Windows10でMicrosoftアカウントを作成する必要がある場合には、Microsoftでメールアドレスを作成しなくても、Gmailで作成できます。この記事では、GmailでMicrosoftアカウントを作成する方法をお伝えします。
PCの代表的なOSと言えば、WindowsとMacですが、世界中にあるPCのOSシェア率を見てみるとMicrosoftのWindowsを使っている人が87%と、大多数を占めています。スマホやタブレットは、iPhoneやiPadといったApple製品を使っている方でも、PCはWindowsという人も少なくありません。
PCユーザーの多くが使っているWindowsを利用するためにはユーザーアカウントを作成しなくてはいけません。Windowsのユーザーアカウントの1種類に、Microsoftアカウントというものがあります。
Microsoftアカウントを取得しなくても、Windows PCを使うのに特に問題はありません。しかし、OneDriveを利用したりMicrosoftストアで何らかのアプリを無料でも取得するためには、Microsoftアカウントが必要になります。
Microsoftアカウントを取得するためには、メールアドレスの登録が必要です。しかし、実はMicrosoftアカウントを取得するのに、Microsoftのメールアドレスである「outlook.com」を取得しなくても大丈夫です。多くの方が利用しているGmailでも、Microsoftアカウントは作成できます。
この記事では、MicrosoftアカウントをGmailで作成するメリットと、Gmailを使ってMicrosoftアカウントを作成する方法について詳しくお伝えします。
GoogleではメールアドレスのGmailを無料で取得できます。実はMicrosoftでも同じように無料でメールアドレスを取得できます。しかし、GoogleではGoogleアカウントの取得が、メールアドレスの作成とイコールになるのに対して、Microsoftアカウントはそういうことはありません。
MicrosoftアカウントはログインIDとして利用するためのメールアドレスを、「outlook.com」に設定しなくても大丈夫です。普段からGmailを利用している方は、そのままGmailを利用できます。
Gmailを普段から利用しているのであれば、Microsoftアカウントを作成するにあたって、メールアドレスを分散させなくても良くなります。普段利用しているGmailをそのままMicrosoftアカウントに利用できるので、複数のメールアドレスを管理する必要がありません。
Microsoftアカウントを作成するのに、Microsoftの「outlook.com」のメールアドレスを作成せずに、Gmailを利用することには、メリットもあればデメリットもあります。どのようなメリットデメリットがあるのかお伝えします。
まずメリットについてみていきましょう。MicrosoftアカウントをGmailで作成するメリットは、メールアドレスは一つのアドレスだけで済むことです。
特に、Androidスマホを利用している方なら、スマホを利用するときのGoogleアカウントと、PCでGoogle ChromeなどのGoogleのサービスを利用するときのGoogleアカウントと、Microsoftアカウントと、全て1つのGmailだけで済んでしまいます。
メールアドレスをいくつも管理するのが大変だと感じている方には大きなメリットになります。
ただし、Microsoftアカウントの作成にGmailを利用した場合に、GmailのメールアドレスやGoogleのアカウント情報が流出したら、被害は拡大してしまいます。AndroidデバイスやGoogleドライブの内容だけではなく、Microsoftアカウントで利用できるOne Driveにも影響があるかもしれません。
普段使っているGmailをMicrosoftアカウントにも利用する場合には、万が一のことを考えてあらかじめ対策を施しましょう。パスワードの使い回しはいけません。また、2段階認証を設定するなど、セキュリティ対策は万全にしておきましょう。
Windows10でMicrosoftアカウントをGmailで作成する方法はどのような方法なのか、詳しくお伝えします。
まずは、Windows10にユーザーを追加します。Windows10の「設定」を開いて、「アカウント」>「家族とその他のユーザー」を開きます。「家族のメンバーを追加」もしくは「その他のユーザーをこのPCに追加」のどちらかの「+」をクリックします。
Microsoftアカウントへのサインイン画面が開きます。「このユーザーのサインイン情報がありません」をクリックします。
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