iPhoneでiOS12から使えるようになった計測アプリをご存知でしょうか。計測アプリでは、AR機能で長さ・2点以上の距離・四角形・面積・角度を測定できます。今回は、iPhoneの計測アプリの使い方、精度、注意点をご紹介します。
iPhoneの計測アプリとは、端末のカメラを利用して画面に映し出された物体の長さや面積、角度を測定できます。これまで、定規で測っていた物体をスマホで測ることができるようになりました。
iPhoneの計測アプリは、ソフトウェアOSをiOS12にアップデートすると、自動的にインストールされます。2018年9月に「iOS12」が配信されたので、アップデートしていれば、スマホにインストールされて入っています。
iPhoneの計測アプリは、物体の長さや面積、角度をAR機能を使って測定します。長さは、2点の距離だけではなく、3点以上も繋げた線の長さを測ることができます。また、定規よりも長い距離もスマホを動かすことで測ることができます。
計測アプリは、AR(Augmented Realityの略)で「拡張現実」機能です。カメラを通して見える現実の情報にデジタル情報を加える技術です。例えば、他にARを搭載したサービスには「ポケモンGO」があります。
iPhoneの計測アプリの使い方を説明していきます。計測アプリは、計測では長さを測るだけではなく、面積も測定が可能です。水準器では、角度を測定することができます。測定方法は、定規のように置くだけではなく、スマホを多少操作する必要があるので使い方をお教えします。
iPhoneの計測アプリの計測単位はデフォルト設定では「メートル法」です。「ヤード・ポンド法」を使用したい場合は設定から変更しましょう。
iPhoneの計測アプリを起動させると「iPhoneを動かし続けてください」と立方体の図形や六面体の図形など計測する物体の形の基準となる枠を検知して指示が表示されます。空間全体を認識させるために、カメラを大きく全体的に動かします。
iPhoneを平行に動かすように、平面の図形と共に画面に表示されます。認識の精度を高めるために行うので、空間全体と平行に動かす操作を行いましょう。
長さは、メジャーがない場合は冷蔵庫のサイズも測ることができます。定規よりも長い距離も測れます。
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