Xperia/Androidスマホのゴミ箱はどこ？空にする(完全削除)や復元を解説！

間違えてデータを消してしまった時、どこかに復元出来る場所はあるのでしょうか。パソコンなら、意図的に完全に削除していなければゴミ箱に移動しているだけなので、簡単に元に戻せます。パソコンを使用した経験がある場合は特に、Androidも同じようにゴミ箱に残っているから大丈夫だと考えている方も多いようです。

では、Androidのゴミ箱の場所はどこにあるのでしょうか。この記事では、Androidにおいてのゴミ箱機能、データの復元について解説します。

結論からいうと、Androidにゴミ箱機能は存在しません。つまり、「データの消去=簡単に元には戻せない」という事です。見つけられないから使えない訳ではありません。そもそも、パソコンと同じ機能を備えたゴミ箱は、Androidには存在しないからです。

Androidでは基本的に削除したファイルなどはゴミ箱に一旦保存されるのではなく、そのまま完全に削除されてしまいます。パソコンのようなゴミ箱機能は使えないので、ファイルなどを削除するときには注意しましょう。

SNSを見ると、Androidにはゴミ箱がないことを知らなかったという声が多く見受けられます。ゴミ箱の場所が、どこにあるのか知らないから使えないと思っている方が多いようです。しかし、Androidにゴミ箱という機能はありません。

ですが、Androidでもゴミ箱のマークは表示されます。同じゴミ箱マークだからパソコンと同じだと思う方も多いでしょう。しかし、Androidのゴミ箱のマークとパソコンのゴミ箱では備わっている機能がまるで違います。では、Androidのゴミ箱のマークはパソコンのゴミ箱とはどう違うのでしょうか。

既に知っている方も多いですが、Androidのゴミ箱マークはホーム画面でアプリのアイコンを長押しする事で画面上に表示されます。表示されたゴミ箱マークの上にアプリのアイコンを移動させて離す事で、対象のアプリがAndroid端末から削除されます。ここで、パソコンとAndroidでのゴミ箱マークの機能の違いに注意が必要です。

パソコンのゴミ箱機能は、おおまかに以下の3つあります。

• データを一旦ゴミ箱の中に移動させて見えなくする
• ゴミ箱の中に移動させたデータを完全に削除する
• ゴミ箱の中に移動させたデータを復元する

Androidのゴミ箱に備わっている機能は以下です。

• データを完全に削除する

ここまでAndroidのホーム画面のゴミ箱の説明をしましたが、実はGoogleフォトの操作でもゴミ箱が存在します。写真や動画は、思い出が詰まっており、大切な人との大事な写真など、絶対に消したくないデータが誰しもあるでしょう。では、Googleフォトのゴミ箱の機能はどうなっているのでしょうか。結論から言うと、Googleフォトの場合、削除しても60日間はクラウドに保存されています。よって、間違って削除してしまっても復元する事が出来ます。

但し、60日間を越えていたり、「ゴミ箱を空にする」を実施していると復元出来ませんので注意が必要です。「ゴミ箱を空にする」については後から解説しますが、何をしたらデータは残っていて、何をしたら完全に消えてしまうのかを理解しておく必要があります。

Androidでデータを削除してしまった場合、基本的にデータを元の場所に戻すことは出来ません。前述した通り、Androidのゴミ箱にデータを復元する機能はどこにも備わっていないからです。ですが、データを削除してしまったら、本当に完全に削除されているのでしょうか。実はどこかにデータが残っている場所があるのではないかという疑問が残ります。

Androidでデータを削除しても、多くの場合データは端末の中に残っています。では、なぜ復元出来ないのか。それは、データにアクセスするのに必要な部分が削除されているからです。しかし、どうにか読み取る事が出来れば、データを復元出来る可能性が出てきます。