iPhoneのiCloudとは何かご存知ですか?ここではiCloudでできることや、iCloudのバックアップや復元などの使い方を説明します。iCloudのストレージとは何なのかも説明します。これを読めばiPhoneのiCloudの使い方が完全にわかります。
iCloudはiOS5から開始された機能です。そのためiOS12である現在では当たり前のように浸透しています。しかし具体的にiCloudとは何か理解できていない方もいるでしょう。そのため、まずはiPhoneのiCloudについて詳しく説明します。
iCoudとはiPhoneに保存しているデータをインターネット上に保存して、PCなどの他の端末からもデータにアクセスできる、オンラインストレージサービスです。自動でバックアップしてくれるので、いつでも最新のデータをあらゆる端末からアクセスできます。
オンラインストレージサービスはiCloudの他に、GoogleドライブやOneDrive、Dropboxなどがあります。具体的には以下の通りのことができます。
iCoudに連絡先や写真、iPhoneの設定やインストールしたアプリなどを保存できます。そのため間違えてiPhoneの中のデータを消してしまっても、iCloudからデータをダウンロードできます。
通常スマホを買い替えた場合は、スマホに入っているデータはPCやmicroSDカードにバックアップをして、アプリは購入履歴から一つずつインストールします。iCloudでiPhoneのバックアップを取っておくと、Wi-Fi環境さえあればすぐにバックアップや復元が可能です。
iTunesでもバックアップできますが、PCを持っていない方はiCloudを使うのが最も簡単な方法です。LINEのトーク履歴もバックアップできるので、新しいiPhoneに買い替えてもスムーズに移行できます。
iCloudにiPhoneのデータを保存しておけば、PCやiPadでも同じ情報を閲覧・編集できます。PCはライトニングケーブルでiPhoneを繋ぐ必要がないため、楽に作業できます。特にApple謹製のKeynoteやNumbaers、PagesなどのアプリはすべてiCoudに保存されるため、PCでファイル管理できてとても便利です。
例えば思いついたアイデアをiPhoneでメモして、PCやiPadで具体的な作業をしたり、あらゆる端末からスケジュールやToDoリストを確認できたりします。このようにいつでもどの端末からでも同じデータにアクセスできるため、作業効率が上がります。
それではiCloudの使い方や設定の仕方を説明します。使い方は簡単で、すぐにiCloudにバックアップできます。iCloudでバックアップする際は時間がかかるため、なるべくWi-Fiに接続してください。
iCloudの初期設定をするには、まずiPhoneの「設定」画面を開いてください。すると一番上に「iPhoneにサインイン」とあるのでこれをタップしましょう。Apple IDとパスワードを入力したら、iCloudにサインインできます。Apple IDを持っていない方は「Apple IDをお持ちでないか忘れた場合」をタップして、新たにApple IDを作成してください。
「iCloud」をタップすると、iCloudにバックアップさせるデータを選択できます。写真やメール、連絡先の他にLINEやWallet、Googleドライブなどもバックアップできます。初期設定ではすべてバックアップがオンになっているので、オフにしたい場合はその項目をタップしてください。
連絡先やSafariなどの重要な項目のバックアップをオフにする場合は、確認画面が表示されます。
iCloudにサインインしていると、iPhoneを使っていない時にWi-Fiに接続されていれば、自動的にバックアップしてくれます。そのため急に故障してiPhoneが起動しなくなっても、安心してiPhoneを買い替えられます。
修理に出したりiPhoneの機種変更をしたりする場合は、事前に手動でバックアップしておきましょう。iPhoneの「設定」画面の一番上にある自分のアカウントをタップし「iCloud」を開いてください。
「ICLOUDを使用しているAPP」内にある「iCloudバックアップ」をタップしてください。「今すぐバックアップを作成」をタップすると、手動でバックアップできます。最後に作成されたバックアップが現在の時間になっていれば、バックアップが完了しています。
また上部の「iCloudバックアップ」がオフになっていると自動バックアップされないので、必ずオンにしてください。
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