半角バックスラッシュを入力したいけれど、上手く入力できない。思っていた記号と違う記号が表示される。そういったケースでの半角のバックスラッシュの入力方法をWindowPCでメモ帳やコマンドプロンプトのアプリケーションを用いてご紹介します。
IMEを半角モードにしてキーボードの「ろ」キーを押すとバックスラッシュを入力できます。または、全角モードで「ろ」キー を押して、「F10」キーで半角に変換しバックスラッシュを入力します。
日本語配列のキーボードの場合はバックスラッシュは「ろ」キーですが、英語配列のキーボードだと「Enter」キーの上に「\」が配置されています。
上記方法で入力しても半角のバックスラッシュにならず、半角の「¥」になる場合があります。
半角のバックスラッシュは表示しているフォントの種類によっては入力することができません。正しく言うとバックスラッシュを表示することができないフォントになっています。半角の「¥」と「\」は同じ文字コードであるために、フォントの種類によって表示されることになります。
全てに該当する訳ではありませんが和文フォントなら「¥」、英語などアルファベットが主体の欧文フォントであると「\」でバックスラッシュが表示されます。「\」が「¥」に置き換えられているので「\」と「¥」は同じものです。バックスラッシュの表示上の違いだけで同じ扱いとなります。
記号の「バックスラッシュ」の半角は、日本語のフォントには含まれていません。そのため、バックスラッシュを入力するためには入力するアプリケーションで日本語以外のフォントに切り替える必要があります。
メモ帳を用いて手順を紹介します。※お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。
1.半角のバックスラッシュを入力したいアプリケーション(ここではメモ帳)を起動します。
2.「書式」メニューを選択し、「フォント」をクリックします。
3.「フォント」の一覧が表示されます。「フォント名」欄から、「Arial」や「Calibri」といった、日本語フォント以外のフォントを選択します。
4.「OK」ボタンをクリックします。
5.メモ帳に戻り、キーボードの「ろ」キーを押下します。
半角のバックスラッシュを表示できるフォントを紹介します。
上記フォントに変更すると半角のバックスラッシュを表示することができます。
日本語フォントの環境では、半角バックスラッシュを入力できません。欧米フォント(英数字用フォント)を使用している環境では半角の「\」はそのままキーボードから入力で表示できますが、和文フォント(日本語用フォント)では半角の 「¥」 が入力、表示されるよう設定されています。
これは文字コードの問題で、過去に米国「\」と日本「¥」が同じ文字コードで定義してしまったためです。※特殊なフォントではバックスラッシュが別の表示になっている場合がありますので注意してください。
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