【Mac】起動時の自動的に立ち上がるスタートアップアプリの設定/削除方法を解説!
Windowsでは、「スタートアップ」に登録したアプリを起動時に自動的に立ち上げられます。実はMacの起動時にも指定したアプリを立ち上げることが可能です。本記事では、Macの起動時にアプリを自動で立ち上げる方法と、その解除方法を説明します。
目次
Mac起動時にアプリを立ち上げよう!
Macでよく使うアプリがあるのでしたら、Macの起動時やログイン時に勝手にそれらが立ち上がってくれるとずいぶん便利です。特に、コピペやマウスの使用を便利にしてくれるツール類は必ず使うものですから、スタートアップアプリに登録しておくのがおすすめです。
スタートアップアプリとは?
このように、Macの起動時に自動的に立ち上がるアプリをスタートアップアプリと呼びます。非常に便利な機能ですが、調子に乗ってなんでも登録すると使いもしないアプリがメモリを占有してMacの動作が重くなります。Macのスタートアップアプリには、必要十分なアプリを厳選してください。
ログイン項目より整理ができる
スタートアップアプリは、Windowsでは「スタートアップ」に登録することで自動的に立ち上がるようにできますが、Macでは「システム環境設定」の中の「ログイン項目」で整理します。これについて、詳しくは次の章で説明します。
Mac起動時に自動でアプリを立ち上げる
Mac起動時にアプリが勝手に立ち上がるようにするには、そのアプリを「ログイン項目」に追加するか、Dockから「ログイン時に開く」ように設定する必要があります。
スタートアップアプリを追加する
アプリをMacのスタートアップアプリにするために、「ログイン項目」に追加するには、まずアップルメニューかDockから「システム環境設定」を立ち上げ、「ユーザとグループ」を選択します。
そして「ログイン項目」タブを選択して、リストの下にある「+」ボタンをクリックします。
するとFinderが開きますので、アプリケーションフォルダから目的のアプリケーション(今回はカレンダー.app)を選択して、右下の「追加」ボタンを選びます。
これで次にMacを起動した、もしくはMacにログインしたときに、自動的にこのアプリが立ち上がるようになります。
Dockから追加する
もしスタートアップアプリに追加したいアプリケーションが、Dock上にアイコンを表示するタイプであれば、もっと簡単にスタートアップへ追加できます。そのためには、まずDockから目的のアプリのアイコンを右クリックします。そして「オプション」を選択し「ログイン時に開く」をチェックします。
これで次にMacを起動した、もしくはMacにログインしたときに、自動的にこのアプリが立ち上がります。
Mac起動時に勝手に立ち上がるアプリを停止する
ここまではMacの起動時に自動的にアプリを立ち上げる方法をお伝えしましたが、逆に必要を感じないアプリがMacを立ち上げるたびに勝手に起動して困る場合もあります。そんな場合は、以下の方法を利用してください。
スタートアップアプリを削除する
前章の「スタートアップアプリを追加する」とちょうど逆のやり方になります。まず、アップルメニューかDockから「システム環境設定」を立ち上げ、「ユーザとグループ」を選択します。その後「ログイン項目」タブを選び、削除したいアプリを選択して、リストの下にある「−」ボタンをクリックします。
これで削除されたアプリは、Macの起動時には勝手に立ち上がらなくなります。
ログイン項目にアプリがない場合
「ユーザとグループ」の「ログイン項目」にはアプリの名前がないにもかかわらず、Macを立ち上げると勝手にアプリが起動することがあります。これは、前回のMacの終了時に、そのアプリのウインドウを閉じただけでアプリ本体は終了しておらず、しかも再ログイン時にウインドウを再度開くようにしていた場合がほとんどです。
これを避けるには、まずMacの終了時、もしくはMacの再起動時に表示される確認ウインドウで「再ログイン時にウインドウを再度開く」のチェックを外します。
これで、アプリ本体を終了できていなくても、次のMacの起動時、あるいはMacのログイン時にそのアプリが勝手に立ち上がることはなくなります。また、「システム環境設定」→「一般」の「アプリケーションを終了するときにウインドウを閉じる」のチェックを外すのも同じ効果があります。
Macの起動時に立ち上がるアプリを設定しよう!
Macの起動時に、あなたの利用したいアプリが自動的に立ち上がるのは、すこぶる便利です。Macユーザーであれば、本記事を参考に自分の利用したいアプリを選んでログイン項目に追加してください。ただし、追加しすぎるとMacの動作が重くなってしまいますので、くれぐれも追加しすぎに注意してください。