2019年04月29日更新
Windows10ムービーメーカーをダウンロード!日本語版のインストール方法は?
Windows10には、Windowsムービーメーカーが搭載されていません。ですが、Windows10でWindowsムービーメーカーを使う方法はあります。Windows10で動画編集をしたいと考えている方は、記事を一読し、試しに動画編集を行ってみましょう。
目次
- 1Windows10でムービーメーカーを使うには?
- ・動画編集アプリ「ムービーメーカー」とは
- ・Microsoftのサポートは終了している
- ・悪徳サイトに要注意
- ・ムービーメーカーの継続使用は自己責任で
- 2【2019年】日本語版ムービーメーカーをダウンロード・インストールする
- 3【2019年】US版ムービーメーカーをダウンロード・日本語化する
- 4Windows10でムービーメーカーの代用になる動画編集アプリは?
- ・Windows10標準搭載の「フォトアプリ」
- ・Windows10のフォトアプリ基本操作
- 5Windows10でおすすめの動画編集アプリは?
- ・Filmora
- ・GOM
- ・PowerDirector
- 6Windows10で動画編集してみよう
Windows10でムービーメーカーを使うには?
Windowsユーザーが愛用してやまないWindowsムービーメーカーは、動画編集をするうえで欠かせない有名な動画編集用アプリです。初心者の登竜門と言われるほど、分かりやすい操作性とシンプルな機能性は、多くのWindowsユーザーの心をつかみました。
Windows7に標準搭載されていたため、ダウンロードする手間がなく、動画編集に対してのハードルがぐっと下がったのも、Windowsムービーメーカーの良さと言えるでしょう。
ところが、Windows 8以降、Windowsムービーメーカーは標準搭載されないようになりました。それどころか、2017年1月にWindowsムービーメーカーのサポートが終了してしまったのです。
動画編集アプリ「ムービーメーカー」とは
動画編集用アプリのWindowsムービーメーカーは、Windowsユーザーにとって非常に馴染み深いアプリです。Windows7の頃から利用できたため、Windowsの利用歴が長いユーザーの中には、Windowsムービーメーカーがないと落ち着かないという方もいます。Windowsムービーメーカーは多くのユーザーにとってなくてはならない存在なのです。
Windowsムービーメーカーの機能は非常にシンプルで、複雑な編集をするには向いていませんが、だからこそ動画編集に慣れていない方や、手軽に編集をしたい方には最適で、老若男女問わず様々なユーザーに愛されてきました。
そんな背景を考えれば、Windowsムービーメーカーのサポートが終了しているという話はあまりに悲しい事実でしょう。
Microsoftのサポートは終了している
Microsoft社が提供していたソフトの中に、Windows Essentials 2012というソフトがあり、この中にWindowsムービーメーカーが含まれていました。
しかし、2017年1月にMicrosoft社はWindows Essentials 2012のサポートを止めてしまいました。つまり、中に含まれているWindowsムービーメーカーのサポートが終了することになったのです。
悪徳サイトに要注意
長年Windowsムービーメーカーを愛用してきたユーザーや、Windowsムービーメーカーを新しく始めようと思ったユーザーにとって、Windowsムービーメーカーのサポート終了は非常に大きな衝撃です。サポートが終了しても利用したい、Windows10(2019年)でもWindowsムービーメーカーをダウンロードしたい、という方は必ずいるでしょう。
実はネットワーク上には、終了したはずのWindowsムービーメーカーを提供しているサイトが多数存在します。やろうと思えば、Windowsムービーメーカーをダウンロードすることができるのです。
しかし、この行動には危険が伴います。
Windowsムービーメーカーを提供しているそのサイトは、正しい形でWindowsムービーメーカーを提供しているでしょうか。Windowsムービーメーカーという名の、ウィルスソフトである可能性は否定できません。サイトそのものが悪質なものだということも否定できません。
Microsoft社が提供している正規品でないのなら、トラブルが起きたとしてもMicrosoft社のサポートを受けることもできません。(そもそも、Windowsムービーメーカーはサポートが終了しているので、サポートを求めること自体間違っています。)
動画編集をしたいというあなたの気持ちを利用した悪質なサイトは、案外身近な場所にあるものです。もちろん悪徳サイトを経営する人間が一番悪いですが、なんの警戒心もなく悪徳サイトのサービスを利用する人間も、危機管理不足を問われることでしょう。
Windowsムービーメーカーを提供しているサイトが本当に怪しくないか、きちんと自分で確認し、注意することが大切です。
ムービーメーカーの継続使用は自己責任で
悪徳サイトの話に限らず、Windowsムービーメーカーを使用するということは、危険を抱えるということに他なりません。サービスが終了しているため、プログラムの脆弱性が見つかっても、対処の使用がないところが最も大きなデメリットでしょう。それ以上進化することはないため、弱点を備えたまま使用し続けなければいけません。
動作が不安定になっても、Microsoft社に相談することもできませんし、あらゆるデメリットがのしかかってくるのは目に見えています。
それでも、Windowsムービーメーカーを利用したい、という方はいるかもしれません。便利なことに変わりはありませんし、無料で利用できるところは非常に魅力的です。
実は、今でもWindowsムービーメーカーをダウンロードすることは可能です。サポートが終了しただけで、最新バージョンのWindows10(2019年)でも問題なくダウンロードし、利用することができます。
しかし、説明したようにサポートが終了したWindowsムービーメーカーを利用するには、少なからずデメリットが伴います。Windows10(2019年)でも、Windowsムービーメーカーを利用したいのなら、自己責任で利用する必要があるということを心がけましょう。
【2019年】日本語版ムービーメーカーをダウンロード・インストールする
結論から言うと、Windows10(2019年)でWindowsムービーメーカーを利用することはできます。サポートは終了しているが、ひっそりダウンロードするなら問題ない、という状態です。
Windows10(2019年)でもWindowsムービーメーカーを利用したい、という強い気持ちがる方は、あくまで自己責任のうえで、Windowsムービーメーカーをダウンロード・インストールし、動画編集に役立てましょう。
まずは、日本語版Windowsムービーメーカーをダウンロードしてみましょう。日本語版なら初めから言語が日本語で統一されているため、ダウンロード・インストールがしやすいですし、後ほど日本語に設定する必要もありません。
Windows10(2019年)で、Windowsムービーメーカーダウンロード(日本語版・日本語化不要)画面を開きましょう。言語が日本語になっていることを確認し、「ダウンロード開始」ボタンをクリックしてください。
ダウンロードが終われば次はインストールの作業です。ダウンロードしたWindows Essentials 2012のファイルを開き、「インストールするプログラムの選択」画面内にある、「インストールする製品の選択」をクリックします。
「インストールするプログラムの選択」画面に移るので、「フォトギャラリーとムービーメーカー」を選択し、「インストール」をクリックしましょう。
インストールに少し時間がかかりますが、これでWindows10(2019年)でも、Windowsムービーメーカーを利用することができます。
【2019年】US版ムービーメーカーをダウンロード・日本語化する
Windows10(2019年)で、日本語版のWindowsムービーメーカーが、ダウンロード・インストールできない場合があるかもしれません。そんな時は、US版Windowsムービーメーカーをダウンロードしてみましょう。
これは、US版Windowsムービーメーカーをダウンロード・インストールし、後から日本語化するという裏技のような方法です。
Windows10(2019年)で、US版Windowsムービーメーカーのサイトを開き、「Softpedia Secure Download(US)」をクリックしましょう。
US版Windowsムービーメーカーのダウンロード後は、インストールを行ってください。US版なので表記が英語ですが、後ほど日本語に設定するため問題ありません。
「Choose the programs you want to install」をクリックしましょう。
「Photo Gallery and Movie Maker」を選択し、「Install」をクリックすれば完了です。
しかし、ここで大きな落とし穴があります。US版Windowsムービーメーカーの、インストールが失敗するケースが多発しているのです。対処法としては、「.NET Frameworkを最新にする」「インターネットを切断する」「一度US版をアンインストールし、再度US版をインストールする」「PCを再起動する」などが挙げられます。
以上を繰り返しても、US版Windowsムービーメーカーがインストールできない場合は、時間を置いて再挑戦するか、日本語版をインストールすることをおすすめします。
US版Windowsムービーメーカーのインストールが完了した後は、言語を日本語に設定しましょう。
Windows10の「コンピュータ」を開き、「ローカルディスク(C:)」から「Program Files (x86)」に移動し、「Windows Live」を選択した後、「Photo Gallery」を開きます。
中には「en」という言語フォルダ(英語)があり、これを「ja」という言語フォルダ(日本語)と変えることで、US版を日本語として利用することができます。
つまり、US版Windowsムービーメーカーを日本語化するには、日本語版Windowsムービーメーカー内にある「ja」フォルダが必要になるのです。日本語フォルダがないという方は、日本語版Windowsムービーメーカーをダウンロードするか、日本語版Windowsムービーメーカーの入ったPCから、日本語フォルダをコピーしてきましょう。
US版Windowsムービーメーカーは、元々日本語化して使うアプリではないため、日本語設定をした際エラーが出たり、動作に不備が出る可能性があります。何らかのトラブルが起きる可能性があることを、頭に入れておきましょう。
Windows10でムービーメーカーの代用になる動画編集アプリは?
Windowsムービーメーカーを無理に使わなくても、Windows10で動画編集できるアプリは存在します。Windows10に標準搭載されたアプリなら、安全性も高いですし、サポートを受けることができます。安全性を考慮するなら、Windows10に搭載されたフォトアプリを利用しましょう。
Windows10標準搭載の「フォトアプリ」
Windows10のフォトアプリは、手軽に写真と動画を保存し編集することができる、画期的なアプリです。Windows10に標準搭載されていて、Windows10を利用している方なら誰でも利用することが可能です。
Windows10のフォトアプリ基本操作
Windows10のフォトアプリには、複雑な操作など一切必要ありません。シンプルなデザイン性と、分かりやすい操作性は、Windowsムービーメーカーの代用として申し分ないでしょう。
Windows10画面の左下にある「スタートボタン」をクリックし、「フォト」を選択すれば、フォトアプリが起動します。画面上部の「作成」から自由に動画を作成し、編集することができるので、まだ使用したことがない方は、これを機に試しに使ってみましょう。
Windows10でおすすめの動画編集アプリは?
Windowsムービーメーカーや、Windows10のフォトアプリ以外の動画編集アプリを利用したい、という方がいるかもしれません。もちろんネットワーク上には色々な動画編集アプリがあり、性能は様々です。
Windows10(2019年)で利用できる動画編集アプリの中でも、特におすすめなアプリをご紹介するので、自分に合ったものがないか確認し、試しに利用してみましょう。
Filmora
Filmoraは、分かりやすい操作性と多彩な編集機能が魅力的な、動画編集用アプリです。無料で利用できるのも嬉しい部分で、製品版を購入するとさらにできることが増えます。
「フィルター」「オーバーレイ」「トランジション」など機能が満載で、動画編集の可能性を大きく広げてくれます。
GOM
GOMは、使いやすさに特化した初心者向けの動画編集アプリです。直感的に操作ができるため、動画編集なんてしたことがないという方でも、ストレスなく利用することができます。
初心者向け、と書きましたが玄人も満足して利用できるほど高機能で、幅広いユーザーがGOMを愛用しています。
PowerDirector
PowerDirectorは、ダイナミックな編集機能に定評のある動画編集アプリです。1フレームごとの繊細で細かい編集が可能で、スポーツ映像など激しい動きのある動画も綺麗に編集することができます。
ユニークな機能も多数あり、動画編集で色々なことを試したい方にはおすすめのアプリです。
Windows10で動画編集してみよう
Windows10(2019年)で動画編集をしたいと思う方は少なくないでしょう。思い出の写真を動画にしたい場合、ユニークな動画を制作して世に出したい場合など、様々な理由があるかもしれません。そんな時、動画編集アプリは大きく役に立ちます。自分に合った動画編集アプリを利用し、Windows10で自分だけの動画を作ってみましょう。