2020年05月18日更新
Zoomのヘッドセットおすすめ10選!マイクの種類や選び方を紹介!
Zoomで会議に出席するときには、ヘッドセットやマイクが欠かせない方もいることでしょう。どのようなヘッドセットやマイクががおすすめなのかわからない方に向けて、この記事ではZoomで使えるヘッドセットの選び方とおすすめ商品をご紹介します。
目次
- 1Zoom用にヘッドセットやマイクは必要?
- ・PCにマイクが内蔵されていないことがある
- ・PC内蔵のマイクでは通話の音質が悪すぎて聞いてもらえないことも
- ・PC内蔵のスピーカーでは会議の音が周辺に聞こえてしまう
- 2Zoom用のヘッドセットとマイクの選び方
- ・形状の種類で選ぶ
- ・接続方法
- ・ノイズキャンセリングは必要か?
- 3Zoom用のおすすめヘッドセット6選
- ・サンワサプライUSBヘッドセット MM-HSU10GM
- ・BUFFALO両耳ヘッドバンド式ヘッドセットBSHSHCS300BK
- ・ロジクール ヘッドセット パソコン用 H800r
- ・Jabra TALK 45
- ・エレコム ワイヤレスヘッドセットLBT-HS20MPCBK
- ・ゼンハイザー PMX 686i SPORTS
- 4Zoomにおすすめのマイク4選
- ・SONY エレクトレットコンデンサーマイクロホンPCV80U ECM-PCV80U
- ・SHURE コンデンサーマイク MOTIVシリーズ MV88A
- ・ヤマハYVC-1000
- ・ヤマハYVC-200
- 5Zoom用のヘッドセットやマイクは使う環境によって選ぼう
Zoom用にヘッドセットやマイクは必要?
テレワークが広がる中で、Zoomをビデオ会議システムとして採用する企業や教育機関が増えています。Zoomを使うときに、ヘッドセットを購入するように勧められる方もいますが、本当にZoomにヘッドセットは必要なのか、疑問に思う方も多くいます。
また、どのような選び方をして、どのような商品を使えばいいのかわからない方もいます。この記事では、Zoomでヘッドセットは必要なのか、おすすめ商品はどのようなものがあるのか、解説します。まずはZoomにヘッドセットは必要なのか解説します。
PCにマイクが内蔵されていないことがある
現在、販売されている新品のノートPCなら、マイクが内蔵されています。しかし、古いWindows7をアップグレードして使っているWindows10の場合や、デスクトップパソコンの場合には、PCにマイクが内蔵されていないことがあります。
古いPCでもスピーカーは内蔵しているものがほとんどですが、マイクが内蔵されていない場合には、少なくとも外付けマイクが必要です。
PC内蔵のマイクでは通話の音質が悪すぎて聞いてもらえないことも
特に周囲に音が漏れないようにヘッドセットを使うように、と指示がない場合には、PCにマイクとスピーカーが付いていれば特に必要ありません。しかし、PCに内蔵されているマイクでは、音質が悪すぎて相手に声が届かないことがあります。
また、静かな場所ならPC内蔵マイクで話ができても、周囲の騒音がひどいと使えない場合があります。その場合にはノイズキャンセリングが搭載されたマイクが必要になります。
PC内蔵のスピーカーでは会議の音が周辺に聞こえてしまう
また、企業によっては企業秘密を守るために、Zoomの通話の声が周囲に漏れないようにする必要がある場合もあります。その場合には、Zoom会議での通話ではPCのスピーカーではなく、ヘッドホンかイヤホンを利用する必要があります。
通常のヘッドホンやイヤホンでは、マイクを別に使う必要があります。両方用意するのは大変なので、秘密保持のためにヘッドセットの利用を指示された場合には、マイクと一体化したヘッドセットを利用しましょう。
Zoom用のヘッドセットとマイクの選び方
一口にヘッドセット行っても種類はいろいろとあります。こちらではZoomにおすすめのヘッドセットやマイクの種類や選び方をお伝えします。
形状の種類で選ぶ
ヘッドセットの種類でまず考えるべきことは、形状の種類です。ヘッドセットの形には、ヘッドホンのようなヘッドセット型と片耳掛け、マイクだけ単体で利用するものがあります。それぞれの特徴を解説します。
ヘッドセット
Zoom会議におすすめのヘッドセットの形状の種類には、ヘッドホン型のヘッドセットがあります。ヘッドホンにマイクが付いているタイプのものです。ヘッドホンの部分は音漏れしにくいイヤーパッドになっているものが多く、特に音漏れに気を付けたい場合におすすめです。
マイクも口元の近くの最もクリアに音を拾えるところに設置できます。他の種類の商品と比べると、相手にとって聞きやすい音質で会議の音声を届けられるのでおすすめです。
片耳掛け
Zoom会議におすすめのヘッドセットの種類には、片耳掛けもあります。こちらは片方の耳だけに掛けるタイプのものです。音は片耳からしか聞こえません。しかし、音楽やゲームを聞く時と違い、ステレオ音声やサラウンド音声はZoom会議には必要ないので、会議の音声だけならこれで十分です。
こちらはワイヤレスタイプのものであれば、装着している感じが少なくて、快適に利用できる点が大きなメリットです。ただし、マイクと口との距離が遠いので、マイク性能にいは注意が必要です。
マイクのみ
スピーカーは別のものを利用する場合には、マイクのみ必要だということもあります。PC内蔵のマイクの性能があまり良くなくて、相手から声が聞こえないと言われてしまう場合には、マイクだけ別に用意したほうがいいでしょう。
マイクだけであれば、ヘッドセットやPC内蔵のマイクよりも高い性能で音を拾ってくれるものがたくさんあります。音楽の演奏の録音や、生配信などに使えるものもあるので、Zoom会議以外の用途に利用する場合には検討しましょう。
スピーカーフォン
複数の人の声を拾えるマイクが必要な場合には、スピーカーフォンが便利です。スピーカーフォンとは、会議室などに設置すれば、かなり広い場所から音を拾える種類のマイクです。
ハウリングしたり、外部の音が入りやすいといった欠点があります。しかし、1台のPCからの参加者が大勢いて、会議の参加者全員にマイクを用意できない環境の時には、スピーカーフォンを利用するのが便利でしょう。
商品によって、数名でつかうものや、40名まで使えるものがあります。
接続方法
もう一つ、ヘッドセットを選ぶ場合には接続方式を選びましょう。接続方式には有線接続とワイヤレス接続があります。通話音声は有線接続の方が安定していますが、ワイヤレス接続にはコードが邪魔にならないという大きなメリットがあります。どちらがいいのかよく考えて検討しましょう。
有線接続
有線接続には、ミニジャックとUSBの2種類の方式があります。ミニジャックの場合には、マイクとスピーカーが同じケーブルの1本のケーブルと、マイクとスピーカーをそれぞれ別に接続する二股のケーブルに別れます。1本のケーブルはスマホやタブレットで、二股タイプはPCで利用します。
PCで利用する場合には、USBタイプの方がノイズが入りにくく、通話音声もよくなります。Zoomに参加するのがPCかスマホかで選びましょう。
ワイヤレス接続
ワイヤレス接続のヘッドセットは、ケーブルが煩わしくならないメリットがあります。最近のワイヤレスのものは、以前と比べると通話音声も向上しているので、通話も安心してできるものが増えてきました。
ワイヤレス接続の場合には、Bluetooth接続とPC側のUSBポートにアダプタを装着する赤外線通信タイプがあります。スマホからZoom会議にワイヤレス接続するのならBluetooth、PCならUSBアダプタ利用のタイプが一般的です。最近のワイヤレスのヘッドセットには、どちらでもつかるものもあります。
ノイズキャンセリングは必要か?
ノイズキャンセリングとは、周囲の音を取り込まずに、最も肝心な音だけをクリアに伝える技術です。ヘッドセットでは、スピーカーとマイクにそれぞれ対応できます。
スピーカーの場合には、耳を完全に覆ってしまい、周囲の音がヘッドホンの中に入らないようにすることでノイズキャンセリングできます。マイクの場合には音を拾う指向性を一方にすることで、その他の方向から入ってくる音をマイクに入れないようにするのが一般的です。
Zoom会議をする場所での周囲の騒音が気になる場合には、ノイズキャンセリング対応のヘッドセットがおすすめです。しかし、特にマイクのノイズキャンセリング対応は価格が対応していないものよりも高くなるので、予算も考えてよく検討しましょう。
Zoom用のおすすめヘッドセット6選
ここからZoomにおすすめのヘッドセットやマイクのおすすめ商品をご紹介していきます。まずはマイクとイヤホンやヘッドホンが一体化しているヘッドセットのおすすめです。一口にヘッドセットといっても、その形はいろいろとあるので、最もあなたに適しているものを選びましょう。
サンワサプライUSBヘッドセット MM-HSU10GM
こちらのヘッドセットは、ヘッドホンタイプのヘッドセットです。耳に当てる部分は、ソフトイヤーパッドで耳の形や大きさに関わらず装着しやすく快適です。周囲の音を拾いにくいので、雑音が大きい場所でも、Zoomでは相手の声が聞き取りやすくなります。
マイクは周囲の音を拾いにくい、単一指向性タイプのマイクです。あなたの話す声だけをしっかりと広い、周囲の雑音を拾いにくいので、Zoom会議には適しているでしょう。マイクは固定されていなくて、方向を変えられます。一番あなたの声を拾いやすいところにマイクを設置できます。
BUFFALO両耳ヘッドバンド式ヘッドセットBSHSHCS300BK
こちらのヘッドセットは、上記のサンワサプライと同じタイプのヘッドホン型のヘッドセットでありながら、比較的購入しやすい価格帯のヘッドセットです。イヤーパッドは半密閉型で、音漏れの心配がありません。周囲に気兼ねなく、Zoomのビデオ会議に没頭できます。
手元に音量調節ボタンが付いているので、パソコンでその都度調節しなくても、いつでも気軽に音量調節ができます。マイクはノイズキャンセリングタイプではないので、周囲がうるさい場合には注意しましょう。
ロジクール ヘッドセット パソコン用 H800r
上記の2つのヘッドセットは有線接続で下が、こちらのヘッドセットは、USBレシーバーをPCに取り付けるか、Bluetooth接続で利用するタイプのワイヤレスヘッドセットです。
右耳に音量やミュート、通話処理などができるコントローラーが付いてるので、操作がらくらくです。マイクにはノイズキャンセリングが搭載されているので、あなたの声をクリアに拾ってくれます。
こちらのヘッドセットは折り畳みができます。マイクも畳んで収納できます。持ち運びにも便利な高性能ヘッドセットです。
Jabra TALK 45
こちらのヘッドセットは、片耳タイプのヘッドセットです。Bluetooth接続のワイヤレスなので、コードの煩わしさから解放されます。片耳ですが、HD音質でイヤホンへの受信も、マイクからの発話もクリアな音質で通話できます。
イヤホンは、周囲に合わせて自動的に音量を調整してくれます。そのために、どのような場所で通話をしても、周囲の音声に通話を妨げられる心配がありません。また、マイクにはノイズキャンセリングが搭載されています。1回の充電で最大6時間の通話が可能です。
エレコム ワイヤレスヘッドセットLBT-HS20MPCBK
こちらのヘッドセットも片耳タイプです。こちらのヘッドセットでは、長時間耳にかけ続けていても、快適に利用できるように工夫されています。イヤーフックは左右それぞれ1つずつ付いているので、必要に応じて掛ける耳を変えられます。
こちらのヘッドホンは、耳への収まり具合が最適に設計されています。そのために、快適に耳に密着して、クリアな音質で相手の声が聞こえます。
マイクにはエコーノイズリダクションなどの技術を搭載し、周囲の雑音が入ったり、ハウリングが起こりにくい設計になっています。
ゼンハイザー PMX 686i SPORTS
こちらのヘッドセットは、頭の後ろに回してかける種類のiPhone専用のヘッドセットです。本来は、スポーツをするときのためのヘッドセットで、軽い装着感と動きやすさが特徴です。
iPhoneからZoom会議に参加するときに、両耳タイプのヘッドセットを使いたいけれども、ヘッドホン型のヘッドセットでは重すぎると感じる場合におすすめです。装着感は軽いのですが、イヤホンやマイクの音質に妥協はありません。
Zoomにおすすめのマイク4選
次にご紹介するのは、マイクのみのおすすめ商品です。Zoom会議に参加するのに、スピーカーはPC内蔵や別に外付けで使うものを利用して、よりあなたの声をクリアに伝えられるマイクが必要な場合に、どのようなマイクがいいのかおすすめ商品をご紹介します。
SONY エレクトレットコンデンサーマイクロホンPCV80U ECM-PCV80U
こちらのマイクの種類は、PCに音声を入力するために作られた、PC専用のボーカルマイクです。マイクホルダーとテーブルスタンドが付いているので、机の上に設置して利用できます。
こちらのマイクでは、エレクトリックコンデンサー方式が採用されています。これは通常のダイナミック方式よりも感度がよくて、PCでの収録により適しています。PCでの会議でよりクリアな声を伝えたい方におすすめのマイクです。
SHURE コンデンサーマイク MOTIVシリーズ MV88A
こちらのマイクは、iPhoneやiPadのiOS専用のコンデンサーマイクです。最高レベルの高音質な録音が可能です。iPhoneやiPadからZoomに参加するときに、最高の音質のマイクを利用したいのなら、こちらのマイクがおすすめです。
こちらのマイクでは、イコライザーやコンデンサー、リミッターを自動で調節します。あなたの発した声を最適化して、相手に伝えてくれます。
ヤマハYVC-1000
こちらのマイクは、スピーカーやマイクといったサウンド技術や楽器製造では世界最高峰の技術を誇るヤマハから発売されているマイクです。8人から最大40人規模の会議で利用できます。
PCだけではなく、スマホにも簡単に接続できるので、PCの接続が途切れてしまった時には、すぐにスマホから接続に切り替えることもできます。オプションでマイクを増設すれば、利用できる人数や場所を増やすことも可能です。
ヤマハYVC-200
こちらのマイクは、ヤマハYVC-1000をより小型にしたものです。1人から4人程度利用するのにおすすめなマイクです。バッテリーを搭載しているので、外出先の電源が取れない場所でも利用可能です。
Zoom用のヘッドセットやマイクは使う環境によって選ぼう
この記事では、Zoomで利用するヘッドセットやマイクの選び方や、おすすめ商品をご紹介してきました。PCやスマホのマイクやスピーカーに特に問題がなくても、自宅からZoom会議に参加する場合には、ヘッドセットや専用マイクが必須のこともあります。
必要なときには、すぐに購入できるように、何が自分に合っているのか、よく考えておくことをおすすめします。