みなさんはiPhoneのファミリー共有機能を知っていますか?使い方やメリット・デメリットを覚えておけば、iPhoneのファミリー共有機能は非常に便利な機能です。本記事ではiPhoneのファミリー共有機能の設定方法や注意点を紹介していきます。
今やiPhoneなどのスマートフォンは、生活を送る上で必需品となりました。そんな中、iPhoneユーザー同士がApple IDを活用し、iPhoneデバイス・コンテンツを共有できる「ファミリー共有」機能が注目を浴びています。
ご家族の中に、自分以外のiPhoneユーザーがいる場合、「ファミリー共有」を有効に使うことで、iPhoneをさらに便利に活用することが可能です。本記事冒頭の本章では、iPhoneの「ファミリー共有」とはどういったものなのか、またどういったコンテンツを共有できるのかをご紹介していきます。
iPhoneだけでなく、iPadなどのAppleデバイスでもファミリー共有機能を利用することができます。Appleデバイスに登録してあるApple IDを紐づけ・連携しておくことで、有料音楽・動画コンテンツや有料アプリコンテンツを共有することが可能です。iPhoneのファミリー共有で共有できるコンテンツは下記の通りです。
有料コンテンツ以外にも、iPhoneで撮影した写真データや動画データ、カレンダー・リマインダーなどに入力されたスケジュールを共有することができます。また位置情報・スクリーンタイムを共有することで、小さな子供に安心してiPhoneを持たせておくこともできます。上記それぞれの共有可能コンテンツについて個別に詳しく解説していきます。
前にも述べましたが、iTunesやApp storeなどで購入・インストールしたアプリや音楽ファイル、データファイルをデバイス間で共有することができます。家族内に複数のiPhoneユーザーがいる場合は、それぞれの端末で有料コンテンツを購入するだけで、ファミリー共有中のiPhoneなどのAppleデバイスで有料コンテンツを利用できるようになります。
Apple Musicは、Appleが2015年7月1日より提供している定額の音楽配信サービスです。メンバーシップに加入すると、「ミュージック」アプリを利用して、さまざまなジャンルのアーティストが配信する数千万曲以上を視聴することができます。
Apple Musicでダウンロードした楽曲コンテンツも、ファミリー共有を利用すればiPhoneデバイス間で共有できます。
家族内のiPhoneユーザーが有料のiCloudストレージプラン(200GB以上のプラン)に加入している場合、ファミリー共有機能を使ってiCloudストレージ容量を共有することができます。iCloudの有料ストレージは月額料金のため、家族内の複数人が個別に利用するとコストパフォーマンスはそこまでよくありません。
家族内の誰かがiCloudの有料ストレージプランに加入し、1つのiCloudストレージ容量を共有することで、クラウドストレージサービスの月額料金を節約することができます。
iPhone標準インストールアプリ「カレンダー」や「リマインダー」アプリもファミリー共有を使えば簡単にスケジュールやTo-Doリストを共有することができます。買い物リストや家族イベントを共有することで、都度家族のメンバーにメールやLINEで連絡する必要が不要になります。
ファミリー共有は、家族の身に何か起きたときに有効に使えます。ファミリー共有で、家族のiPhoneユーザーを登録しておくことで、現在位置を確認することができます。小さなお子様にiPhoneを持たせるユーザーが増えているのは、ファミリー共有を使って、子供の安否をオンタイムで確認できるというメリットがあるからと言えるでしょう。
しかし、ファミリー共有の位置情報共有機能にはデメリットがあるので注意が必要です。デメリットについては【iPhoneのファミリー共有を設定するメリット・デメリット】の章で詳しく解説しているので、そちらを参照にしてください。
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