PCのプロダクトキーを確認する方法にはWindows Product Key Viewerがありますが、使い方はどうしたらいいのでしょうか。この記事ではWindows Product Key Viewerでプロダクトキーを確認する方法などについて解説します。
Windows Product Key Viewerというソフトがあります。このソフトではどのようなことができるのか見ていきましょう。
Windows Product Key Viewerとは、WindowsのPCのプロダクトキーを確認することができるソフトです。プロダクトキーというのは、Windowsをライセンス認証するときに必要になる25文字のコードです。Microsoftから認められている、Windowsの正規版であるということを証明するためにとても重要になるものです。
以前のPCであれば、Windowsのダウンロード版を購入した時には購入を核にするメールに記載されていました。パッケージ版であれば、パッケージの箱かCD-ROMが入っている袋に記載されていました。しかし、Windows10からはデジタルライセンスになったために、プロダクトキーの記載が一切なくなってしまいました。
プロダクトキーを確認しようと思っても、その方法がなくなってしまったのですが、Windows Product Key Viewerを使えば簡単にプロダクトキーの確認ができます。
プロダクトキーと同じようなものに、WindowsのPCにはプロダクトIDというのもあります。こちらはWindows10であれば、Windows10の「設定」から「システム」に進んで「バージョン情報」で確認することができます。
プロダクトキーとプロダクトIDは同じようなものだと思っている人もいるようですが、全く別物です。プロダクトキーはWindowsのOSを再インストールするときに必要になるコードです。プロダクトIDがなくても、再インストールは可能ですが、プロダクトキーがないとライセンス認証されずに、Windowsを利用することができません。
プロダクトIDはWindowsをインストールした後で生成される19桁の数字です。プロダクトキーは英数字なのに対して、プロダクトIDは数字だけで記載されています。
プロダクトIDはバージョン情報から簡単に調べられますが、プロダクトキーは調べることができません。基本的に一度Windows10をインストールしたPCは、クリーンインストールしても自動的にライセンス認証がされますが、万が一LANセンス認証されずに、手動で入力する必要があったらどうしようと、不安な人もいることでしょう。
Windows Product Key Viewerを使えば簡単にプロダクトキーを調べることができます。次から具体的にWindows Product Key Viewerを使う方法についてみていきましょう。
Windows Product Key Viewerの使い方を具体的に見ていきましょう。
Windows Product Key Viewerを使うためには、PCへダウンロードしなくてはいけません。Windows Product Key Viewerのダウンロードサイトはこちらになります。
Windows Product Key Viewerのファイルは、zip形式とすぐにEXE形式でダウンロードできます。若干zip形式の方がデータ容量は少ないのですが、それほど大きな差はありません。どちらでも都合のいい方を選んでダウンロードしましょう。
ファイル名の横にある「Donate」は「寄付をします」という意味です。無料でも利用できますが、もしもこのソフトを使ってみて気に入ったら、ぜひ1ドル寄付しましょう。
ダウンロードした後の使い方は簡単です。まずはダウンロードしたWindows Product Key Viewerのファイルをクリックします。すると、このようなメッセージが出てくるので「OK」をクリックします。
次にどこに解凍してインストールするか確認するメッセージが出てきます。解凍されたWindows Product Key Viewerがどこに保存されるのか確認して、「OK」をクリックします。
解凍されたWindows Product Key Viewerが保存されている場所を開いて、「winproductkey」のフォルダをクリックします。フォルダの中にあるwinproductkeyのアプリケーションファイルをクリックします。
すると作者が不明な実行ファイルを開いてもいいのか確認のメッセージが表示されます。安全なソフトなので「はい」をクリックするとWindows Product Key Viewerが実行されて、プロダクトキーが表示されます。
Windows Product Key Viewerは英語ですべて表示されます。日本語版はないのか、という声もあるのですが、日本語版はどうなのか解説します。
1 / 2
続きを読む