iPhone12の購入を考えている方にとってはレビューはとても参考になります。この記事では、iPhone12の購入を検討中の方のためにiPhone12のカメラやバッテリー色、価格などについて、実際に購入した方のレビューをご紹介します。
iPhoneユーザー待望のiPhone12シリーズがとうとう発売されました。発売開始から数ヶ月がたち、先行して購入した方のレビューが出揃ってきたところです。購入を待つべきかどうか迷っていた方も、実際に購入した方のレビューを見て、購入するかどうかをいよいよ決めるべきタイミングになってきました。
この記事では、iPhone12を購入しようか迷っている方のためのレビューをご紹介します。まずは、iPhone12シリーズの基本スペックのレビューです。
iPhoneを選ぶときには、デザインで決めるという方も少なくありません。iPhone12シリーズのカラーバリエーションは、大きく分けると標準モデルのiPhone12とiPhone12 miniの全5色、高性能モデルのiPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxの全4色に分けられます。
iPhone12とiPhone12 miniの全5色は、ホワイト、ブラック、PRODUCT RED、ブルー、グリーンです。iPhone12で注目が集まっているカラーはグリーンですが、iPhone11のグリーンと同じように、淡い色合いの薄い黄緑色のカラーです。
iPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxの4色は、シルバー、グラファイト、ゴールド、パシフィックブルーから選べます。標準版との大きな違いは、Pro版のカラーは光沢感があり、高級感を感じさせるデザインです。ポップなカラーなら標準版、光沢のあるデザインならPro版がおすすめです。
iPhone12では、iPhoneの最新版の発売では初めて小型化されたiPhone12 miniが登場しました。小型化モデルとしては、iPhone SEのように廉価版モデルでの発売はありましたが、最新版モデルとしての発売は初めてです。
iPhone12とサイズを比べると、幅は5mmほど狭く、重さは30gほど小さくなっています。数字で見ると大したサイズの違いがないように思いますが、実際にiPhone12 miniを購入した方のレビューでは、かなり握りやすく軽くなったという声が多く上がっています。
日本では2020年に通信ネットワークの5Gの一般への提供が始まりました。携帯電話会社は各社競って5Gを利用できる料金プランを発表しています。ところが、iPhoneはiPhone11まで5Gに対応していませんでした。
しかし、とうとうiPhone12から全モデルが5Gに対応しました。まだまだ5Gに対応しているエリアが少ないのが現状ですが、今後エリアは拡大していきます。5G対応モデルのiPhone12を先行して購入しておくこともおすすめです。
スマホの性能を決めるのは搭載しているCPUとGPU、それからメモリの容量です。iPhone12には、CPUとGPUを搭載したApple独自のシステムチであるA14 Bionicチップと次世代のNeural Engineが搭載されています。
iPhone11シリーズに搭載されていたものがA13 Bionicチップだったので、iPhone12では更に進化したシステムチップが搭載されています。
また、搭載メモリの容量はiPhone12とiPhone12 miniには4GB、iPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxには6GBです。スマホのメモリは3GBでも十分だと言われている中で、大容量メモリを搭載しています。
iPhone12シリーズのスペックなら、グラフィックが精巧でスペックの重いゲームアプリも、全くストレスを感じずに楽しむことができます。
iPhone11で有機ELディスプレイが採用されたのはProモデルのみでした。しかし、iPhone12では全てのモデルに有機ELディスプレイが採用されています。解像度もiPhone11から画素数が増えてiPhone12では460ppiです。
ディスプレイのサイズは全体的にベゼルを削って角張ったデザインにすることで、より大きくなっています。iPhone12 miniが5.4インチ、iPhone12とiPhone12 Proが6.1インチ、iPhone12 Pro Maxが6.7インチです。
次に、iPhone12シリーズのカメラについてレビューしていきましょう。
すべてのモデルに共通して搭載されているレンズは超広角レンズと広角レンズです。iPhone12 miniとiPhone12はこの2つのレンズのデュアルレンズです。iPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxはさらに望遠レンズも加わったトリプルレンズです。
iPhone12 miniとiPhone12のズーム倍率は光学ズーム2倍、デジタルズーム最大5倍です。一方の望遠レンズも搭載したProモデルでは、iPhone12 Proは光学ズームイン2倍、光学ズームアウト2倍、デジタルズーム幅最大10倍です。iPhone12 Pro Maxでは光学ズームイン2.5倍、光学ズームアウト2倍、デジタルズーム幅最大12倍です。
iPhone11にもナイトモードが搭載されていましたが、iPhone12では超広角レンズもナイトモードに対応しました。iPhone11では、広角レンズと望遠レンズしか対応していませんでしたが、超広角レンズも対応したことで、iPhone12で撮影できるすべての画角が夜の撮影もできます。
また、iPhone12シリーズではポートレートモードもナイトモードに対応しています。搭載されているシステムチップの進化もあり、画像の処理能力もアップしています。
iPhone12のナイトモードで撮影した写真をiPhone11と比較すると、明らかに写真が明るくなり、より美しい写真を撮影できるように進化しています。
iPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxでは、LiDARスキャナが搭載された点も見逃せません。LiDARスキャナとは、レーザー光線を被写体に当てて正確な距離を瞬時に測るものです。通常の光学での距離の計測よりも計測時間がかなり短くなるので、写真の奥行きをより正確に表現できるようになります。また、同じ時間で連写できる枚数が大幅に増えます。
iPhone12シリーズのどの機種を選ぶべきかなやんでいる方の中には、バッテリー性能が一つのポイントになるという方もいます。こちらでは、iPhone12シリーズのバッテリー性能についてレビューします。
iPhone12シリーズの4機種ではバッテリー持続時間がそれぞれ次のように違います。
iPhone12 mini | iPhone12 iPhone12 Pro |
iPhone12 Pro Max | |
ビデオ再生時間 | 最大15時間 | 最大17時間 | 最大20時間 |
ビデオストリーミング再生時間 | 最大10時間 | 最大11時間 | 最大12時間 |
オーディオ再生時間 | 最大50時間 | 最大65時間 | 最大80時間 |
iPhone12シリーズでは、従来のLightningケーブルを使ったUSB接続での充電方式の他に、iPhone11と同じようにQiワイヤレス充電が採用されています。また、iPhone12シリーズではMagSafeワイヤレス充電も採用されています。
充電器の正確な位置に置かなければ充電できなかったQiワイヤレス充電と違い、MagSafeワイヤレス充電ならマグネットで充電器を本体にくっつければいいだけなので、充電の手間をできるだけ省きたいという方にはとても好評です。
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