2019年06月26日更新
Twitter広告の種類と出稿方法!メリット・デメリットや事例を紹介!
人気アプリであるTwitterですが、Twitterには広告を出稿できることを知っていますか。本記事では、Twitter広告の種類と出稿方法、メリット・デメリットを紹介していく記事になっています。是非、参考にしてみてください。
目次
- 1Twitter広告とは
- ・Twitterの利用者数と利用者の年代層
- ・ターゲットにとってのメリットを伝える
- ・ターゲティングの種類
- 2Twitter広告の種類
- ・プロモツイートとは
- ・プロモアカウントとは
- ・プロモトレンドとは
- 3Twitter広告を出稿する方法
- ・キャンペーンの作成
- ・広告グループの設定
- ・クリエイティブの作成
- 4Twitter広告のメリット
- ・二次拡散の効果は非常に大きい
- ・潜在ニーズの掘り起こしに有効
- ・広告配信するユーザーを絞り込んで配信できる
- 5Twitter広告のデメリット
- ・Twitterは炎上しやすい
- ・非公式リツイートは削除できない
- ・ターゲティング精度はFacebookより劣る
- 6Twitter広告の事例とポイント
- ・適切なプロモツイートでTwitterユーザーの心をつかんだ事例
- ・動画付きツイート広告で遷移率があがった事例
- ・Twitter広告を成功させるポイント
- 7Twitter広告を使ってみよう!
Twitter広告とは
Twitter広告とは、タイムラインに表示されている広告のことです。情報の拡散や、フォロワー数を増やす効果があるため、多く利用されているものです。広告の種類は幅多くあり、ユーザーに興味がある内容の広告になっています。見分けるためには、画面左下にプロモーションと表示されているので、そこを見ればすぐに分かります。
Twitterの利用者数と利用者の年代層
Twitterの利用者数は、世界全体で見ると、3億3000万人になっており、日本での利用者数は、4500万人になっています。他のSNSと比較すると、Facebookが一番多く23億人になっています。
また、Twitterの利用者の年代層を見てみると、10代・20代が圧倒的に多く、50%を超えています。よって、Twitterの広告は10代・20代への効果を狙って、アプローチしていくことが重要だということが考えられます。
ターゲットにとってのメリットを伝える
Twitterの利用者の年代層は、10代・20代が中心になっているため、Twitter広告では、ターゲットにとってのメリットを、具体的に伝えなければいけません。例えば下の画面のように、ユーザーにとってメリットとなる内容が分かりやすく表示されています。また、長い文章だと内容が伝わりづらいため、短い文章にすることが重要です。
Twitter広告は、一目で何がメリットになるかが分からないと、意味がありません。また、ターゲットになっているユーザーが、興味を持つ内容になっているかどうかがポイントになってきます。よって、多くのユーザーから注目を集めなければいけません。
ターゲティングの種類
Twitter広告では、ターゲティング設定をすることができます。ターゲティング設定することで、ターゲットを絞ることができます。具体的なターゲティングの種類は、9つあります。
ターゲティングの種類1「地域」
ターゲティングの種類1は、「地域」です。Twitter広告では、地域を設定することができます。日本国内以外でも、世界全体の国や地域を設定することができます。しかし、あまり地域を絞りすぎると、伝えたいユーザーに伝わりにくい場合がありますので、できる限り広範囲での設定が望ましいです。
ターゲティングの種類2「言語」
ターゲティングの種類2は、「言語」です。当たり前ですが、日本に住んでいる日本人には、日本語でのTwitter広告が表示されます。しかし、ターゲティングの種類1にあった地域と、言語設定をすることで、日本に住んでいるアメリカ人に対して、英語でのTwitter広告を表示させることが可能になります。
ターゲティングの種類3「性別」
ターゲティングの種類3は、「性別」です。基本的には、男女両方設定されていますが、男性だけや、女性だけのように限定して設定することもできます。Twitter広告の内容に応じて、必要な場合は設定してターゲットを絞ることができるのです。
ターゲティングの種類4「端末」
ターゲティングの種類4は、「端末」です。端末とは、スマホの種類やOSのバージョンになりますが、端末を絞ることで、利用できる端末が限定されるアプリなどの広告に利用できます。例えば、iPhone向けのアプリのダウンロードを促進するために、ターゲットを絞って広告を表示させることができるのです。
ターゲティングの種類5「フォロワー」
ターゲティングの種類5は、「フォロワー」です。例えば、A社がTwitter広告したい商品に、類似した商品を出しているB社のアカウントをフォローしているユーザーに、A社の商品を広告表示させることができます。
また、関連性のあるアカウントのフォロワーに対して利用することも可能なので、幅広く広告表示させることができます。広告に対して、興味を持ちそうなフォロワーに絞ることができるのです。
ターゲティングの種類6「キーワード」
ターゲティングの種類6は、「キーワード」です。ユーザーが検索したキーワードや、Twitterのタイムラインで、ツイートしている内容をキーワードで絞って、広告を表示させることができます。
ターゲティングの種類7「行動」
ターゲティングの種類7は、「行動」です。行動とは、Twitter以外での、ネットのワード検索や、ショッピング履歴になります。Twitter以外の行動を絞って、広告表示させることができます。
ターゲティングの種類8「インタレスト」
ターゲティングの種類8は、「インタレスト」です。インタレストとは、Twitterユーザーが興味を持った項目内容のことです。カテゴリ別に設定されており、美容・健康などの項目があり、25種類から選択することができます。
項目を絞って設定することで、広告表示させたときに、興味を持ってもらえる可能性があります。しかし、項目の種類を多く設定していると、表示させた広告に対して、興味を持ってもらえないので、ある程度絞って設定することが必要になってきます。
ターゲティングの種類9「テイラードオーディエンス」
ターゲティングの種類9は、「テイラードオーディエンス」です。テイラードオーディエンスとは、広告表示している企業が保有しているリストによりターゲットを絞ることです。
TwitterID・登録しているメールアドレスを利用して、Webサイトや、アプリをダウンロードしたユーザーのリストを作って、ターゲットを絞ることが可能です。リストを元に効果的に広告表示することで、商品の購入につながります。
Twitter広告の種類
Twitter広告とは、タイムラインに表示されている広告のことで、情報の拡散や、フォロワー数を増やす効果があるため、多く利用されているものです。そして、Twitter広告には、プロモツイート・プロモアカウント・プロモトレンドの3つの種類があります。ここでは、Twitter広告の3つの種類をそれぞれ解説していきます。
プロモツイートとは
Twitter広告のプロモツイートとは、Twitterユーザーから、返信・リツイート・いいねなどのアクション効果を狙ったTwitter広告のことです。また、プロモツイートは、タイムラインに表示されるようになっており、Twitterユーザーに広告を表示されただけでは、広告料金は発生しません。
広告料金が発生するのは、Twitterユーザーから、返信・リツイート・いいねなどのアクションがあった場合のみです。そして、プロモツイートは、Twitter広告の左下に「プロモーション」と書いてあるので、見ればすぐに分かります。
プロモアカウントとは
Twitter広告のプロモアカウントとは、広告アカウントのフォロワー数を増やす効果を目的とした広告になります。広告料金は、フォロワー人数によって決まりますが、1人あたり100円程度になっています。そして、プロモアカウントの1人あたりの広告料金は、オークションで決定されます。
プロモアカウントの広告には、フォロワー獲得効果を狙っているため、Twitterユーザーにとってお得な情報が載っていることが多いです。
プロモトレンドとは
Twitter広告のプロモトレンドとは、イベントなどの情報を、Twitterのおすすめトレンド欄に表示させることができるものです。プロモトレンドの広告は、広告料金を支払うことで24時間限定で表示されます。Twitterユーザーの目に留まりやすく、情報の拡散効果が狙えます。
プロモトレンドは、より多くのTwitterユーザーに広告を見てもらうことができるので、アピールするには有効な広告手段と言えます。
Twitter広告を出稿する方法
Twitter広告の種類について解説しましたが、実際にTwitter広告を出稿する方法を解説していきます。
キャンペーンの作成
Twitter広告を出稿するためには、キャンペーンを作成しなければいけません。作成方法は、「Twitter」にログインして、画面右上にある「プロフィールと設定」をクリックします。
「Twitter広告」をクリックします。
「Twitter広告を設定する」をクリックします。
キャンペーンの目的を設定
設定画面が表示されるので、キャンペーンの目的を設定していきます。キャンペーンの目的とは、出稿する広告の具体的な目的を設定することです。目的一覧の中から該当する項目を選択します。目的項目は、下記の通りになっています。
- アプリインストール数
- フォロワー
- ツイートのエンゲージメント
- プロモビデオ再生数
- ウェブサイトへの誘導数またはコンバージョン
- アプリの起動回数
- インストリーム動画再生数(プレロール)
- ブランド知名度の向上
キャンペーンの詳細を設定
Twitter広告のキャンペーンの目的を設定したら、キャンペーンの詳細を設定していきます。設定項目は、下記の通りになっています。
- キャンペーンの名前:出稿するキャンペーンの名前を設定します。Twitterユーザーが見てすぐに分かるように、キャンペーンの内容を盛り込んだ名前にするのがオススメです。
- キャンペーンの開始・終了時期:キャンペーンの開始時期と終了時期を設定します。
- 支払方法:広告料金の支払い方法を設定します。
- 日別予算:出稿するキャンペーンの1日あたりの広告費用を設定します。設定した金額に達すると、その時点でその日は、広告表示が停止されます。カウントのリセットは毎日24時になっています。
- 総予算:出稿するキャンペーンの総予算を設定します。設定しておけば、予算金額を超えて支払うことはありません。
広告グループの設定
キャンペーンの目的と詳細を設定したら、広告グループの設定をしていきます。広告グループとは、出稿するキャンペーンのグループを設定することで、キャンペーンの内容が分かるように、グループ分けして管理する設定のことです。設定項目は、下記の通りになっています。
- 広告グループ名:管理しやすいように、内容が分かるような名称にしてください。
- 広告グループの開始・終了時期:グループ全体の広告配信開始時期と終了時期を設定します。
- 入札タイプ:自動入札額にします。
広告グループの設定をしたら、広告を配信するターゲットの設定をします。地域・性別・年齢など、配信するターゲットを絞って設定することが可能です。
クリエイティブの作成
キャンペーンの目的と詳細、広告グループの設定まで完了したら、クリエイティブの設定をしていきます。広告配信するツイートを選択することです。
クリエイティブの設定
初回は、ツイートした一覧の中から、「配信するツイート」にチェックを入れて、「次」をクリックします。2回目以降は、「新規作成マーク」をクリックすると、ツイート作成画面が出てくるので、広告内容を入力して、画面右下にある、「ツイート」もしくは、「予約設定をする」か「下書きを保存」をクリックします。
ここまで、設定できたら、最後に内容を確認して、間違いなければ、「キャンペーンを開始」をクリックすれば完了です。
Twitter広告のメリット
Twitter広告を出稿する方法を解説しましたが、Twitter広告を出稿するメリットは、一体何なのかを解説していきます。
二次拡散の効果は非常に大きい
Twitter広告を出稿するメリットは、二次拡散の効果が非常に大きいことです。二次拡散とは、リツイートによる拡散のことを言います。このリツイートには、広告料金はかかりません。また、リツイートされた広告を見たTwitterユーザーのクリックに対しても、広告料金はかかりません。
広告料金がかかるのは、Twitter広告を最初に見た、Twitterユーザーのクリックなどのアクションに対してのみになります。よって、二次拡散されれば料金もかからずに、広告がどんどん拡散されていくので、低コストなのに、宣伝効果が抜群にあるというメリットがあります。
潜在ニーズの掘り起こしに有効
Twitter広告を出稿するメリットは、Twitterユーザーの趣味や趣向に合わせたターゲティングを行うことが可能なので、潜在ニーズの掘り起こしに効果があると言えます。Twitterユーザーのリツイートした内容や、いいねした投稿内容を分析すれば、ある程度の趣味や趣向が分かります。
分析した趣味や趣向に沿った内容の広告を出稿することで、ターゲットへのアプローチが可能になり、宣伝効果も高くなるというメリットがあります。
広告配信するユーザーを絞り込んで配信できる
Twitter広告を出稿するメリットは、広告配信するユーザーを絞り込んで配信できることです。地域・年齢・性別など、広告を配信するときに、ターゲットを絞り込むことで、ターゲットに合った広告を配信することができます。そうすれば、二次拡散の効果を狙うこともでき、宣伝効果は更に上がるというメリットがあります。
Twitter広告のデメリット
Twitter広告のメリットは、二次拡散の効果・潜在ニーズの掘り起こしに有効・広告配信するユーザーを絞り込んで配信できる、この3つがありましたが、逆にデメリットもあります。ここでは、Twitter広告のデメリットを解説していきます。
Twitterは炎上しやすい
Twitter広告のデメリットは、Twitterは炎上しやすいというところです。Twitterでは、拡散する効果が高いため、その分内容によっては炎上しやすいと言えます。例えば、誰かを誹謗中傷するような内容や、モラルに反する投稿をした場合は、炎上してしまい、収拾がつかなくなってしまうというデメリットがあります。
拡散するメリットがあるTwitterですが、炎上しやすいというデメリットがあるということを、きちんと理解して、広告を投稿する必要があります。
非公式リツイートは削除できない
Twitter広告のデメリットは、非公式リツイートは削除できないことです。非公式リツイートとは、リツイートする元のツイートのコピペをしたものです。
通常、リツイートする場合は、元のツイートにあるリツイートボタンを使ってリツイートしますが、非公式リツイートは元のツイートのコピペをして投稿しているため、削除することができないデメリットがあります。元の投稿とは全く別の投稿になってしまうため、元の投稿を削除しても、非公式リツイートには反映されません。
また、投稿内容を変えられてしまう可能性もあり、元の投稿内容とは異なってしまうデメリットもあります。よって、非公式リツイートによるデメリットを充分理解する必要があります。
ターゲティング精度はFacebookより劣る
Twitter広告のデメリットは、ターゲティング精度がFacebookよりも劣っていることです。Facebookのターゲティングは、性別・誕生日などの情報からターゲットを絞っています。しかし、Twitterは、誕生日の登録が任意になっています。
そのため、ターゲティングする際は、Twitterユーザーのツイート内容や、フォローしているアカウント情報などから、ターゲットを絞っているため、正確なターゲティングができないデメリットがあります。よって、ターゲティングに関しては、Facebookよりも劣っているため、デメリットとして理解しておく必要があります。
Twitter広告の事例とポイント
Twitter広告のメリット・デメリットを解説しましたが、実際にTwitter広告の事例と、成功するポイントを解説していきます。参考にしてみてください。
適切なプロモツイートでTwitterユーザーの心をつかんだ事例
Twitterのプロモツイートでは、いかに多くのリツイートが得られるかがポイントになってきます。二次拡散されないと、広告料金だけがかかり、宣伝効果はあまりありません。二次拡散されるためには、Twitterユーザーがクリックしたくなるような、文章にしなければいけません。
他のSNSで効果があったからと言って、Twitterでも効果があるとは限りません。なぜなら、Twitterでは「なう」などの独特な表現をすることが多いため、プロモツイートで、いかにも広告というような感じで投稿してしまうと、Twitterユーザーは興味を持ちません。
分かりやすい事例で言うと、あるアカウントサイトで、広告の文章をTwitter寄りの文章に変更したことで、二次拡散が増え、広告料金が半分になったという事例があります。具体的な文章は、下の画面のように、ユーザーの悩みを具体的に表現し、使う言葉も友だち同士の会話のようにカジュアルにしたことです。
ユーザーにとって、メリットとなることを文章にするよりも、ユーザーの悩みを具体的に表現し、使う言葉を友だち同士の会話のようにカジュアルにした方が、Twitterユーザーは興味を持ちます。また、短い文章で内容が伝わるようにすれば、効果は期待できます。
ポイントは、適切なプロモツイートでTwitterユーザーの心をつかむことが大事です。プロモツイートの文章を変更して、広告料金が安くなった事例は数多くあります。広告の文章は、その辺りを考慮した上で、投稿する必要があります。
動画付きツイート広告で遷移率があがった事例
Twitterの広告では、画像だけのツイート広告だけでなく、動画のツイート広告を投稿することもできます。そして、あるアカウントサイトで動画付きのツイート広告で遷移率が上がった事例があります。遷移率とは、Twitter広告のリンク先をクリックして、そのままリンク先から離脱せずに、サイトへ訪問した割合のことです。
あるアカウントサイトは、動画を取り入れたことで、遷移率が以前よりも3倍に上がったため、成功した事例であると言えます。
画像の広告よりも、動画の方が内容がリアルに伝わるというメリットがあります。また、自動的に動画が再生されるため、Twitterユーザーの注目を集めることができます。Twitterユーザーの興味を引く内容の動画であることが、成功事例となった要因です。
よって、動画であれば、成功事例になるとは、限りません。また、動画が再生された時点で広告料金がかかるため、投稿する際は注意しなければいけません。最終的に、サイト訪問を目的していた場合は、リンクのクリック率や、商品購入率は下がってしまいます。動画による効果を理解した上で、投稿する必要があります。
Twitter広告を成功させるポイント
成功事例をご紹介しましたが、Twitter広告を成功させるポイントをまとめていきます。まず、Twitter広告の文章はユーザーの悩みを具体的に表現し、使う言葉も友だち同士の会話のように、カジュアルにすることです。Twitterユーザー目線の文章にすることで、多くのユーザーに興味を持ってもらえます。
他のSNSと同じ文章をそのまま使うと、Twitterでは興味を持ってもらえない可能性が高いと言えます。よって、Twitter広告の文章は、Twitter寄りにすることが大きなポイントになります。
また、動画のツイート広告を取り入れることも成功事例となるポイントになります。動画は、多くのユーザーの注目を集めることができます。画像で成果が上げられなかった場合は、動画付きの広告を投稿してみてください。
Twitter広告を使ってみよう!
今回は、Twitter広告の種類と出稿方法、メリット・デメリットや具体的な事例を紹介しました。Twitter広告を投稿することは簡単です。まずは、Twitterユーザーに興味を持ってもらえる内容を考えてください。そして、成功事例を参考にしながら、ポイントを押さえて使ってみてください。