2019年04月27日更新
Bluetoothイヤホンが途切れる・音飛びする原因と対処法!電波干渉でノイズが入るときは?
Bluetoothイヤホンは、ワイヤレスのためスマートに音楽が聴ける反面、音飛びやノイズ、途切れるなどのトラブルがあります。今回はBluetoothイヤホンの音が不安定で途切れる際の原因と、対処法について解説していきます。
目次
- 1Bluetoothイヤホンが途切れる・音飛びする原因
- ・Bluetooth機器・デバイス間に障害物がある
- ・通信距離が遠いことによる不安定
- ・Bluetooth機器のバッテリー不足
- ・Bluetooth機器のバージョンが古い
- ・デバイスの不具合
- 2Bluetoothイヤホンが途切れる・音飛びする対処法
- ・Bluetooth機器のペアリングをやり直す
- ・ノイズキャンセリングを調整
- ・デバイスの再起動
- ・最新機器に買い替える
- ・アプリを終了させる
- 3Bluetoothへの電波干渉が原因で途切れる・ノイズが入る場合
- ・使用環境を確認する
- 4Bluetoothへの電波干渉で途切れる・ノイズが入る対処法
- ・ネットワーク機器のリセット
- ・他の無線機器から離れて使用するかオフにする
- ・Bluetooth機器の距離を近くする
- 5Bluetoothイヤホンが途切れる・音飛びを解決しよう!
Bluetoothイヤホンが途切れる・音飛びする原因
最近では、iPhoneにBluetoothで接続して音楽を聴くことができるAirPodsをはじめ、多くのワイヤレス機器が販売されています。従来のように端末にケーブルを差し込む必要がありませんので、かさばることもなく、スマートに音楽を楽しむことが可能になりました。今回はこのBluetoothイヤホンに関して解説をしていきます。
Bluetoothイヤホンは、ワイヤレスですので従来のようにケーブルが絡まることもなく便利に使用することができますが便利な反面で少しデメリットもあります。デメリットは、音が途切れることやノイズが発生することです。ケーブルのイヤホンとは違い、Bluetoothに何らかの干渉があることで、聴いている音が不安定になってしまうということがあります。
まずは、Bluetoothのイヤホンを使っていて、音が途切れるなど不安定な場合に考えられる原因について説明していきます。原因として考えられるのは5つほどあります。ここからは、その原因について1つずつ項目を解説していきますので、お使いのBluetoothイヤホンで音飛びやノイズが発生している場合は、こちらをチェックしてみてください。
Bluetooth機器・デバイス間に障害物がある
まずBluetoothの音飛びやノイズの原因として考えられるのはBluetooth機器・デバイス間に障害物があるということです。Bluetoothはワイヤレスですので、目に見えない電波を使って通信しています。そのため他の電波と干渉しやすいというデメリットがあります。目に見えませんので、電波がどのように混雑しているか分かりにくいことも原因です。
Bluetooth機器とデバイスとの間に他のBluetooth機器が無い方が安定的な通信が可能になります。もし他のスマホやイヤホン、そしてBluetoothスピーカーなどが置かれていないかを今一度確認した上でBluetoothのペアリングをやり直してください。それでもイヤホンの音が途切れるなど不安定な場合は、Bluetoothに関して別の原因が考えられます。
通信距離が遠いことによる不安定
イヤホンの音が不安定になることの原因として次に考えられるのが、通信距離が遠いということです。Bluetoothは限られた範囲で接続することができます。あまりにも離れすぎてしまうと、他の電波も多くありますので、なかなか繋がらないというトラブルの原因になります。もしイヤホンとデバイスを離して使っている場合は近づけてください。
とはいうものの、デバイスで操作をすることも頻繁にありますのでイヤホンであればそれほど遠く離して使うということはそれほどありません。仮にBluetoothスピーカーを接続させているなどの場合には、遠くに設置しがちになりますので、音飛びやノイズには細心の注意を払う必要があります。用途によってはこの原因も考慮する必要があります。
Bluetooth機器のバッテリー不足
Bluetoothが不安定になり、音飛びやノイズが発生することの原因として次に考えられるのがBluetooth機器のバッテリー不足です。ケーブルを直接iPhoneやスマホなどのデバイスに接続して使うイヤホンであれば問題はありませんが、Bluetoothイヤホンはバッテリーをベースに動いています。そのため正常に機能を使うのであれば充電が必要です。
充電が不十分であると、次第にBluetoothの電波を飛ばすパワーが弱くなっていきます。そのため、デバイスと通信する力も小さくなり、様々な電波干渉や音飛びなどの不安定な状態になりがちです。残量がまだある場合でもできるだけバッテリーは余裕のある状態にしてイヤホンを使うことをおすすめします。定期的な充電を行うようにしましょう。
Bluetooth機器のバージョンが古い
Bluetoothイヤホンで音飛びを繰り返す原因として考えられる次の原因は、Bluetooth機器のバージョンが古いということです。同じBluetoothでもあまりにも古いバージョンのイヤホンを使用している場合には、経年劣化も含めてBluetoothの電波が不安定な状態になりがちです。この場合には、イヤホンを新しいタイプのものにする必要があります。
Bluetoothの機器を含め、様々なデバイスのシステムは使いやすいようにアップグレードされていきます。Bluetoothのシステムがより快適な状態になったとしても、それを受ける機器が古ければ互換性が悪く、反映されません。最新の機器には最新の受信機を許容できるデバイスを用意するということが大切です。余裕がある場合には検討しましょう。
デバイスの不具合
上記で紹介した原因以外で考えられるものは、Bluetoothイヤホンではなくデバイス側のトラブルということもあります。Bluetoothイヤホンは正常に動作していてもデバイスのBluetooth機能に障害があるなどトラブルが発生した場合にもノイズや音飛びが発生し、不安定な状態になります。お使いのiPhoneなどのデバイスを今一度確認してください。
デバイスの不具合と考えられる場合には、まずお使いのBleutoothイヤホンのペアリングを解除して別の機器にBluetooth接続をしてみてください。この時に他のBluetooth機器でも同じようにノイズや音飛びなどを含め、不安定な音になった場合には、デバイスでの問題だと断定できます。この際には端末を修理に出すなどの処置が必要になります。
Bluetoothイヤホンが途切れる・音飛びする対処法
ここまで、Bluetoothのイヤホンで音飛びやノイズがする場合の原因を解説してきました。不安定な状態になる原因としてはBluetooth機器そのもののトラブルという場合と、iPhoneやAndroidなどBluetoothを発信させているデバイスのトラブルの2通り考えられます。どちらが原因かを確かめてからそれぞれの処置を行っていきましょう。
ここからは、Bluetoothの電波干渉なども含め、不安定な状態が続いてしまうという方に向けた対処法を説明していきます。原因を突き止めることができた方は、以下で説明する対処法の中から適切な対処方法を絞り込んでBluetooth接続を改善していきましょう。こちらでは、5つの対処法を解説していきます。それでは1つずつチェックしていきましょう。
Bluetooth機器のペアリングをやり直す
電波干渉が疑われる場合にはBluetooth機器のペアリングをやり直すのが一番簡単な対処法です。再度ペアアリングを行う際には、他に電波を発していることの少ない場所を選んでそちらからペアリングを行うようにしてください。1度ペアリングした後で、もう一度音楽を再生してみましょう。もしノイズが確認されるようであれば、次をお試しください。
ノイズキャンセリングを調整
Bluetoothイヤホンにはノイズキャンセリングや、イコライジングの機能が搭載されているものがあります。これを使用してノイズを最小限に抑えることができる場合があります。ただし、機能が搭載されていないイヤホンではこの対処ができませんので別の対処法をお試しください。イコライジングでは、聞き疲れしないように設定することがおすすめです。
デバイスの再起動
次にできる対処法は、デバイスを再起動してみるということです。これはBluetoothで音楽を発しているデバイス側で不具合を感じる時に行うと効果的です。iPhoneやAndroidの端末で何らかの不具合が発生している場合には、リセットされて正常な状態に戻ることがあります。まずは、難しい対処法を実施する前に1度試してみてください。
最新機器に買い替える
これは余裕がある場合の対処法になりますが、Bluetoothイヤホンを最新の機器に買い替えるということです。経年劣化によりBluetoothの電波が非常に弱い状態では、干渉しやすく、どのような対処法を試しても改善されることはありません。最新のBluetooth機器に買い替えて、干渉の少ない正常なBluetooth接続を行うのも1つの手段です。
アプリを終了させる
最後に初歩的な対処法にはなってしまいますが、音楽を再生させているアプリに問題があると考えられる場合に効果的です。1度アプリを終了させてみてください。余裕があるようでしたら音楽再生アプリのキャッシュなどを削除してから綺麗な状態でもう一度起動してみてください。これでスムーズに音楽が再生される場合もあります。
Bluetoothへの電波干渉が原因で途切れる・ノイズが入る場合
ここまでBluetoothイヤホンでトラブルが発生した時にできる対処法を1つずつ紹介してきました。全部で5つの対処法がありますが、その中でも電波干渉が原因だと考えられる際には対処に困ってしまう場合があります。なぜならば電波を直接目視で確認することが不可能であるためです。ここからは電波干渉が考えられる場合についてさらに説明します。
使用環境を確認する
電波干渉の場合には、なかなか目で確認できませんので、できる範囲のことを行っていきましょう。この際にチェックしておきたいのがBluetoothの使用環境の確認です。これは先ほども簡単に説明しましたが、目に見えないところで電波を発信させてしまっている場合があります。これを機に今一度身の回りの環境を整えておきましょう。
電波を発する機器が近くにないか
電波を発する機器が近くにないかということですが、他にBluetoothにペアリングして使用しているスピーカーなどがありましたら、その電源を一度オフにすることをおすすめします。スピーカーのようなワイヤレス接続ができる機器もそうですが、電子レンジにも注意する必要があります。電子レンジで使う電波がBluetooth接続を妨げることがあります。
他のBluetooth機器が干渉していないか
他のBluetooth機器に接続して使っている方が周りにいる場合にも、注意する必要があります。Bluetoothの電波が交信してしまうため、思うように接続できないという恐れがあります。また、Bluetoothに接続していなくても電源がオンのままになっている機器がありましたらオフにしておくことが大切です。マウスやキーボードも含まれています。
Bluetoothへの電波干渉で途切れる・ノイズが入る対処法
Bluetoothへの電波干渉は意外に起こりやすいトラブルです。電波干渉によってイヤホンが正常に使用できず、途切れることやノイズを発生させてしまっている場合は、環境の整備も大切ですが、それに加えて適切な対処を行うことも重要です。ここからは、電波干渉でうまくイヤホンが使えない場合の対処法をまとめていきます。
対処法として、ご自身で行えることをここでは3つに絞りました。もしお使いのBluetoothイヤホンの電波干渉が解決できないと考えられる場合には、ここで紹介する対処法を試してみてください。対処法とはいっても特別な設定を行うことはありません、基本的には電波干渉の極力少ない場所でBluetooth接続を行うということがポイントになっています。
ネットワーク機器のリセット
電波干渉の対策の1つとしてできるのがネットワーク機器のリセットです。Bluetoothでペアリングした状態であれば、一度ペアリングを削除することをおすすめします。環境が悪い状態のペアリングをリセットして、環境の良いペアリングの設定を保存しておきましょう。ペアリング解除はスマホ端末のBluetooth設定から行うことが可能です。
他の無線機器から離れて使用するかオフにする
他の無線機器から離れて使用するか、その機器をオフにすることが大切と先ほど言いましたが、他の機器で接続していなくても送信を受信するために電波をサーチし続けている状態になっていると電波が交信したり、間違ったものに接続されてしまう恐れがあるからです。一番良いのは、使わなくなったら電源をオフにしておくということです。
Bluetooth機器の距離を近くする
Bluetooth機器とデバイスの距離を近くすることも忘れないようにしましょう。スマホなどをポケットに入れたり、カバンの中にしまっている場合には、近くにいても自分の身体が電波を遮ってしまう場合があります。ペアリングをする際には、一度イヤホンとスマホ端末を近づけた状態で接続して、その後にカバンなどにしまって様子を見るようにしてください。
Bluetoothイヤホンが途切れる・音飛びを解決しよう!
Bluetoothイヤホンは、ケーブル要らずでiPhoneやAndroidのスマホ端末に接続することができます。混雑している電車の中などでもかさばることなく音楽を楽しむことができるのでメリットは多くあります。もし、電波状況の悪化や何らかの原因でBluetoothイヤホンの音が途切れてしまうようであれば、まずはこちらで紹介した対処法を試してみてください。