Windows10には、Windowsムービーメーカーが搭載されていません。ですが、Windows10でWindowsムービーメーカーを使う方法はあります。Windows10で動画編集をしたいと考えている方は、記事を一読し、試しに動画編集を行ってみましょう。
Windowsユーザーが愛用してやまないWindowsムービーメーカーは、動画編集をするうえで欠かせない有名な動画編集用アプリです。初心者の登竜門と言われるほど、分かりやすい操作性とシンプルな機能性は、多くのWindowsユーザーの心をつかみました。
Windows7に標準搭載されていたため、ダウンロードする手間がなく、動画編集に対してのハードルがぐっと下がったのも、Windowsムービーメーカーの良さと言えるでしょう。
ところが、Windows 8以降、Windowsムービーメーカーは標準搭載されないようになりました。それどころか、2017年1月にWindowsムービーメーカーのサポートが終了してしまったのです。
動画編集用アプリのWindowsムービーメーカーは、Windowsユーザーにとって非常に馴染み深いアプリです。Windows7の頃から利用できたため、Windowsの利用歴が長いユーザーの中には、Windowsムービーメーカーがないと落ち着かないという方もいます。Windowsムービーメーカーは多くのユーザーにとってなくてはならない存在なのです。
Windowsムービーメーカーの機能は非常にシンプルで、複雑な編集をするには向いていませんが、だからこそ動画編集に慣れていない方や、手軽に編集をしたい方には最適で、老若男女問わず様々なユーザーに愛されてきました。
そんな背景を考えれば、Windowsムービーメーカーのサポートが終了しているという話はあまりに悲しい事実でしょう。
Microsoft社が提供していたソフトの中に、Windows Essentials 2012というソフトがあり、この中にWindowsムービーメーカーが含まれていました。
しかし、2017年1月にMicrosoft社はWindows Essentials 2012のサポートを止めてしまいました。つまり、中に含まれているWindowsムービーメーカーのサポートが終了することになったのです。
長年Windowsムービーメーカーを愛用してきたユーザーや、Windowsムービーメーカーを新しく始めようと思ったユーザーにとって、Windowsムービーメーカーのサポート終了は非常に大きな衝撃です。サポートが終了しても利用したい、Windows10(2019年)でもWindowsムービーメーカーをダウンロードしたい、という方は必ずいるでしょう。
実はネットワーク上には、終了したはずのWindowsムービーメーカーを提供しているサイトが多数存在します。やろうと思えば、Windowsムービーメーカーをダウンロードすることができるのです。
しかし、この行動には危険が伴います。
Windowsムービーメーカーを提供しているそのサイトは、正しい形でWindowsムービーメーカーを提供しているでしょうか。Windowsムービーメーカーという名の、ウィルスソフトである可能性は否定できません。サイトそのものが悪質なものだということも否定できません。
Microsoft社が提供している正規品でないのなら、トラブルが起きたとしてもMicrosoft社のサポートを受けることもできません。(そもそも、Windowsムービーメーカーはサポートが終了しているので、サポートを求めること自体間違っています。)
動画編集をしたいというあなたの気持ちを利用した悪質なサイトは、案外身近な場所にあるものです。もちろん悪徳サイトを経営する人間が一番悪いですが、なんの警戒心もなく悪徳サイトのサービスを利用する人間も、危機管理不足を問われることでしょう。
Windowsムービーメーカーを提供しているサイトが本当に怪しくないか、きちんと自分で確認し、注意することが大切です。
悪徳サイトの話に限らず、Windowsムービーメーカーを使用するということは、危険を抱えるということに他なりません。サービスが終了しているため、プログラムの脆弱性が見つかっても、対処の使用がないところが最も大きなデメリットでしょう。それ以上進化することはないため、弱点を備えたまま使用し続けなければいけません。
動作が不安定になっても、Microsoft社に相談することもできませんし、あらゆるデメリットがのしかかってくるのは目に見えています。
それでも、Windowsムービーメーカーを利用したい、という方はいるかもしれません。便利なことに変わりはありませんし、無料で利用できるところは非常に魅力的です。
実は、今でもWindowsムービーメーカーをダウンロードすることは可能です。サポートが終了しただけで、最新バージョンのWindows10(2019年)でも問題なくダウンロードし、利用することができます。
しかし、説明したようにサポートが終了したWindowsムービーメーカーを利用するには、少なからずデメリットが伴います。Windows10(2019年)でも、Windowsムービーメーカーを利用したいのなら、自己責任で利用する必要があるということを心がけましょう。
結論から言うと、Windows10(2019年)でWindowsムービーメーカーを利用することはできます。サポートは終了しているが、ひっそりダウンロードするなら問題ない、という状態です。
Windows10(2019年)でもWindowsムービーメーカーを利用したい、という強い気持ちがる方は、あくまで自己責任のうえで、Windowsムービーメーカーをダウンロード・インストールし、動画編集に役立てましょう。
まずは、日本語版Windowsムービーメーカーをダウンロードしてみましょう。日本語版なら初めから言語が日本語で統一されているため、ダウンロード・インストールがしやすいですし、後ほど日本語に設定する必要もありません。
Windows10(2019年)で、Windowsムービーメーカーダウンロード(日本語版・日本語化不要)画面を開きましょう。言語が日本語になっていることを確認し、「ダウンロード開始」ボタンをクリックしてください。
ダウンロードが終われば次はインストールの作業です。ダウンロードしたWindows Essentials 2012のファイルを開き、「インストールするプログラムの選択」画面内にある、「インストールする製品の選択」をクリックします。
「インストールするプログラムの選択」画面に移るので、「フォトギャラリーとムービーメーカー」を選択し、「インストール」をクリックしましょう。
インストールに少し時間がかかりますが、これでWindows10(2019年)でも、Windowsムービーメーカーを利用することができます。
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