Windows PCのマザーボード(メインボード)の型番を確認する方法まとめ!

Windows10やWindows7のマザーボードの型番確認方法を解説します。Windows10やWindows7のマザーボードの型番確認方法は複数あります。PCを増設するときは必ずWindows10やWindows7のマザーボードの型番を確認するべきです。

目次

  1. 1マザーボード(メインボード)の型番を確認してわかること
  2. PCの性能を決める重要な要素
  3. マザーボードの型番による違い
  4. 2マザーボードの型番の調べ方【Windows7】
  5. 設定から確認する
  6. 3マザーボードの型番の調べ方【Windows10】
  7. 設定から確認する
  8. BIOS設定画面から確認する
  9. DirectX診断ツールで確認する
  10. コマンドプロンプトで確認する
  11. 4マザーボードの型番をソフトを使って確認する方法
  12. CPU-Z
  13. Piriform Speccy
  14. 5マザーボードの型番を確認してみよう

マザーボード(メインボード)の型番を確認してわかること

PC上のマザーボード(メインボード)の役割を知っていますか?マザーボード(メインボード)の型番から分かることは?今回はPCにおけるマザーボード(メインボード)の役割・機能と、Windows10やWindows7上でマザーボード(メインボード)の型番を確認する方法について解説します。

Windows10やWindows7でマザーボードの型番を確認する方法は複数あります。

PCの性能を決める重要な要素

マザーボードはPCの性能を決める重要な要素の1つです。PCのスペックを語るときは大抵CPU・メモリ・ストレージ(HDDやSSD)がメインに取り上げられますが、これらのハードパーツをトータルで管理するのがマザーボードの役目です。

実はどのハードパーツが使えるかが確定するのはマザーボードの性能によります。マザーボードの性能が高ければスペックの高いハードパーツを取り扱えます。つまりマザーボードは表立って語られない影の立役者としての役割を担っています。そしてそのマザーボードの性能を表しているのがマザーボードの「型番」です。

マザーボードの型番による違い

PCの以下の項目は、マザーボードの型番によって確定されます。

ビット数

PCのスペックを示す指標として「ビット数」があります。WindowsPCであれば現在は「32bit」と「64bit」が存在します。この「ビット数」は具体的にどのハードパーツが担っている規格なのでしょう。また具体的に何に関する性能を表しているのでしょうか。

「ビット数」をできるだけ簡単な比喩で例えると、そのPCが数えられる数の桁数を表しています。WindowsPCでいえば、「32bit」マシーンよりも「64bit」マシーンの方がたくさん数を数える能力があります。

実際に数を数える仕事をするのがCPUやメモリですが、マザーボード自体がその「ビット数」に対応していないと、たくさん数を数えられるCPUやメモリをマザーボードに設置できません。

つまり、マザーボードが対応している「ビット数」以上のスペックの増設はできないことになります。

CPUの性能

PCに取り付けられるCPUの性能の上限はマザーボードの性能で決まります。PCパーツのスペック選びの優先順位はまずマザーボードが第一優先になります。

使用できるメモリの容量

PCに取り付けられるメモリの容量の上限もマザーボードの性能で決まります。またそれに加えて、PCに取り付けられるメモリの形状もマザーボードの種類によって違います。

メモリの形状とは、マザーボードに差し込むメモリの端子数です。メモリの端子数が多ければそれだけ情報のインプット・アウトプットの量を多くこなせますが、PCに取り付けられるこのメモリの端子数もマザーボード選びで確定されます。

メモリを増設する際はマザーボードの型番を調べ、マザーボードの性能をよく確認する必要があります。

USB・LANなどの規格や数

USB・LANなどの入出力端末の規格や設置可能数もマザーボードの性能で決まります。USB・LANなどの入出力端末の機能は日進月歩で技術開発が進んでいますが、実際に一般的に使用されている規格は最新機能のものだけかといえばそうではありません。

一世代・二世代前の規格が未だに汎用性があって使用され続けている例もあります。マザーボードの性能も常に最新規格に対応しているわけではなく、種類によって対応している入出力端末の規格や設置可能数が異なります。そのため、PCを機能拡張する際は、マザーボードの型番を調べ、マザーボードの性能をよく確認してからプランを考える必要があります。

使える拡張ボード

PCに取り付けられる拡張ボードの種類もマザーボードの性能で決まります。グラフィック処理の機能向上などを目的に取り付けられる拡張ボードですが、実際の取り付けはマザーボードのソケットに接続するため、マザーボードに設置されているソケットの数によって取り付けられる拡張ボードの数が決まります。

またマザーボードに設置されているソケットの幅もマザーボードの種類によって違うので、マザーボードの型番から、マザーボードのソケット条件を確認して拡張ボードの設置計画を立てなくてはいけません。

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マザーボードの型番の調べ方【Windows7】

マザーボードの型番の調べ方について解説します。まず初めに「Windows7」でマザーボードの型番を調べる方法です。

設定から確認する

Windows7ではOSの設定からマザーボードの型番を確認できます。「スタートメニュー」から「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」まで進み、フォルダ内の「システム情報」を開きます。開いた画面の「システムの概要」を選択してメイン画面に表示された「システム製造元」と「システムモデル」を確認します。

「システム製造元」はマザーボードのメーカーを示し、「システムモデル」はマザーボードの型番を示しています。

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この記事のライター
KOUSUKE
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