Windowsタスクスケジューラをご存じでしょうか。繰り返し作業を自動化できるのがWindowsタスクスケジューラですが、起動の仕方や使い方、設定したのに動かないという方もいると思います。今回はWindowsタスクスケジューラはどうやって使うのかご紹介します。
WindowsOSには、繰り返しの作業を自動化することができる機能である「タスクスケジューラ」が標準装備されています。アプリのインストールなどは不要です、WindowsOSタスクスケジューラは、Windows95では「システムエージェント」として提供されていました。Windows98から「タスクスケジューラ」に名称が変更されています。
Windowsタスクスケジューラは、事前に設定した時刻と間隔を繰り返して、プログラムやスクリプトを自動で実行してくれて、細かい設定まででき、複数のタスクも作ることができます。複雑な設定では自動化のプログラミングの設定もできます。Windowsタスクスケジューラでの定番の使い方は以下の3つをご紹介します。
タスクスケジューラは設定した時間になると、繰り返し使っているアプリを設定しておくと起動してくれます。定期的に決まった時刻に起動させたい機能を設定することで、効率アップをはかったり、作業を忘れるのを防ぐなど、使い方はいくらでもあります。
例えば、繰り返し作業とは、毎朝ログイン時に電子メールを起動させたり、メールの送信することもできます。さらに、報告書を決まった曜日に立ち上げたり、月末の作業なども起動してくれます。PCでは時刻がずれることがありますので毎日時刻を正しく修正したり、シャットダウンを自動化したり、アラームで予定を知らせてくれたり、目覚まし時計としても設定することができます。設定方法には、毎日や毎週、曜日、毎月、1回限り、ログオン時など、細かく設定できます。
PC作業で定期的で重要な作業に「バックアップ」を取ることが多いですが、忙しくてバックアップを取り忘れたということがあるかもしれません。そういった事態に備えて、タスクスケジューラでバックアップを定期で自動化することでバックアップの取り忘れを防ぐことができます。PCを使用していない時間にも動作するように設定できます。
PC作業で繰り返しバックアップを取っている方にとって、バックアップを取り忘れたら心配になることでしょう。そういった事態に備えて、タスクスケジューラを使ってみましょう。設定を間違えると動かないので、最終確認としてテスト試行して、タスクが正しく動くことを確認することをお勧めします。
繰り返し作業であるプログラムの起動をPCで自動化させて利用するのに、タスクスケジューラは非常に便利な機能です。PCを起動させると、アプリとメーラーが立ち上がると時間短縮にも繋がります。さらに、プログラムを起動するだけではなく、プログラムを複数を組み合わせて、タスクを実行してくれる設定もすることもできます。
PCにログインしたら、作業が終わっていたとう複雑な設定も可能です。自動ダウンロードから、実行するプログラムの実行順序を決めて設定しておくと全てPCが行ってくれます。ダウンロードだけでも定期的にプログラム実行もできます。
Windowsタスクスケジューラが定期的な仕事に便利な機能であることをご紹介しましたが、自動化の設定をするには、タスクスケジューラを起動して、メインメニューの表示まで行うことでタスク作成までの最初の準備は完了です。ここでは、タスクスケジューラのメインメニューまで開く2つの方法を解説します。
Windowsタスクスケジューラを起動する方法には「インターフェースからコントロールパネルを開いて、タスクスケジューラを開く方法」「コマンドプロントからタスクスケジューラを開く方法」によって起動することができます。検索でコントロールパネルを探しても良いでしょう。普段から起動しやすい方法で開いてください。
Windowsの「スタート」ボタンをクリックします。
「コントロールパネル」をクリックします。
「システムとセキュリティ」をクリックします。
「管理ツール」をクリックします。
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