iPhoneの消えた連絡先の復元方法!電話帳のデータを復元できない対処法は?

iPhoneを利用していると、連絡先のデータが消えたり、読み取れなくなったりする場合があります。消えたと言っても多くの場合はiPhoneの連絡先アプリで表示できないだけで、元データは残っていることがほとんどです。そんなときに連絡先を復元する方法をお教えします。

目次

  1. 1iPhoneで連絡先が消えた時の対処法!
  2. iPhoneでは突然連絡先が消えてしまうことがある
  3. iPhoneで連絡先が消えた時は連絡先を追加しない
  4. 2iPhoneで連絡先が消えた時はまず確認を
  5. iPhoneの連絡先のグループ設定を確認
  6. iCloudと連絡先の同期設定を確認
  7. 3iPhoneで連絡先が消えてしまう原因
  8. フィルターをかけている
  9. 電話帳アプリを使用している
  10. 4iPhoneで消えた連絡先を復元する方法
  11. iPhoneを再起動する
  12. iCloudからデータを復元する
  13. プライバシー設定からグループ管理できるアプリを有効にする
  14. それでも復元できない時は復元ソフトを使用する
  15. 5iPhoneで連絡先が消えてしまっても落ち着いて対応を

iPhoneで連絡先が消えた時の対処法!

iPhoneの連絡先アプリのデータは、メールや電話、メッセージでのやり取りも使われる、非常に大事なデータです。そんな大事なデータが消えたとしたら大変です。もし、なにかの拍子にこの大事なiPhoneの連絡先データが消えたとしたら、あなたはどう対処すべきかを本記事でお教えします。

iPhoneでは突然連絡先が消えてしまうことがある

iPhoneの連絡先は、ちょっとした操作の誤りや、アップデートの際の設定の変更などで一見消えたように見えることがあります。多くの場合は「消えたように見える」だけで実際のデータは消えたり飛んだりしておらず、ただ表示されない設定になっているものです。ただし、時には実際にデータが消えた場合もありえます。

iPhoneで連絡先が消えた時は連絡先を追加しない

大事なことは、連絡先が消えたからと言って、あわてて連絡先を追加しないことです。

iPhoneの連絡先データは、基本的にはiCloud上に残っています。それなのに、まっさらなデータに連絡先データを追加するとその1件のデータだけの連絡先データが作成され、これが残っていた連絡先データに上書きされてしまいかねません。そうなると、本当に連絡先データは消えた状態になります。

そんな最悪の事態を避けるためにも、まずは次の章で説明する手順で、データが消えたのではなく、ただ見えなくなっただけではないかを確認してください。

iPhoneで連絡先が消えた時はまず確認を

iPhoneの連絡先が「消えたのではなく見えなくなった」のだとすれば以下の2つの確認方法のどちらかで消えたはずの連絡先が復活します

iPhoneの連絡先のグループ設定を確認

最初に考えられる連絡先が消えた原因はiPhoneの連絡先の「グループ」の設定が変更されていることです。

iPhoneの「連絡先」を立ち上げたら、「連絡先なし」となっている場合、画面左上の「グループ」をタップします。そして一番上の表示が「すべての連絡先を表示」になっていて、各グループの右端にチェックマークが入っていなかったとしたら、連絡先が消えた原因は間違いなくこのせいです。「すべての連絡先を表示」をタップしてください。

すると一番上の表示が「すべての連絡先を隠す」に変わりグループ全部にチェックマークが付きます。たいていの場合は、これで連絡先が復元されます

iCloudと連絡先の同期設定を確認

前節の方法でもうまくいかない場合は、連絡先とiCloudの接続が切れてしまい、クラウド上のデータが読み込めなくなっていることが原因である可能性が出てきます。この場合は、まずiPhoneから「設定」を立ち上げ自分のアカウントを選択します。そして「iCloud」を選び、「連絡先」のスイッチをオン(緑色)にします。

これで、あなたのiPhone上の連絡先がiCloud上の連絡先データと同期され、データが復元されます。もし確認した段階ですでにスイッチがオンになっていた場合は、残念ながら連絡先データが消えた原因はこれではなかったということになります。

iPhoneで連絡先が消えてしまう原因

前章で説明した方法で確認しても連絡先が復旧できない原因には、連絡先のグループでフィルタを掛けているか、電話帳アプリが悪さをしている可能性があります。

フィルターをかけている

前章の「iPhoneの連絡先のグループ設定を確認」の節で説明した「グループ」の一番上の表示が「すべての連絡先を隠す」になっているにもかかわらず、いくつかの連絡先が消えた場合は、グループの表示にフィルタがかかっていることが原因と考えられます。

あらためてiPhoneの「連絡先」を立ち上げ、画面左上の「グループ」をタップし、グループ画面をスクロールします。すべて、もしくはあなたが表示したいグループにちゃんとチェックマークが入っているかを確認してください。必要なグループにチェックマークが入っていなければ、それをチェックして表示を復活させます

電話帳アプリを使用している

iPhoneで連絡先アプリを利用せずに、ほかの便利な電話帳アプリを利用している場合で、これら電話帳アプリから登録したはずの連絡先が見ることができないで困っていることもあります。当人は連絡先アプリを使っているつもりで、実は電話帳アプリを使っていた、という勘違いもあり得ます。

こうした連絡先以外の電話帳アプリを使っていて連絡先が消えた場合、電話帳アプリとは別に連絡先アプリを立ち上げると連絡先データがちゃんと表示されるようならば電話帳アプリの連絡先へのアクセスがオフになっているのが原因です。

次の章の「プライバシー設定からグループ管理できるアプリを有効にする」を参考に、電話帳アプリの連絡先へのアクセスをオンに切り替えてください

また、上記の状態とは逆に電話帳アプリでは連絡先データが残っているのに連絡先アプリにはデータが消えたという場合には、電話帳アプリのデータを元に連絡先のデータを復元できる可能性があります

次の「iPhoneで消えた連絡先を復元する方法」の方法をためしても連絡先のデータが復元できない場合は、電話帳アプリのマニュアルを元に、データを書き出して連絡先アプリにそれを読み込ませてください。

iPhoneで消えた連絡先を復元する方法

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この記事のライター
julyten
PDAの頃から携帯機器やPC関係を扱ってきた旧きプロレス愛好家。

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