スマホがウイルス感染したらどうなる?感染の警告画面の原因と対処法を解説!

ウイルス感染の警告がスマホに表示される事例が多発しています。本当にウイルスに感染したのか、ウイルス感染への罠なのか判断は難しいものです。そこで今日はスマホがウイルスに感染したらどうなるのか、現れる症状や、ウイルス感染の警告画面の原因と対処法について解説します。

目次

  1. 1スマホがウイルス感染したらどうなる?現れる症状とは
  2. ウイルス感染した場合に現れる症状
  3. ウイルス感染と警告画面が出る場合
  4. 2スマホがウイルス感染する原因
  5. 公式サイト以外からのアプリのインストール
  6. 不審なサイトへのアクセス
  7. 3スマホがウイルス感染した場合の対処法
  8. 本当にウイルスに感染したのか確認する
  9. ウイルスの原因と思われるアプリをアンインストール
  10. 落ち着いて対処することが大切!
  11. 4スマホがウイルスに感染しないための予防法
  12. 知らないアプリをインストールしない
  13. 知らないサイトにアクセスしない
  14. パソコンに接続して使う場合はパソコンのウイルスにも注意!
  15. セキュリティアプリをインストールしておく
  16. 5スマホがウイルス感染してしまっても落ち着いて対処しよう

スマホがウイルス感染したらどうなる?現れる症状とは

もし大事なスマホがウイルスに感染したらどうなるのか、どのような症状がでるのか知っておけば、慌てて被害を拡大させることなくウイルス感染に対処できます。そこでまずは実際にスマホがウイルスに感染したらどうなるのか、見ていきましょう。

ウイルス感染した場合に現れる症状

スマホがウイルスに感染したらどうなるのか具体的な症状を挙げていきます。ですが、それら症状が現れたからといって必ずしもウイルスに感染が原因とは限らず、他の事が原因でも同じような症状は現れることがあります。

また、逆にウイルスに感染したら必ず紹介する症状が現れるというわけでもありません。スマホに何か不具合が起き、その症状から原因と対処法を探る際に、その一つにウイルス感染も考えられるという捉え方をしておきましょう。

身に覚えのないメールがスマホに届く

身に覚えのないメールが届くという症状は、ウイルスに感染させるためだけに送信されてくるだけではありません。ウイルスに感染しても不審なメールが届くこともあります。また、自分では添付した覚えがないファイルが送信メールに添付されている場合は、すでにウイルスに感染している可能性が高いといえます。

もし、友人などからのメールに不審なファイルが添付されている場合は、すでに友人のスマホがウイルスに感染しており、ウイルスが勝手にウイルスファイルを添付している疑いがあります。

データ通信の使用量が増えている

普段通りの使い方をしているはずなのに、データ通信の使用量が増えている場合、バックグラウンドで勝手にソフトやプログラムが起動しており、個人情報データの送信を行っている場合があります。また最近ではマイニングウイルスという、仮想通貨の採掘(マイニング)に勝手にスマホが使われいる場合もあります。

スマホの動きが重くなる

「データ通信の使用量が増えている」と関連しますが、重いデータの送受信が原因でスマホの動きが重くなります。ただし、スマホの動きが遅くなるという症状の原因はウイルス感染だけではありません。例えばキャッシュが溜まり過ぎてスマホの容量を圧迫している場合もスマホの動きは重くなります。

キャッシュを削除してもスマホの動きが鈍い場合はウイルス感染の可能性もあるという事です。

カメラが勝手に起動している

気づいたらカメラが勝手に起動しているという症状は、事例は少ないですが、原因の一つとして盗撮を目的としたウイルス感染が考えられます。知らないうちにスマホを触っていしまっていたことが原因のほとんどではありますが、置きっ放しにしているスマホのカメラが勝手に起動していたらウイルスの感染を疑いましょう。

ウイルス感染と警告画面が出る場合

スマホの画面が、「あなたの〇〇(スマホの機種)は〇個のウイルスに感染しています」といった内容のウイルス感染の警告画面に切り替わり、場合によっては一定の間隔でバイブが鳴たり、画面が反転したりすることがあります。そして警告画面には「今すぐウイルス駆除のアプリをインストールしてください」や「今すぐウイルスを駆除」、「今すぐ修復する」といったリンクボタンが表示されています。

偽の警告である可能性が高い

実は、このウイルス警告画面は「フェイクアラート」と呼ばれる偽の警告であることが殆どです。実際の偽の警告画面とあわせてこの警告文通りに対処したらどうなるか、また、偽の警告を受信したらどうしたらよいのか対処法も紹介します。

iPoneで偽の警告の場合、表示される警告画面は上画像のようなものがほとんどです。偽の警告が見分けるポイントは「〇個のウイルスに感染している」と個数が書かれている、日本語に違和感がある、の2点です。特に右側の警告はどのユーザーへもアレンジを加えていない同じ警告文が送られているので、分かりやすいでしょう。

この警告画面の指示に従ってタップしたらどうなるかというと、ウイルスセキュリティアプリのインストール画面へジャンプするのがほとんどですが、場合によっては、タップしたらいきなり何かのダウンロードが始まる場合や、事例は少ないですがセキュリティアプリをインストールするためのレジスター画面が開く場合もあります。何もタップしたりせず警告画面を閉じるのが唯一の対処法といえます。

Androidスマホの場合、偽の警告はiPhoneと比べて多種多様ではありますが、Googleのロゴが表示された上の画像のような偽警告が一番多く報告されています。実際にGoogleでエラーが発生した際に表示されるロボットのイラストが信ぴょう性を高めていますが、この画面のウイルス警告は100%偽の警告、フェイクアラートです。

偽警告か見分け方は「〇個のウイルスに感染している」と書かれている、日本語に違和感がある、警告画面はGoogleなのに、アドレスがGoogleではない(上画像)など、どれか一つでも当てはまれば偽メールです。


この警告に従ったらどうなるかというと、ウイルスセキュリティアプリのダウンロード画面へジャンプすることがほとんどです。対処法ですが、こちらもiPhoneの時と同じく何もせずにすぐ画面を閉じること以外に対処法はありません。今後もアプリのダウンロード画面にジャンプするとは限りません。とにかくすぐにこの画面を閉じるましょう。

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この記事のライター
nabeturbo3
機械音痴でカタカナ単語の苦手な自分に理解できる解説を心がけています。

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