2019年10月08日更新
Amazonになりすました偽メールやサイトに注意!見分け方や対処法を解説
Amazonになりすました偽のメールが届くことがあります。クリックすると本物のAmazonそっくりの偽サイトに誘導されてしまいますが、偽メールの見分け方はどのような方法があるのでしょうか。この記事ではAmazonとそっくりな偽メールへの対処法をお伝えします。
目次
- 1Amazonから偽のなりすまし詐欺メールがうざい!
- ・Amazonを騙る迷惑メールやサイトが急増!
- ・AmazonのログインIDとパスワードなどを狙う詐欺が目的!
- 2Amazonになりすました偽の詐欺メールの内容とは?
- ・アカウント情報の確認を求める
- ・クレジットカードの有効期限が切れたという連絡
- ・Amazonアカウント停止や閉鎖のお知らせ
- ・アカウントに異常な活動を検知したというお知らせ
- ・今すぐアカウントを確認するようにというお知らせ
- 3Amazonから不審なメールが届いた場合の対処法
- ・偽メールは削除して迷惑メールとして報告
- ・Amazonにも報告をする
- 4Amazonからのメールと偽メールの見分け方
- ・メールの送信元やサイトのURLを確認
- ・Amazonのアカウント情報のメッセージセンターを確認
- 5Amazonになりすました偽メールに引っ掛かってしまった場合には?
- ・Amazonに速やかに報告を
- ・クレジットカード会社に連絡を
- ・AmazonのログインIDとパスワードを変更
- ・その後の連絡には一切反応しない
- 6Amazonからの偽メールには反応しないことが一番!
Amazonから偽のなりすまし詐欺メールがうざい!
迷惑なスパムメールが後を絶ちません。Amazonを頻繁に利用する人を悩ませる迷惑メールが、Amazonになりすました詐欺メールです。友人や知人からのメールや、迷惑メールではなく自分が利用した通販などの正規の広告メールよりも、毎日届く迷惑メールの方が多いともいわれていいます。
その中でもAmazonからの偽のなりすましメールにはどのように対処したらいいのか、この記事ではその対処法についてお伝えします。
Amazonを騙る迷惑メールやサイトが急増!
迷惑メールの中でもAmazonユーザーが頭を悩ませるものに、Amazonになりすました迷惑メールです。本当にAmazonから届いたのかと思ってリンクをクリックしてしまうと、Amazonのログイン画面と全く同じログイン画面のサイトが出てきます。
ここで怪しいと思ってログインしなければいいのですが、うっかりとログインIDとパスワードを入力してしまって、Amazonアカウントを乗っ取られるという被害も多発しています。
GmailやYahoo!メールを使っているのであれば、迷惑メールフィルターがしっかりとしているので、こうした詐欺の偽メールは迷惑メールフォルダに振り分けられます。しかし、GmailやYahoo!メールでも迷惑メールフィルターをかいくぐって、受信トレイに入ってしまう偽メールもあります。
どうしても偽メールを防ぐことは難しいので、偽メールや偽サイト見分ける目を持たなくてはいけません。偽メールの特徴をしっかりと把握して、偽物のサイトへのリンクをクリックしないように気を付けましょう。
AmazonのログインIDとパスワードなどを狙う詐欺が目的!
Amazonからのメールを装った偽メールの目的は、偽物のログインサイトに誘い込んでAmazonのログインIDとパスワードを入力させることです。ログインIDとパスワードを盗んだうえで、ログインしてパスワードを変更して、本来のアカウントの持ち主がログインできないようにしてしまうことが目的です。
ログインパスワードを詐欺集団に変更されてしまうと大変なことになります。絶対に不審なメールは開いたり、不審なリンクはクリックしないことが大切です。
Amazonになりすました偽の詐欺メールの内容とは?
Amazonになりすましたうざい偽の詐欺メールの内容にはある傾向があります。こちらではAmazonからのメールになりすましたうざい偽メールの主な内容についてみていきましょう。
アカウント情報の確認を求める
Amazonからのうざい偽メールの内容には、アカウント情報の確認を求めるメールがあります。「今すぐあなたのアカウントを確認してください」というタイトルで、何らかの不審な点があるのですぐにアカウントを確認するようにと、偽のログインサイトへ誘導されます。
クレジットカードの有効期限が切れたという連絡
Amazonからのうざい偽メールの内容では、クレジットカードの有効期限が切れて使えなくなったので、新しいクレジットカード情報を入力するようにという連絡もあります。こちらも偽のログインサイトへ誘導されて、クレジットカード情報を入力させられます。
クレジットカード情報を入力してしまうと、詐欺グループにクレジットカード情報も渡してしまうことになるので、絶対に不審なメールには反応してはいけません。
Amazonアカウント停止や閉鎖のお知らせ
Amazonアカウントが停止したとか閉鎖したというメールが届くことがあります。Amazonのマーケットプレイスに出品しているのなら、アカウントの停止や閉鎖もかなりの確率で起こりますが、購入にしか使っていない場合にはめったに起こりません。
商品のキャンセルや返品を大量に繰り返すようなことをしていなければアカウントの停止や閉鎖はあり得ないことです。こちらも不審なメールの可能性があるので、とりあえずAmazonにログインしてみましょう。ログインできれば大丈夫です。
アカウントに異常な活動を検知したというお知らせ
Amazonになりすましたうざい不審なメールの内容にはアカウントに異常な活動を検知した、という内容のメールもあります。不正なログインをしようとしている人がいたりする場合に、異常な活動として報告されることは実際にあります。
しかし、Amazonがメールからログインサイトへ誘導するようなことはありません。メールにログインサイトへのリンクがあったとしても、そちらからはログインせずに、アプリやブラウザからいったんログインして確認してみることをおすすめします。
今すぐアカウントを確認するようにというお知らせ
うざい偽メールの内容には、閉鎖されそうになっているので今すぐアカウントを確認するようにというお知らせのメールもあります。こちらのメールにもログインサイトへ誘導するためのリンクが貼られていますが、こちらのリンクからログインするのではなく、アプリやブラウザからログインして確認してみれば大丈夫です。
Amazonから不審なメールが届いた場合の対処法
Amazonからのなりすました偽のうざいメールが届いた場合の対処法についてみていきましょう。
偽メールは削除して迷惑メールとして報告
偽メールだと思ったら削除しましょう。そして迷惑メールとしてプロバイダに報告します。GmailやYahoo!メールでも、携帯電話会社のメールでも、ほとんどのメールサービスで「迷惑メールとして報告」という機能があるはずです。
不審な迷惑メールだと思ったら遠慮なくこちらのボタンをクリックして、迷惑メールとしてメールサービスの運営者に報告をしましょう。
Amazonにも報告をする
また、AmazonへもAmazonになりすました偽の詐欺メールが届いた旨を報告しておきましょう。Amazonになりすました偽のメールの報告はこちらのリンクに詳しい方法が記載されています。
Amazonからのメールと偽メールの見分け方
Amazonからの本物のメールと偽メール、本物のサイトや偽サイトの見分け方はどうしたらいいのか、こちらでは偽物と本物の見分け方についてみていきましょう。
メールの送信元やサイトのURLを確認
まずはメールの送信元やサイトのURLを確認しましょう。Amazonで利用しているドメインは「amazon.co.jp」です。こちらはプライム会員の入会ページですが、こちらのドメインも「amazon.co.jp」です。
こちらはとある商品の販売ページですが、こちらのドメインも「amazon.co.jp」です。
こちらのAmazonから届いたメールのドメインも「amazon.co.jp」です。
Amazonの正規のサイトや、Amazonからの正規のメールのドメインは全て「amazon.co.jp」です。ドメインは他の人は取れないものなので見分け方として使えます。
これ以外のドメインのメールやサイトは全て偽物だということです。Amazonからの不審なメールや不審なサイトのなりすましを疑った時の見分け方にはドメインを確認してみることをおすすめします。
AmazonのサイトでAmazonが利用しているアドレスを確認
Amazonでは本物のメールやメッセージと偽物の見分け方のためにAmazonからの正規の連絡をするときに使っているメールアドレスのドメインや、SMSで使っている電話番号などをサイトで公開しています。不審なメールやサイトとの見分け方がわからない場合の見分け方では、こちらのページでAmazonの正規のメールなのかを確認してみましょう。
Amazonのアカウント情報のメッセージセンターを確認
どうしても不審なメールが偽物なのか本物なのか見分け方がわからないときには、Amazonのサイトにログインして、アカウントサービスからメッセージセンターを確認してみましょう。アカウントサービスのメッセージセンターには、一定の期間にAmazonから配信されたお知らせメールが保存されています。
Amazonから、一人一人のアカウントへの連絡事項もこちらに保存されています。Amazonのメッセージセンターに不審なメールと同じ内容のメッセージが保存されていれば、それは本物のメールですし、メッセージセンターに同じメッセージがなければ偽物だったということです。
メッセージセンターへの入り方は、Amazonにログインしたらページの右上にある「〇〇さん アカウント&リスト」をクリックします。「Eメールとメッセージ」の中に「メッセージセンター」があるので、そちらをクリックすると、Amazonからの本物のお知らせを確認できます。
Amazonになりすました偽メールに引っ掛かってしまった場合には?
Amazonになりすました偽の詐欺メールに引っ掛かってしまうこともあります。詐欺の手口も年々巧妙化しているので、うざいと思いつつも本物と思い込んでしまって、ログイン情報やクレジットカード情報を入力して送信してしまうこともあります。
偽メールに引っ掛かって、ログインIDやパスワード、クレジットカード情報を送信してしまった場合の対処法についてみていきましょう。
Amazonに速やかに報告を
購入した覚えがないものを購入していたり、ログインパスワードを変更した覚えがないのにログインできなくなったりした場合には、アカウントが詐欺集団に乗っ取り被害に遭った可能性があります。金銭的な被害を被らないうちに、Amazonに速やかに報告しましょう。
先ほどの迷惑メールの報告方法ではなく、乗っ取りに合った可能性が高い場合にはカスタマーサービスに直接連絡をしましょう。メールフォームからの連絡では返信をもらうために時間がかかるので、できれば電話で連絡をします。
こちらのページにアクセスすると、問い合わせたい内容と問い合わせ方法を選択できます。問い合わせ方法にはすぐに担当者と電話かチャットができる方法を選択できるので、こちらからまずはAmazonに連絡を入れましょう。
問い合わせ用フォームからの電話が時間がかかりそうな場合には、こちらのフリーダイヤルから電話をすることもできます。
0120-999-373
24時間対応してくれるのでまずは電話かチャットでアカウントが乗っ取られたことを伝えて、アカウントを停止してもらうようにしましょう。
クレジットカード会社に連絡を
クレジットカード情報を詐欺サイトから送信してしまった場合には、クレジットカード会社にも連絡を入れて、速やかに利用を停止してもらいます。クレジットカードは本人確認の義務が課せられているので、カードを使われてしまっても金銭的な被害を被る可能性は少ないのですが、時間がたてばたつほど被害は大きくなります。速やかに連絡を入れましょう。
カードを速やかに停止して再発行を依頼
カード番号やセキュリティ番号を詐欺集団に知られてしまっているので、同じカードを使うことはもうできません。カードを停止したら、違うカード番号のカードを再発行してもらうように依頼しましょう。クレジットカードの再発行にはだいたい1週間から10日ほど時間がかかります。
再発行に当たっては発行手数料が必要になりますが、カードの種類によって金額は違います。再発行してもらうカードの会社にその辺はよく確認しましょう。
AmazonのログインIDとパスワードを変更
Amazonのアカウントに再ログインできるようになったら、真っ先にログインIDとパスワードを変更しましょう。AmazonアカウントへのログインIDはメールアドレスですが、同じメールアドレスを使うのはとても危険です。できればパスワードだけではなく、メールアドレスも変更しておきましょう。
GmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスなら無料でいくつでも取得できます。フリーメールを使って、新しいログイン情報を作成しましょう。
その後の連絡には一切反応しない
AmazonのログインIDに使っているメールアドレスは、他のサービスにも使っていることが多いので、メールアドレスそのものを捨ててしまう、というわけにはいかないでしょう。詐欺集団からはうざいメールがまだまだ届く可能性がとても高いです。
しかし、うざいメールはすべてスパム報告をして、一切反応しないことが大切です。うざいメールは開かないこと、万が一開いてもリンクはクリックしないことが二度と同じような被害に遭わないためにも大切なことです。
Amazonからの偽メールには反応しないことが一番!
この記事ではAmazonになりすました偽メールの見分け方や対処法、万が一偽メールに反応してしまった場合にやるべきことについてみてきました。Amazonを装った偽メールは本当に毎日のように届いてうざいものです。一番やってはいけないことは、偽メールに反応してしまうことです。
メールアドレスやドメインを見れば偽物か本物かは見分けがつきます。偽メールには冷静に対処して、迷惑メールとして報告して削除するようにしていきましょう。