Windows10の電源オプションで高パフォーマンスや究極のパフォーマンスのプランに設定する方法を解説します。電源プランを管理する電源オプションで電源プランの設定を変更することで、Windows10のパフォーマンスをさらに向上できます。
現在のWindowsOSの上位OSはWindows10ですが、自分のメインPCのOSとしてWindows10を使用している人は、今のWindows10の性能に満足していますか?自分が想像していたほどパフォーマンスが向上しないと感じている人は、ぜひ1度試すべき設定があります。それは「電源プラン」の設定です。
電源プランとは、Windows10側で消費電力のバランスを管理し、過度に電源を消費しないようにコントロールする設定です。この電源プランの設定で、「バッテリーを長持ちさせるようなパフォーマンス」「多少電力を消耗してもいいので俊敏にワークをこなすパフォーマンス」など消費電力に合わせてWindows10のパフォーマンスを調整できます。
Windows10の電源オプションの電源プランは、基本的に「省電力」「バランス」「高パフォーマンス」の3段階の設定が用意されています。「バランス」を基本設定として、省エネモード「省電力」、動作向上「高パフォーマンス」の設定を状況に合わせて切り替えます。
外出先や移動中でノートPCの作業を行う場合は、「省電力」に設定しておくと無駄なバッテリーを使うことなく長時間PCを使用できます。その代わりWindows10の動作は鈍くなりまが、バッテリーのパフォーマンスを重視する場合は「省電力」に設定するべきです。
また、社内などの電源環境が確保された場所でPC作業を行う場合は、確実にPCを電源ケーブルに接続した後に、電源オプションの電源プランを「高パフォーマンス」に設定してPCの作業を行うべきでしょう。「高パフォーマンス」に設定することでWindows10の動作のクオリティが上がります。
また、それぞれの電源プランは「プラン設定の変更」を行うことにより、「PCが放置されたときにディスプレイの電源を切るタイミング」「PCが放置されたときにコンピュータをスリープ状態にするタイミング」「プランのディスプレイの照度」を自分のニーズに合わせて設定できます。ノートPCの場合はバッテリ駆動時と電源接続時でそれぞれ設定できます。
加えて、電源プランはさらに詳細な電源設定も可能で、PCが放置された際の「ハードディスク」「Javaスクリプト」「スライドショー」などの電源設定を行えます。
自分のPCの動作が期待したほど速く動かない、また逆にバッテリーが思ったほど長持ちしないという状況であれば、PCのシステム改善やハードの修理を考える前にこの「電源プラン」の設定をまず確認するべきです。「電源プラン」の見直しで、自分のニーズに合ったPCのパフォーマンスに調整できる場合があります。
Windows10の電源プランを管理している電源オプションでは、デフォルトで電源プランを「バランス」に設定してあります。電源オプションが「バランス」に設定されていると、Windows10の動作は消費電力を抑えながら適度なパフォーマンスを維持するように管理されます。
Windows10の電源オプションで、電源プランの設定を「バランス」から「高パフォーマンス」に設定変更することで、消費電力は上がりますがWindows10の動作性能が向上します。
Windows10で電源オプションの設定を変更する方法を解説します。
まず、Windows10の電源オプションを「高パフォーマンス」に設定する手順を説明します。Windows10の電源オプションの設定は「コントロールパネル」から行います。「スタートメニュー」を左クリックして「Windows システムツール」より「コントロールパネル」を選択します。
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