Macbook Pro 2017 13 インチをレビューします。2016モデルと比較してスペックや実感する性能の違いについて詳細を見てみましょう。メリットやデメリットについてのレビューも含めて、Macbook Pro 2017 13インチをまとめてみました。
モバイル機器としてMacらしくスタイリッシュで手頃なラップトップとして人気のある、Macbook Pro 2017 13インチについて見てみましょう。2019年時点ではMacのラップトップには13(実測値は13.3)インチと16インチのディスプレイのものがありますが、このモデルはコンパクトな13インチになります。
Macbook Pro 2017 13インチは、ストレージの容量に応じて価格が異なり、次のようになっています。
ストレージ | 価格(税別) |
---|---|
128GB(128GB SSD) | 139800円 |
256GB(256GB SSD) | 159800円 |
256GB(256GB SSD) | 198800円 |
512GB(512GB SSD) | 220800円 |
ディスプレイはRetinaディスプレイで詳細は次の通りです。
番号 | 内容 |
---|---|
1 | IPSテクノロジー搭載13.3インチ(対角)LEDバックライトディスプレイ |
2 | 2560×1600ピクセル標準解像度 |
3 | 227ppi、数百万色以上対応 |
4 | 対応するスケーリング解像度:1680×1050、1440×900、1024×640 |
5 | 500ニトの輝度、広色域(P3) |
6 | True Toneテクノロジー |
プロセッサは次の2通りがあります。
番号 | プロセッサ | オプション |
---|---|---|
1 | 1.4GHzクアッドコアIntel Core i5(Turbo Boost使用時最大3.9GHz)、128MB eDRAM | 1.7GHzクアッドコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大4.5GHz)、128MB eDRAMに変更可能 |
2 | 2.4GHzクアッドコアIntel Core i5(Turbo Boost使用時最大4.1GHz)、128MB eDRAM | 2.8GHzクアッドコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大4.7GHz)、128MB eDRAMに変更可能 |
メモリ | オプション |
---|---|
8GB 2133MHz LPDDR3オンボードメモリ | 16GBメモリに変更可能 |
それでは実際にMacbook Pro 2017 13インチを使ったユーザーから寄せられたメリットとデメリットのレビューを見てみましょう。もともとappleコンピュータのファンだったという人以外にも、Windowsから乗り換えた人もいます。
まず最初にはMacbook Pro 2017 13インチを使うメリットについてのレビューを紹介します。もともとMacファンだった人ならば愛してやまないMacbookの伝統の部分と、近時改善された部分とがあります。
Macbook Proのファンだったら、まず第一にレビューでメリットに挙げるのがデザインの良さでしょう。客観的にみてこのクラスでのMacbook Proの洗練されたデザインは群を抜いており大きなメリットです。サイズも幅が30.41cmで奥行きが21.24cmのところ、厚さがたったの1.49cmしかないというのはスマートです。
しかも単に薄くしたというだけではなくて、アルミ削り出しとなっているので見た目がおしゃれなのです。思わず周りの人にも見せたくなるような美しさです。
コンパクトなモバイル機器のMacbook Proですが、その真骨頂は見た目ばかりでなく優れた性能にあります。なんと言っても処理速度が速いのでサクサクとタスクを処理してくれるのがメリットです。外出時にこれだけの性能を発揮してくれるのは、まさにMacbook Proは頼りがいのあるPCということになります。
この優れた性能は高速のSSDを搭載していることによります。
バタフライ構造キーボードは2015年に発売されたMacbookから採用されたキーボードの方式です。Macbook Proには2016年から採用されています。このバタフライ方式の最大の特徴は従来のキーボードよりも40%薄くなっていることです。またキーキャップは17%大きくなっており、今までの4倍安定的にタイピングでき大きなメリットになっています。
ところが、実際に使って見ると今までとは異なった感触なので、必ずしも好評ではありませんでした。そのため今回Macbook Pro 2017モデルになってから改良され、以前のバタフライ構造キーボードよりも使いやすくなったのです。
トラックバッドを初めてノートパソコンに採用したのはapple社でした。1994年5月に発売を開始したPowerBook520および540シリーズです。それ以来appleのトラックバッドは時代の先端を進んで来たのです。他メーカーも次々に追随してタッチパッドやスライドパッドという名称で普及しました。
Macbook Pro 2017では13インチも16インチもトラックパッドを比較的広めに取ってあります。上の画像を見れば一目瞭然ですが、Macbook Proのトラックパッドは十分なスペースを設けて、ジェスチャーを使う時にもクリックをする時にも自在に操作ができるようにしてあるのです。
そして強めのクリック、加速操作、感圧スケッチ、Multi-Touchジェスチャーが利用可能な圧力感知機能を搭載した感圧タッチトラックバッドとなっています。
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