ZoomにWebカメラは必要？選び方やおすすめ・設定方法を紹介！

テレワークが広がりを見せる中で、Zoomでビデオ会議を行ったり、学校や塾の授業を行うことが増えてきました。Zoomは一方的に映像を見せるのではなく、双方向の会話ができるビデオ通話システムです。Zoomを利用するためには、Webカメラが必要です。

しかし、Webカメラが付いていないPCもあれば、付いているPCもあります。Webカメラが付いていなかったり、内蔵されている場合、別に外付けWebカメラを購入する必要があるのかどうかを、まずは解説します。

Windows10が発表されてから購入したノートPCの場合は、ほとんどのPCにWebカメラが内蔵されています。しかし、Windows10以前に購入したPCを、まだまだたくさん使っている方がいます。Windows7やWindows8.1からアップグレードしたノートPCの場合は、Webカメラが付いていないPCも少なくありません。

また、デスクトップの場合は、本体とキーボードやディスプレイなどの周辺機器を別々にそろえる方が多いです。すべてがセットされている場合は、Webカメラが付属しているケースも多くなってきましたが、ないことも珍しくありません。

Zoomは、双方向のビデオ通話で会議が前提のシステムです。ZoomでWeb会議をするのであれば、Webカメラが付いていないPCを使っている方は、外付けカメラを購入しましょう。

新しいノートPCなら、Webカメラが付いているのが当たり前になってきました。しかし、ノートPCに内蔵されているWebカメラは画角が狭い、というデメリットがあります。

画角が狭くても、PCの前の一人しか映さないのであれば特に問題はありません。基本的にノートPCは、誰かと同時に共有することを前提にして作られていません。一人のユーザーが使うことを想定して作ってあるため、PCの前にいる人が一人であれば、全く問題なくZoomでの会議に利用できます。

しかし、PCの前にたくさんの人がいて、全員をZoomの画面に映したい場合は、PCに内蔵されているカメラでは不十分です。その場合は、画角の広い外付けカメラが必要です。Webカメラにも様々なタイプのものがあります。

PCの前に横に並んで座っている、3人くらいの人を映すのに適しているカメラや、ある程度の広さの会議室全体の様子を映せるカメラもあります。カメラによって画角の広さが大きく違います。必要に応じて、Webカメラの種類を画角で選びましょう。

また、ノートPC内蔵のWebカメラは解像度が低く、画質が悪い点もデメリットとして挙げられます。特にビデオ通話の画質を問う必要がないお仕事の場合は、問題ありません。

しかし、デザイン系のお仕事など、画質が粗いと支障が出るお仕事もあるでしょう。ノートPC内蔵のWebカメラで、画質の粗さでお仕事に支障が出る場合は、外付けカメラの利用をおすすめします。

AmazonなどでWebカメラと検索すると、安いものなら3,000円程度のものから、高いものでは1万円を超える価格のものまであります。価格の違いは、機能の違いです。Zoom用のWebカメラを選ぶ際は、どのような点や機能に気を付けた選び方をすればいいのか、解説します。

Zoom用Webカメラの選び方では、まずは画角が重要です。1人でZoomのミーティングに参加するのであれば、75度の画角のカメラで十分です。これはPCに内蔵されていたり、一般向けとして販売されているUSBカメラの画角です。2人でも工夫すれば問題ないでしょう。

3人以上が1台のPCからZoomミーティングに参加する場合は、90度から150度の画角のWebカメラを用意しましょう。画角が広くなればなるほど、映せる人数は多くなります。しかし、150度以上では画面がゆがんでくるため、150度を限度に選びましょう。

次にWebカメラの機能で気にすべき点は、画素数や解像度です。映せる映像の画質に関わる部分です。やはり画質の悪いカメラで写すと、資料が相手からよく見えません。Webカメラの画質は、4K、フルHD、HDなどがあります。

どのくらいの画質が必要なのかは、Zoomミーティングの内容にもよります。現在使っているカメラでは、相手に資料などが十分に見せられないと感じたら、今使っているものよりも高機能な画質のものを選びましょう。

PCの種類によっては、マイクやスピーカーも内蔵されていない場合があります。その場合は、Zoomミーティングに参加するために、ヘッドセットなどを外付けで用意しなくてはいけません。

Webカメラの中には、マイクやスピーカーが内蔵されているものがあります。カメラとマイク、スピーカーの機能が一体になっているものであれば、それぞれ別々に用意する必要がなく便利です。

Zoomのビデオ会議で利用するために、Amazonで買えるおすすめのWebカメラをご紹介します。それぞれ、機能も違えば価格も違います。あなたにとって必要な機能を備えたWebカメラを選びましょう。

こちらのおすすめWebカメラは、1人で使う場合に便利なWebカメラです。こちらのWebカメラは、500万画素でフルHDに対応している高画質なWebカメラです。マイクとスピーカーも内蔵しているため、ヘッドセットを用意しなくても構いません。クリップでディスプレイに留めたら、上下に180度、左右に360度回転させられます。

こちらのWebカメラは、1台のPCから多人数でミーティングに参加したい場合に、おすすめのWebカメラです。画角は150度の超広角で映せます。画質は人の顔の判別は問題ありませんが、細かい字は見えづらくなる可能性があります。USBに接続する時は、電源供給タイプのUSBハブに接続しないと動作しなくなることがあるため、注意しましょう。

こちらのWebカメラは、オートフォーカスで自動的にピントを合わせてくれます。画角は65度で、1人の利用におすすめです。画素数は200万画素でフルHDでの撮影が可能です。UAB2.0でも動作するため、古いPCしかない方でも安心して使えます。マイクとスピーカーが内蔵されているため、ヘッドセットを用意する必要がありません。

こちらのWebカメラは、最高画質で撮影したい方におすすめです。800万画素のWebカメラで、フルHDでも最高画質の撮影が可能です。レンズには高精細ガラスレンズを使っているため、鮮明な画像を映せます。画角は68度なので、1人でのZoom会議の参加におすすめです。

外出先からZoomに接続して、ミーティングに参加する必要がある方もいることでしょう。こちらのWebカメラは、外出先で使うのにおすすめです。こちらのWebカメラは、コンパクトに折りたたみできます。折りたたむとたった17mmの薄さになるので、ポケットにも収まってしまいます。このコンパクトさで、マイクとスピーカーを内蔵しています。

おてがる価格でWebカメラを入手したいのなら、こちらのカメラがおすすめです。1,500円程度で購入できます。機能的には、マニュアルでピントを合わせる必要があったり、画質が多少粗いといった点はあります。しかし、Zoomに参加するためのWebカメラがどうしても必要な方には、おすすめです。

この記事では、ZoomのミーティングではWebカメラは必要かということと、Webカメラの選び方、おすすめのWebカメラをお伝えしてきました。Zoomは誰でも、通信容量をそれほど気にすることなく、ビデオ会議ができる点に大きなメリットがあります。

Zoomでは音声だけも参加できますが、やはりWebカメラを用意して映像でも参加できた方がいいのは、言うまでもありません。ぜひ、まだWebカメラを用意していない方は、この記事でご紹介したカメラを使って、ビデオ会議に参加してみましょう。