Windows10でパソコン起動と同時に自動起動するアプリの登録の仕方について説明します。またWindows10のスタートアップアプリを有効化/無効化する方法や、追加したスタートアップアプリの削除方法についても解説します。
スタートアップとは、Windows10搭載のパソコン起動時にアプリを同時に起動する機能のことを指します。Windows10でスタートアップ機能を使用してアプリを自動起動させる方法を説明します。
スタートアップアプリとは、パソコンを起動してサインインをすると自動で起動されるアプリのことです。スタートアップさせるには、事前に「スタートアップ」に登録することで自動起動することができます。
例えば自宅でパソコンを起動してすぐ利用するのがブラウザであればブラウザを、職場などでOutlookなどを利用するならメールアプリを自動起動する設定をすれば、起動後にわざわざアプリを起動しなくてもすぐに利用することができます。
Windows10のスタートアップアプリの変更には、追加、無効、削除があります。
スタートアップアプリは、現在サインインしているユーザーだけにアプリを追加したり、全ユーザーアカウントにアプリを追加したりすることができます。
スタートアップアプリは、タスクマネージャーから無効にしたり、設定アプリ無効にしたりすることができます。
スタートアップアプリは、現在サインインしているユーザーだけのアプリを削除したり、全ユーザーアカウントのアプリを削除したりすることができます。
Windows10でスタートアップアプリを追加登録するときは、現在サインインしているユーザーに対してアプリを追加登録する方法と、全ユーザーアカウントに対して登録されているのアプリを追加登録する方法があります。
スタートアップするアプリを「Google Chrome」を例に説明します。
【事前準備】
Windows10でスタートアップアプリを追加登録するときには、アプリのショートカットが必要となります。追加登録するアプリのショートカットを事前に作成しましょう。
"スタート(Windowsマーク)"をクリックして、スタートメニューを開きます。アプリの一覧からスタートアップアプリとするアプリを右クリックして、表示されたコンテキストメニューから「"その他"-"ファイルの場所を開く"」をクリックします。
スタートメニューのプログラムフォルダーが表示されるので、ショートカットを作成するアプリを右クリックすると表示されるコンテキストメニューから、「"送る"-"デスクトップ(ショートカットを作成)"」をクリックします。
デスクトップにアプリのショートカットが作成されたことを確認します。ショートカットが作成できたら、スタートアップを追加登録します。
現在サインイン(ログイン)中のユーザーに対して、スタートアップアプリを追加登録するときは、次の手順で行います。
「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを表示して"shell:startup"と入力し、"OK"ボタンをクリックします。
「ファイル名を指定して実行」ウィンドウは、以下の2通りの方法で開けます。
ユーザーごとのスタートアップアプリが管理されているフォルダーを開きます。このフォルダーのパスは以下となります。エクスプローラーからパスを辿る場合、「\AppData」以降は隠しフォルダとなっているので表示されていないときは隠しファイルや隠しフォルダーを表示する設定に変更してください。
PCドライブ:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
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