Bluetoothが繋がらない・接続(ペアリング)できない原因と対処法を解説!

スマホのヘッドフォンや無線のキーボード接続など益々身近になってきたBluetooth機能。しかしBluetoothに繋がらないという問題が多く起きています。今回は、Bluetoothが繋がらない原因と対処法を解説します。

目次

  1. 1Bluetoothが繋がらない時はまず確認しよう!
  2. デバイスと対応しているか
  3. 干渉する機器がないか
  4. 2Bluetoothが繋がらない・接続できない原因
  5. Bluetoothがオフになっている
  6. ペアリングができていない
  7. PINコードの入力が間違っている
  8. バッテリーが切れている
  9. OSが最新バージョンではない
  10. 3Bluetoothが繋がらない・接続できない対処法
  11. 接続機器があっているか確認する
  12. Bluetoothの設定をオフ・オンにする
  13. 再起動する
  14. ペアリングを再接続する
  15. 4Bluetoothが繋がらない場合はまず原因を探ろう

Bluetoothが繋がらない時はまず確認しよう!

イヤホン、スピーカー、キーボード、マウス、テザリングなどに、最近ではBluetooth機能が多く使用されるようになりました。これまではケーブルで繋がなければ行えなかった様々なタスクを、Bluetoothで行えるようになり、その結果私たちの生活をさらに便利になりました。

ケーブルではなく無線でデータをやりとりできるBluetoothの利便性に加え、Bluetoothが国際標準規格であり、Bluetooth対応機器であればどの国の製品でも使用できることを考えると、これからさらに多くのBluetooth関連商品が登場することが予想されます。

そんな前途有望なBluetooth機能ですが、ユーザーの間では、Bluetoothが繋がらない、接続できない、と言った苦情が上がっています。Bluetoothが繋がらない時に、専門業者にチェックをしてもらう前に、自分で行えることが幾つかありますので、これから説明します。

デバイスと対応しているか

Bluetooth機能は便利で広く普及されつつある無線通信技術ですが、すべてのデバイスにBluetoothが対応しているわけではありません。スマホやPCを他のデバイスに認識させ、無線で接続するには、その接続先のデバイスがBluetooth機能を搭載したBluetooth対応機器でなければなりません

これはBluetooth無線通信技術にとって肝要な「ペアリング」をするため、まず確認しなければならないことです。

干渉する機器がないか

Bluetoothが繋がらない時に確認すべき別の点は、Bluetooth利用時の周辺環境です。Bluetoothは無線でデータをやりとりする通信技術なので、電波干渉の影響を受けます。電波干渉とは、同じ周波数の中に多くの無線が存在し、それぞれの無線が干渉し合うことです

電波干渉は通信速度の低下を引き起こします。電波干渉の原因となるものには、電子レンジ、ワイヤレススピーカー、スマホ、また電線などの電気の供給源などが含まれます。さらに、厚いコンクリートの壁で分断された部屋と部屋の間での使用は、無線通信を遮断するため、干渉の原因となります。

iPadがBluetoothでイヤホンやスピーカーに繋がらない・接続できない対処法を解説!
iPadをBluetoothを使ってイヤホンやスピーカーに接続する際、接続できなかったことは...

Bluetoothが繋がらない・接続できない原因

Bluetooth対応の機器であり、Bluetooth利用時の周辺環境に電波干渉をするものが何もないにも関わらず、Bluetoothが繋がらない、接続できない、という問題が解決できないなら、考えられる5つの原因をチェックする必要があります

1つ目はBluetoothがオフになっている、2つ目はBluetooth対応機器とスマホのペアリングができていない、3つ目はBluetooth接続の際に必要なPINコードの入力が間違っている、4つ目はBluetooth対応機器のバッテリーが切れている、5つ目はスマホのOSが最新のものではないことです。これからそれら5つの原因を1つずつ考えます。

Bluetoothがオフになっている

Bluetoothが繋がらない原因の1つ目は、スマホのBluetooth設定がオフになっていることです。Andorid端末でBluetooth設定がオフになっているかどうかを確認する方法を説明します。まずホーム画面から「設定」「接続」「Bluetooth」へと進みます。「Bluetooth画面」でBluetooth設定がオフになっているならオンにします。

次にiPhoneでBluetooth設定がオフになっているかどうかを確認する方法を説明します。まずホーム画面から「設定」「Bluetooth」に進みます。「Bluetooth画面」でBluetooth設定がオフになっているならオンにします。

ペアリングができていない

Bluetoothが繋がらない原因の2つ目は、Bluetooth対応機器とスマホのペアリングができていないことです。Bluetooth対応機器をスマホで使用するには、スマホとBluetooth対応機器をペアリング、つまり機器を認識させ無線で接続する必要があります

しかし、Bluetooth対応機器をスマホが認識できず、ペアリングできないことがあります。それで一度Bluetoothとスマホのアリングを解除し、再びペアリングを実行することにより問題の解決を図ります。Android端末でBluetoothとスマホのペアリングを解除する方法を説明します。

まずホーム画面から
「設定」「接続」「Bluetooth」「歯車マーク」「ペアリング切断」と進みます。「ペアリングを解除」を選択し、ペアリングを解除します。

次にiPhoneでBluetoothとスマホのペアリングを解除する方法を説明します。ホーム画面から「設定」「Bluetooth」に進みます。「Bluetooth画面」に表示されるBluetooth対応機器からペアリングを解除したいBluetooth対応機器を選択します。次の画面で「接続解除」を選択し、ペアリングを解除します。

PINコードの入力が間違っている

Bluetoothが繋がらない原因の3つ目は、Bluetooth接続の際に必要なPINコードの入力が間違っていることです。スマホをBluetooth対応の機器に、あるいは別のスマホとペアリングする際、PINコードの入力を求められる場合があります

iPhoneやAndroid端末の画面に「Bluetoothペアリングの要求」というポップアップが表示され、6桁の数字の入力を求められますので、ペアリングの設定画面に戻り、PINコードを入力し接続します。

バッテリーが切れている

Bluetoothが繋がらない原因の4つ目は、Bluetooth対応機器のバッテリーが切れていることです。購入したBluetooth対応の機器のバッテリー充電が全くされていなかったり、あるいは十分でなかったりすると、Bluetoothが自動的にオフになることがあり、ペアリングができないことがあります。

特に突然Bluetooth対応機器がペアリングできない時は、バッテリー充電が十分でない可能性が大きいと言えます。

OSが最新バージョンではない

関連するまとめ

関連するキーワード

この記事のライター
伊藤清貴
現在南米のサッカー大国アルゼンチンに、妻と愛犬のミニチュア ピンシャー「チキ」と暮らしています。これまで20年間で...

人気の記事

新着まとめ