Macで\(バックスラッシュ)を入力する方法を紹介します。たまにしかMacではバックスラッシュを使う機会がないため、忘れないようにMacのユーザ辞書に登録する方法や、Macのキーボードの割り当てを変更して簡単に入力できるようにする方法を紹介します。
「\」という文字をMacのキーボードで打ち込みたいにもかかわらず、「どうやって入力するんだっけ?」と悩んだことがあるMacユーザは少なくありません。Macではあまり打ち込むことがないため、そもそも「\」の読み方を知らないMacユーザの方もいらっしゃるでしょう。
今回は、打ち方を忘れがちになってしまう\(バックスラッシュ)を、もう二度と忘れないようにMacで入力する方法を紹介します。
この「バックスラッシュ」については、「逆スラッシュ」「スラッシュの逆向き」などと呼ぶ方もいらっしゃいますが、正式名称は「バックスラッシュ」ですので忘れないようにしてください。
Macではフォルダのパス名の区切り文字は /(スラッシュ)ですが、Windowsにおけるフォルダのパス名の区切り文字には、\(バックスラッシュ)が使用されています(Windowsでは\(バックスラッシュ)は¥(円マーク)で表示されます)。
また、プログラミング言語では、エスケープシークエンスのための特殊文字としても使われています。
macOSの日本語キーボードで使っている場合、\(バックスラッシュ)は、[option] + [¥]キーを同時押しすることで入力できます。
先述したように、Macで\(バックスラッシュ)を入力する場合は、[option] + [¥]キーで入力できます。この入力方法を忘れてしまいそうな場合は、これから紹介する方法でもMacで\(バックスラッシュ)を入力できます。
Macのユーザ辞書に\(バックスラッシュ)を登録しておくと、打ち方を忘れてしまった場合でも、「バックスラッシュ」とMacのキーボードで入力すれば、\(バックスラッシュ)が入力できるようになり便利です。
それでは、設定の手順について紹介します。まず、Macのシステム環境設定から「キーボード」をクリックします。
「ユーザ辞書」のタブから「+」ボタンをクリックし、追加した行に以下の表の通り入力します。
入力 | 変換 |
---|---|
バックスラッシュ | \ |
[option] + [¥]キーの打ち方を忘れてしまいそうな場合は、Macの日本語入力プログラムのキーボード設定を変えることで、¥を入力すると\(バックスラッシュ)になるように設定できます。
もう一度、Macのシステム環境設定から「キーボード」をクリックします。
「入力ソース」のタブから、「¥キーで入力する文字」に「\(バックスラッシュ)」を選択します。
これで、Macのキーボードから¥(円マーク)を入力するだけで、\(バックスラッシュ)が入力できます。
この設定を行うと逆に¥(円マーク)の入力ができなくなりますが、Macで¥(円マーク)を入力する機会はあまりないため、問題はないでしょう。
MacのGoogle日本語入力を使っている場合でも、¥を入力すると\(バックスラッシュ)になるように設定できます。
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