使用しているMacbook(Air/Pro)に充電ができない症状が現れたら、その原因と対処法を知ることで解決が早まります。この記事ではMacbook(Air/Pro)が充電できない時に考えられる原因と対処法について解説していきます。
Macbook(Air/Pro)の使用にあたり、突然充電ができなくなってしまうという不具合が発生することがあるようです。充電できない時に考えられる原因として、バッテリーの劣化やロジックボードの破損、充電機器の故障等が挙げられます。本項ではそれらの原因について1つずつ解説していきます。
バッテリーは充電する度に劣化していきます。また、充電できる回数には上限が決められており、一定の充電回数を超えたらバッテリーを交換する必要があります。バッテリーの状態は簡単に確認することができます。
バッテリー状態の確認方法
1.Optionキーを押しながらAppleメニューをクリックし、「システム情報」の項目を選択
2.画面左側のメニューから、ハードウェアのセクションにある「電源」の項目をクリック
3.画面右側にバッテリー情報が表示され、「状態情報」の項目にある「状態」を確認
「状態」の表示が「バッテリーの交換修理」となっていたら、バッテリーが正常に機能していない状態にありますので、バッテリーの交換が必要です。
ロジックボードとは、CPUやメモリ等の重要な部品が集められているメイン基板のことです。ロジックボードは経年劣化や埃の侵入・蓄積、熱の発生といったことでも様々な異常をきたす場合がある為、水濡れや物理的な衝撃等、特に思い当たることをしていなくても破損している可能性があります。
電源ユニット・プラグ・アダプタの故障は、充電関連のトラブルでよく見られる原因の1つです。電源ユニットが故障している場合、電源がつかなくなってしまったり、急に電源が落ちる不具合が同時に見られる場合があります。Mac本体に異常が無い場合は電源プラグやアダプタが故障している可能性が高いでしょう。
Macbook(Air/Pro)が充電できない時、必ずしも故障が原因によるものだとは限りません。修理に出さずとも単純な方法で直ってしまう例も多くあります。本項ではそういった自分でできる対処法を解説していきます。
接触不良の問題で電源コードを接続し直すことによって正しく充電されるようになる場合があります。1度電源コードを抜き、30秒程時間をおいてもう1度電源コードを接続してみましょう。また、埃がたまっていたり異物が挟まっていないかをよく確認し、異物がある場合はキレイに拭き取るなどして取り除いてから接続し直しましょう。
電源アダプタを延長コードに接続している場合、ラインノイズ(コンセントから入り込むことがある、信号の浮遊容量や電磁波による障害のこと)による問題という可能性があります。ラインノイズは特に冷蔵庫や安全抵抗付きのライト等、他の電気製品と同じ電源回路に接続されていると起こりやすいとされています。
特に純正の電源アダプタはラインノイズを検知すると自動で停止する機能があるので、この場合も1度電源アダプタを抜き、30秒ほど時間をおいてから壁のコンセントに接続し直してみましょう。
1 / 2
続きを読む