの乗り換えをおこなってみてください。