Bluetoothを使ってワイヤレス接続が可能なイヤホンで音楽を聴く時、Bluetoothがうまく繋がらないトラブルに遭うことがあります。今回はペアリングの問題を解決できるよう、イヤホンがBluetoothに繋がらない際の対処法を解説していきます。
最近では、ワイヤレスでデバイスとペアリングさせることによってイヤホンを使うことができる製品が販売されています。スマホなどのデバイス機器から直接ケーブルが伸びていませんので、スマートに音楽を楽しむことができるようになりました。便利に使うことが可能な反面、勝手に解除されるなども含め、うまくBluetoothに繋がらないことがあります。
Bluetoothに接続できない際、最初に確認しておくべき項目は、バージョンが対応しているかということです。スマホのOSがお使いのBluetooth機器と対応しない場合には適切に繋がらないことが多くあります。ワイヤレス機器を購入する際には、AndroidやiPhoneで使っている端末で使用することができるか確認する必要があります。
また、デバイスの周りに干渉するものがあるかどうかを確認してからワイヤレスイヤホンを接続してください。干渉するデバイスがある場合には、すでにBluetoothがそちらの機器とペアリングされてしまい、接続することができなくなります。ペアリングの際には、同時に周りにあるBluetooth機器も考えて接続することが大切です。
Bluetooth接続時の注意点を2点説明しました。まずはBluetoothのデバイスがしっかりと対応しているバージョンであるかということと、接続の干渉がないかということをまずはチェックしてみましょう。上記の確認を行ってペアリングしたにもかかわらず、Bluetoothイヤホンが思い通りに繋がらない場合には、別の原因が考えられます。
別の原因として考えられる項目は、多数あります。Bluetoothのイヤホン側でチェックする必要があるものと、スマホ側でチェックする必要があるものなど様々な確認事項があります。原因として考えられるものを挙げていきますので、1つずつチェックしてからBluetoothのイヤホンに再度ペアリングを行ってみてください。
まずは初歩的な項目から解説します。最初に確認したいのは、バッテリーです。Bluetoothイヤホンはバッテリーのエネルギーを使用してペアリングしますので、通常のイヤホンのように使用することができません。初めて使う方は覚えておいてください。Bluetoothイヤホンのバッテリーが充電されているか残量を確認しておきましょう。
店頭などで購入した直後の場合、バッテリーは充電されていなことが多くあります。初めて使う場合は、まずBluetooth機器のバッテリーを充電してから使用することをおすすめします。
次にチェックしたい項目は、接続と同時にスマホ側のBluetoothがオンにされているかです。スマホ側では基本的にBluetoothは自動で切り替えをしません。Bluetoothイヤホンでペアリングするためには、スマホ側のBluetooth機能を自分でオンに切り替える必要があります。Bluetoothがオフの状態ではイヤホン側でデバイスが認識できないということです。
オンにすると同時に他のデバイスにペアリングされてしまっていることも原因として考えれらます。先ほども触れましたが、他のデバイスが干渉してしまうと、誤ってそちらにペアリングされてしまいます。目的の端末以外のデバイスにBluetoothで接続されていると、同時に他のイヤホンを認識するができなくなります。この場合は一度解除が必要です。
スマホ側でBluetooth機器を検索する際に、ペアリングするイヤホンの機器名が正しく表示されているか確認することも大切です。Bluetoothで初めてペアリングする際に、スマホ側で接続機器の検索を行います。この際にイヤホンの機器名が表示されていない場合は、イヤホン側でBluetoothを発していないことが考えられます。同時に電源も確認してください。
Bluetoothで接続する際にPINコードの入力を要求される場合があります。この際にスマホで表示されている通りに入力できているか確認してください。PINコードを誤って入力してしまうとBluetooth機器とペアリングが不可能になります。もし接続ができない場合は、Bluetoothを解除してPINコードをもう一度表示させて入力してください。
また、お使いのAndroidやiPhoneのOSが最新のバージョンであるか確認することも必要です。うまくイヤホンをBluetoothに接続することができない場合や、端末でBluetoothイヤホンを検出できなかった場合には、OSがそれに対応していないことも考えられます。最新のOSであれば殆どのBluetooth機器を不具合なくペアリングできますので試してください。
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