2019年9月にリリースされたiOS13では、iPhone5s、iPhone6、iPhone SEがサポート対象外となりました。今回、iOS13のサポート対象外となってしまったiPhone6などは使えなくなってしまうのか,この記事で詳しく解説します。
iOS13が、2019年9月にリリースされました。iOS12では、iPhone5s以降のiPhoneがサポート対象でした。しかしiOS13では、一部のiPhoneが更にサポート対象外となりました。この記事では、iOS13でサポート対象になったiPhoneと、サポート対象外になったiPhone、それから、サポート対象外となったiPhone6などの今後をお伝えします。
iOS13のサポート対象となったiPhoneなどは、次の機種です。
iOS12までは、iPhoneもiPadも同じiOSを利用していました。しかし、スマホとしての利用されるiPhoneと、ノートPCの代わりとして利用されることが多いiPadでは、同じOSを使い続けることの限界が見えてきました。そのために、iOS13はiPadには適用されず、新たにiPad OSが適用されることになりました。iPad OSが適用されるiPadは、次のiPadです。
iOS13のサポート対象外となってしまうiPhoneもあります。iPhone13のサポート対象外となってしまうiPhoneは、次の通りです。
iOS13のサポート対象外となってしまったiPhone6などは、iOS13が配信されたらいきなり使えなくなってしまうのか、気になっている方もいることでしょう。iPhone6などが今後どうなるのか、解説します。
Apple社ではこれまでも、新しいOSのサポート対象外となってしまったiPhoneが、いきなり使えなるようなことはしませんでした。ネットワークを利用する上での危険性を排除するため、セキュリティアップデートは、当面の間iOS12のアップデートとして提供されます。iPhone5sやiPhone6を使っている方も、その点では安心して使い続けられます。
ただしこれまでとは異なり、iOS12に対して、アップデートによって新しい機能を追加することは行われなくなります。iOS12では、すでにインストールされている機能しか利用できません。
今後、iPhone向けにリリースされるアプリは全てiOS13に対応したものになります。また、アプリのアップデートも、iOS13に対応したものとなります。アプリの中には、iOS12ではうまく動作しなくなるものも出てくる可能性があるため注意が必要です。
アプリは全てiOS13に対応したものとなってくるため、アプリによってはiOS12での利用によってセキュリティ面での不安が出てくる場合があります。特に、セキュリティ面で気を付けなくてはいけないのが、決済アプリです。
Apple PayでモバイルSuicaを利用している方や、PayPayなどの電子マネーをiPhoneで決済しているのであれば、iOS13非対応のiPhoneを使い続けるのは危険です。ぜひiOS13に対応しているiPhoneに、買い替えましょう。
この記事では、iOS13に対応しているiPhoneと、対応していないiPhoneをご紹介しました。今まではiPhone6がリーズナブルな価格で買えたことから、iPhone6のユーザーもまだまだ少なくありません。
しかし、当面はiOS12のセキュリティサポートも続きますが、アプリの動作が不安定になる可能性もあります。格安の新型iPhone SEのリリースも発表されました。ぜひこの機会に、新しいiPhoneに買い替えることをおすすめします。