ペイントツールSAIは、pixivなどのお絵かきサイトで根強い人気を誇るイラストソフトです。31日間の無料試用期間があるため、初心者の方でも気軽に操作性をチェックできます。ペイントツールSAIのダウンロード方法や基本機能、使い方などをまとめました。
pixiv、GALLERIA、ニコニコ静画などのお絵かき系コミュニケーションサービスを利用している方の中には、「自分も素敵なイラストを描ける絵師になりたい」という夢を抱いている方もいることでしょう。
人気絵師になるためにはイラスト制作のセンスを磨くことが何よりも大切ですが、同時に高性能イラストソフトの使い方を覚えることも欠かせません。
どのイラストソフトを使えば良いのか迷っている方には、「ペイントツールSAI」というツールをおすすめします。
ペイントツールSAIとはどのようなソフトなのか?ここでは、ペイントツールSAIの概要について解説していきます。
ペイントツールSAI(EasyPaintTool SAI)とは、株式会社SYSTEMAXによって開発されたイラストソフトのことです。多彩な描画ツールが実装されており、快適にデジタルイラストを制作できる環境が構築されています。
テキスト入力や指先ツール等の機能が無いという欠点もありますが、以下のようなフォーマットでのデータ保存に対応しているため、PhotoshopやCLIP STUDIO PAINT等のソフトと連携してお絵かき作業を行える強みがあります。
ペイントツールSAIは、シェアウェアのイラストソフトです。
本来はソフトの利用前に公式サイトにて有料ライセンス(ソフトウェアの使用権)を購入する必要がありますが、ダウンロード・インストールから一定の期間内に限り、無料で各種機能を試用することができます。
ペイントツールSAIの無料試用期間は、初回インストールから31日間です。
およそ1か月間に渡ってペイントツールSAIの機能を無料体験できるため、「自分に使いこなせるか分からない」という不安を抱えている方でも気軽にインストールすることができます。
シェアウェアツールの中には、無料試用期間内に利用できる機能に制限を設けているものが少なくありません。
その点、ペイントツールSAIなら31日間の無料試用期間中でも、有料版と全く同じ環境でお絵かき作業ができます。
31日間の無料試用期間が終了すると、ペイントツールSAIの「編集データの保存と読み込み」が出来なくなります。
ソフトウェア操作およびお絵かきの練習を行うことは可能ですが、データの出力が出来ない以上、ペイントツールSAIで絵師としての活動を続けるのは実質不可能です。
無料試用期間を過ぎてしまったら、一度SAIをアンインストールしてから再インストールしても機能制限は解除されません。
31日後もペイントツールSAIを継続利用したい方は、必ず公式サイトで有料ライセンスを購入して機能制限解除手続きを行ってください。(詳細な手順は後述。)
ペイントツールSAIの有料ライセンスの料金・支払い方法・有効期間などをまとめると、以下の表のようになります。
他社のイラストソフトと比較すると非常に良心的な価格設定であり、コストパフォーマンスの高さが際立っています。
有料ライセンスの価格 | 1ライセンスにつき5,500円(税込み) |
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有料ライセンスの支払い方法 |
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有料ライセンスの発行タイミング | 支払い完了後に直ちに発送 |
有料ライセンスの受け渡し方法 | ユーザーライセンス証明書のダウンロードパスワードを電子メールにて送付 |
有料ライセンスの有効期間 | 無期限 |
ペイントツールSAIには、以下の表のような動作環境が推奨されています。市販されている一般的なパソコンなら、問題なくインストールして使用することが可能です。
PC | PC/AT互換機の実機 |
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対応OS | Windows 2000・XP・Vista・7・8・8.1・10 ※64bitでも使用可能 |
プロセッサ | MMX対応 Pentium 450MHz以上 |
メモリ |
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HDD | 512MB以上の空き容量 |
ディスプレイ | 1024x768 1677万色 |
接続機器 | WinTab互換タブレット |
ただし、ペイントツールSAIはWindows PC専用のイラストソフトであり、残念ながらMacには対応していません。
どうしてもMacでペイントツールSAIを使用したい場合は、VirtualBoxなどの仮想マシンソフトを併用すると良いでしょう。詳細な手順は、以下の記事を参照してください。
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