iPhoneがiOS16にアップデートしてからダイナミック壁紙やLive Photos壁紙といった動く壁紙を設定できない、壁紙が動かないという声が多く聞かれます。この記事では、iOS16でダイナミック壁紙にできない問題について詳しくみていきましょう。
ダイナミック壁紙とは動く壁紙のことです。Live Photo(ライブフォト)壁紙とはiPhoneの画面を長押しすることで3D Touch機能で壁紙が動く機能です。
ダイナミック壁紙とLive Photo壁紙は、iOS15まではiPhoneの対応機種で利用することができていました。動くダイナミック壁紙に対応しているiPhoneを利用しているユーザーの多くが、ダイナミック壁紙やLive Photo壁紙として用意された壁紙だけでなく、自分で撮影した動画やTikTokなどで見つけたお気に入りの動画を動く壁紙としてiPhoneに設定して楽しんでいたようです。
ところが、2022年9月に正式リリースされたiO16では、ダイナミック壁紙やLive Photo壁紙といった動く壁紙が動かないという声が多く上がっています。この記事では、iOS16では動く壁紙は使えなくなってしまったのか詳しくみていきましょう。
iOS16ではダイナミック壁紙やLive Photo壁紙の機能が停止しています。ダイナミック壁紙やライブフォト壁紙を設定したiPhoneを利用していたユーザーは、iOS15からiOS16へアップデートしたとたんに壁紙が動かない状態になってしまい驚いたようです。
Apple社からはiOS16の動く壁紙の機能停止に関する正式な発表はありませんが、iOS16ではダイナミック壁紙やライブフォト壁紙は利用できません。
iOS16で動く壁紙が利用できない理由は、ロック画面のカスタマイズ性を高めたためではないかという声もあります。iOS16ではロック画面にウィジェットを配置したり時計の文字のフォントの種類や色をカスタマイズしたりできます。カスタマイズ機能と動く壁紙機能を両方搭載することが難しかったのではないかと憶測されます。
動く壁紙の機能停止に関するApple社からの公式発表や公式サポートページでの解説は2022年12月現在までありません。しかし、TwitterのApple社公式サポートアカウントでは、ユーザーからの質問に関するリプライとして、動く壁紙は利用できない旨をツイートしています。
Onesieさんの「no where the live photo wallpaper (ライブフォト壁紙はどこにもありません)」というツイートに対して、Apple社のサポートからは「This feature isn’t available in iOS 16 (iOS16ではその機能は利用できません)」とリプライされています。
iOS16では動く壁紙を一切設定できないのでしょうか。現状ではiOS16では壁紙として動く壁紙や動画を設定することはできません。iOS15で動く壁紙を設定していた場合には、壁紙は動かずに静止画として表示されます。現在のところ、動く壁紙をiOS16のiPhoneに設定する方法はありません。
iOS16のiPhoneにダイナミック壁紙やLive Photo壁紙を設定したいときにはどうしたら良いのでしょうか。
現状ではApple社がiOS16でも動く壁紙を利用できるように対処するのを待つしかありません。
なお、Apple社としてもダイナミック壁紙やLive Photo壁紙を使いたいというユーザーの声を無視することはできないでしょう。
Appleの公式ホームページにはユーザーからのフィードバックを送信できるページが用意されています。こちらに動く壁紙の再開を望む声をApple社に届けることで、ユーザーの声が届くかもしれません。ぜひ、ダイナミック壁紙やLive Photo壁紙を再び使えるようにしたいという想いを記入してApple社に送信しましょう。
とても残念なことですが、現在のiOS16のiPhoneではダイナミック壁紙は利用できません。再開されるのかどうかもわかりません。現状は、静止画での壁紙をカスタマイズすることを楽しんでiPhoneを利用しましょう。