BootCampを使ってMacにWindowsを入れる・切り替える方法を解説!

MacではBootCampを駆使することでMacにもWindowsをインストールすることができます。Windows10を入れることでMacのOSと併せて2通りの使い方が楽しめます。今回はMacのBootCampを使ったWindows導入方法を紹介します。

BootCampを使ってMacにWindowsを入れる・切り替える方法を解説!のイメージ

目次

  1. 1BootCampをMacで使ってみよう!
  2. MacにWindows10を入れることができる
  3. 2BootCampとは
  4. MacにWindows10を入れるために必要なこと
  5. 3BootCampでMacにWindows10を入れよう!
  6. Macのモデルによって手順が異なる
  7. BootCampでMacにWindows10を導入する手順
  8. 4MacからWindows10に切り替える方法
  9. BootCampでWindowsに切り替える
  10. システムの環境設定から切り替えることはできないのか?
  11. 5BootCampを使えばMacとWindows10の両刀使いになる!

BootCampをMacで使ってみよう!

この記事では、主にBootCampという機能を利用していきます。なんとなく知っている方はMacに搭載されているBootCampを実際に使ってみましょう。普段使っているMacのOSのみで不自由のない作業ができているユーザーは、ほとんど使用することがありません。BootCampを全く知らないという方は、後程BootCampの役割について説明します。

MacでWindowsを起動する画像

MacにWindows10を入れることができる

Macに搭載されているBootCampという機能は、MacのOSを切り替えることができます。つまりWindows10のOSをMacのパソコンにインストールすることで、OSを切り替えて使うことができるという役割を果たしてくれます。OSを使い分けることでソフトなど互換性に制約がある場合でも自由度が上がりますので便利です。

Windowsのロゴ

BootCampとは

Macのパソコンを使用している方は、お使いのMac端末にBootCampがあることをチェックしてください。BootCampを初めて知ったという方は、どのような機能が備わっている物なのか疑問に思います。今回の記事ではBootCampを使ってMacのパソコンをより便利にしていく方法を解説していきますが、早速BootCampの役割の説明から入りましょう。

BootCampは、MacにWindows10などのOSをインストールして使う場合に必要になるツールです。基本的にはMacのパソコンに搭載されている公式のツールになります。Windows10のインストールをするとは言っても、以前のOSが完全に書き換えられるわけではありませんので、設定の際にも安心して使うことができます。非常に便利なツールです。

BootCamp画面

MacにWindows10を入れるために必要なこと

BootCampを使うことで、Windows10のOSをインストールして切り替えることができますが、BootCampを操作するのみではOSのインストールはできません。ここでは、MacにWindows10を入れるために必要なことを解説しておきます。まず必要なことは、Windows10のOSを確保することです。無料でOSを入れることはできません。

Windows10のOSは、Microsoftの公式ダウンロードページにアクセスすることでダウンロードが可能です。詳しいダウンロード方法とBootCampでの導入方法は、次で紹介します。「BootCampでMacにWindows10を入れよう!」の見出しをご覧ください。Windows10のOSが用意できた方は、次に十分な容量のあるメモリを用意してください。

DVDのイメージ画像

また、Windows10のOSを入れるMacのパソコン側でもデータを整理しておくことをお勧めします。メモリがギリギリな状態で手順をすすめることで、動作の不具合が発生するリスクが生じます。そしてMacBookなどバッテリーを搭載したパソコンの場合は、充電をした上で使用することをお勧めします。ACアダプターにも接続しておきましょう。

BootCampでMacにWindows10を入れよう!

それではいよいよBootCampでMacにWindows10のOSを入れる作業を行っていきましょう。BootCampの作業を進める前に、Macの端末は、メモリの空きを含めOSのインストールをしても大丈夫な環境にしておいてください。その後でMacにあるBootCampを使います。

macbookの画像

Macのモデルによって手順が異なる

まずBootCampにWindows10をインストールする際に気を付けてほしい点が1つあります。それは、Macの端末のモデルによって手順が少し異なるということです。「MacにWindows10を入れるために必要なこと」の見出しで説明したメモリは、端末によっては要りません。2012年以降のMacBook AirやMacBook Proをお使いの方は不要です。

公式サイトでは、16ギガバイト以上のUSBメモリを推奨していましたが、すべてのMac端末で必要になるというわけではありません。端末のモデルがわからず、メモリを用意する余裕のある方は、それを用意した上で試しましょう。手順が異なるとはいってもメモリを使うか使わないか程度ですので、大きく方法が変化しませんのでご安心ください。

USBメモリ

BootCampでMacにWindows10を導入する手順

BootCampでMacにWindows10を導入するためには、Windows10のOSのISOデータをダウンロードする必要があります。Windows10のOSは購入することで使うことができます。Microsoftの公式サイトにアクセスして購入してください。Windows10のOSは、様々なパッケージが存在していますのでそれによって販売価格にもバリエーションがあります。

Windowsのロゴ

Windows10は、パッケージで購入するタイプとオンライン上のコードを購入するタイプの2種類が存在しています。ここでお勧めするのが「オンライン版」の購入です。オンラインで版を購入するとダウンロードの専用コードが直ぐに送付されます。このコードを使ってISOがダウンロードできるという仕組みになっています。効率の良い購入方法です。

Windows 10 のダウンロード
Windows購入画面

パッケージ版を購入してしまうと、安い反面実際に物理的なDVDなどが送付されるまで待つ必要があります。実際に送付されたパッケージの中からDVDをMacに挿入してから、インストールしなければなりません。堅実な方法ではありますが、場合によっては数日間はダウンロード作業をすることができません。急いでいる場合にはオンライン版にしましょう。

Windows10のOS購入が完了しましたら、ISOファイル形式で保存します。配布サイトから「ツールを今すぐダウンロード」をクリックして、MediaCreationToolをダウンロードします。ダウンロードか終わると自動的に画面が切り替わります。「他のPC用にインストールメディアを作る」をクリックして次に進めてください。

MediaCreationTool

次の画面では、使用する言語やバージョンを選ぶことができます。選択が終わりましたら「次へ」で進めます。次に表示された画面上の「ISOファイル」にチェックを入れてください。チェックが完了しましたら保存先を自由に決めて保存します。これでダウンロード作業が開始されますので、MacにISOがダウンロードされるまで待機しましょう。

MacPC操作の画像

ISOがMacの端末内に保存されましたら、これでWindows10のダウンロードは完了です。いよいよBootCampを使用してWindows10を導入しましょう。Macの「ユーティリティ」を開き、この中から「BootCampアシスタント」を起動させてください。BootCampを起動後に、確認事項などの画面が表示されますので、読んだうえで先に進めてください。

BootCamp画面

するとBootCampで「Windowsをインストール」という画面になりますので、こちらのパス欄に先ほど保存したISOファイルを探し出し、入力してください。ここではMacのOSとWindowsのOSの比率を設定できます。こちらは使用状況に合わせて考慮した上で設定してみてください。最後に「インストール」をクリックすることでBootCampが動作します。

インストールソフトのイメージ

MacからWindows10に切り替える方法

BootCampでWindows10を導入できましたら、実際にMacのOSからWindows10に切り替えましょう。ここでは、BootCampを使ったOSを必要に応じて切り替える方法を紹介します。

BootCampでWindowsに切り替える

BootCampを使ってOSを自由に切り替える方法は簡単です。まずはMacのシャットダウンをします。完全に電源がオフになっている状態から、Macの「option」のキーを押したまま電源を押すようにして起動をしてください。すると起動するOSは、Mac OSか、Windowsかを選択できるような画面になります。ここでWindowsを選択するだけです。

Mac Optionキー

システムの環境設定から切り替えることはできないのか?

Macのシステム設定から、標準起動のOSを選択することができます。しかし、再起動が必要となるなど比較的に手間がかかってしまうので、システム設定ではなくMacをシャットダウンした状態から「option」キーを使ったBootCampでの切り替えを強くお勧めします。

BootCampのイメージ画像

BootCampを使えばMacとWindows10の両刀使いになる!

テーブル上のMacbook

MacのBootCampを使うことで、Mac OSとWindowsの両方を好きな時に操作することが可能になります。ソフトの互換性によって別々の端末で作業をする方は、BootCampによってさらに利便性が向上し、効率が上がる場合もあります。BootCampを駆使したOSの両刀使いでよりMacのパソコンをレベルアップさせてみましょう。

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この記事のライター
Nij
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