パスワード管理ソフト「RoboForm(ロボフォーム)」の機能と欠点を解説!
長年評価が高いRoboForm(ロボフォーム) というパスワード管理ソフトを知っていますか?この記事では高評価のパスワード管理ソフト「RoboForm(ロボフォーム)」の機能と欠点、そしてインストール方法や使い方について詳しく解説していきます。
目次
- 1パスワード管理ソフトRoboForm(ロボフォーム)の機能
- ・自動入力でログインできる
- ・パスワードを一元管理できる
- ・デバイス間の同期もできる
- ・データの暗号化や2段階認証を採用している
- 2RoboForm(ロボフォーム)の欠点
- ・自動保存できないWebページがある
- ・ログイン情報の管理がしづらい
- ・バージョンアップが頻繁にある
- ・ロボフォーム7と8で大きな変更点がある
- 3RoboForm(ロボフォーム)の料金
- ・無料版
- ・個人用
- ・家族用
- ・ビジネス用
- 4RoboFormのダウンロードとインストール方法
- ・PCの場合
- ・Androidの場合
- ・iPhoneの場合
- 5RoboFormの使い方
- ・PCの場合
- ・iPhoneの場合
- ・Androidの場合
- 6RoboFormはパスワードの一元管理に便利!
パスワード管理ソフトRoboForm(ロボフォーム)の機能
この記事では高評価のパスワード管理ソフト「RoboForm(ロボフォーム)」の機能と欠点、インストール方法や使い方について以下の項目に分けて詳しく解説していきます。
- パスワード管理ソフトRoboForm(ロボフォーム)の機能
- RoboForm(ロボフォーム)の欠点
- RoboForm(ロボフォーム)の料金
- RoboFormのダウンロードとインストール方法
- RoboFormの使い方
この章ではパスワード管理ソフトRoboForm(ロボフォーム)の機能について以下の内容を解説していきます。
- 自動入力でログインできる
- パスワードを一元管理できる
- デバイス間の同期もできる
- データの暗号化や2段階認証を採用している
自動入力でログインできる
パスワード管理ソフト「RoboForm(ロボフォーム)」はIDやパスワードが必要なサイトでログインするとIDとパスワードを自動で登録してもらえます。また、IDとパスワードが登録されたサイトにはIDとパスワードが自動入力され、自動ログインされます。
パスワードを一元管理できる
パスワード管理ソフト「RoboForm(ロボフォーム)」はパスワードを一元管理できるソフトです。RoboForm(ロボフォーム)にログインする際にマスターパスワードを入力するだけでID・パスワードが登録されたサイトには自動入力、自動ログインできます。
デバイス間の同期もできる
パスワード管理ソフト「RoboForm(ロボフォーム)」は基本的に無料で使えるのですが、有料版を購入するとPCとスマホ(iPhone・Android)間などで同期することができて大変便利です。料金については後述しますがRoboForm(ロボフォーム)は有料版もかなり低価格なソフトです。
データの暗号化や2段階認証を採用している
パスワード管理ソフト「RoboForm(ロボフォーム)」は強力なデータ暗号化技術と2段階認証を採用しているため、パスワード管理ソフトを長年運営していても自己実績がなく安全です。
RoboForm(ロボフォーム)の欠点
この章ではRoboForm(ロボフォーム)の欠点について以下の内容を解説していきます。
欠点1 | 自動保存できないWebページがある |
欠点2 | ログイン情報の管理がしづらい |
欠点3 | バージョンアップが頻繁にある |
欠点4 | ロボフォーム7と8で大きな変更点がある |
自動保存できないWebページがある
RoboFormの欠点の1つ目は自動保存できないWebページがたくさんあることです。
RoboFormはログインIDとパスワードを自動保存できる機能があるので便利です。しかし、WebページによってはRoboFormが自動保存に対応できていないページがあります。ログインIDとパスワードを自動保存できないWebページは手動で保存すればいいのですが、RoboFormの場合は自動保存できないWebページが多いのが欠点です。
ログイン情報の管理がしづらい
RoboFormの欠点の2つ目はログイン情報の管理がしづらいことです。
RoboForm編集画面ではログイン情報の管理や編集が可能です。ログイン情報をフォルダに別けてジャンルや使用頻度ごとに管理できるので便利です。しかし、ログイン情報を管理・編集しているとフォルダの画面が何個も開いてしまって閉じるのが大変になってしまう欠点があります。
バージョンアップが頻繁にある
RoboFormの欠点の3つ目はバージョンアップが頻繁にあることです。
RoboFormはWebブラウザの拡張機能として使うことができるソフトです。Webブラウザにバージョンアップがある度にRoboFormも頻繁にバージョンアップされます。頻繁に機能が変更されるので変更点を把握するのが大変なところも欠点になります。
ロボフォーム7と8で大きな変更点がある
RoboFormの欠点の4つ目はロボフォーム7と8で大きな変更点があったのに変更点の通知がないことです。
ロボフォームのログインIDが変わるなどロボフォーム7と8では機能に大きな変更点がありました。ロボフォームの機能が改善されることなので変更に関しては問題ないのですが、機能に大きな変更点がいくつもあっても何も通知されないことが欠点です。マニュアルなどには機能の変更点について記載があるのでマニュアルをしっかり読んで変更点に気付くしかありません。
RoboForm(ロボフォーム)の料金
この章ではRoboForm(ロボフォーム)の料金について以下の項目に分けて解説していきます。
- 無料版
- 個人用
- 家族用
- ビジネス用
無料版
まずはRoboFormの無料版について解説します。無料版と有料版の違いについては下記一覧を参照してください。
無料版と有料版の違い
機能 | 無料版 | 有料版 |
制限なしのログイン | 〇 | 〇 |
フォーム記入 | 〇 | 〇 |
マルチプラットフォーム | 〇 | 〇 |
強力な暗号化 | 〇 | 〇 |
パスワード監査 | 〇 | 〇 |
安全なログインの送信 | 〇 | 〇 |
緊急アクセスの受信 | 〇 | 〇 |
アプリでのログイン | 〇 | 〇 |
ブックマークを管理 | 〇 | 〇 |
全機器のデータ同期 | × | 〇 |
クラウドにバックアップ | × | 〇 |
2要素認証 | × | 〇 |
安全な共有フォルダ | × | 〇 |
緊急アクセスの供与 | × | 〇 |
ウェブアクセス | × | 〇 |
メールサポート | × | 〇 |
上記を確認してもらえばわかりますが無料版でもほとんどの機能が使えます。しかし、無料版と有料版の大きな違いはデータの同期やクラウドにバックアップなどの他デバイス間の連携やRoboFormサーバーにアクセスできないなど連携関係に難があります。PCならPCのみ、スマホならスマホのみと別々に管理する分には無料版で問題ないでしょう。
個人用
次はRoboFormの個人用有料版であるエブリウェアアカウントについて解説します。年間2,700円のエブリウェアアカウントで全ての機能を使うことができます。特に重要なのはデバイス間のデータが同期できることにより、登録されているサイトにはいつでもログインすることができるようになります。
家族用
次はRoboFormの家族用有料版について解説します。家族用はエブリウェアアカウント5個分のアカウントになります。価格は年間5,400円しますが個人用の2,700円の2倍でアカウント5個使うことができてお得です。
ビジネス用
次はRoboFormのビジネス用有料版について解説します。ビジネス用は1アカウント当たりの価格が少し高くなりますが管理に特化した機能が追加されています。1アカウントの価格帯は以下のようにアカウント数によって変わります。アカウント数が多ければ価格は低くなります。
アカウント数 | 1アカウント当たりの価格 |
1~10 | 4,495円/年 |
11~25 | 4,095円/年 |
26~100 | 3,895円/年 |
101~1000 | 3,395円/年 |
RoboFormのダウンロードとインストール方法
この章ではRoboForm(ロボフォーム)のダウンロードとインストール方法について以下の項目に分けて解説していきます。
- PCの場合
- Androidの場合
- iPhoneの場合
PCの場合
最初はPCの場合のRoboFormのダウンロードとインストール方法を解説します。以下の手順の通りに操作してください。
まずは下記リンクのRoboFormサイトにアクセスしてください。
RoboFormサイトにアクセスしましたら「無料ロボフォームを入手」をクリックしてください。
「無料ロボフォームを入手」をクリックしましたら「名前を付けて保存」画面が開きますので保存先を指定して「保存」ボタンをクリックしてください。
RoboFormのインストーラを保存しましたらRoboFormのインストーラをダブルクリックして起動してください。
「ロボフォームへようこそ」画面が開きましたら「インストール」をクリックしてください。
「ロボフォームへようこそ」画面で「インストール」をクリックしましたら「新規アカウント作成」をクリックしてください。既にアカウントを持っている場合は「既存のアカウントにログイン」をクリックしてログインしてください。
「新規アカウント作成」をクリックして「新しいロボフォームアカウントを作成」画面が開きましたら「メールアドレス」「マスターパスワード」「マスターパスワード確認」を入力して「次へ」をクリックしてください。
「新しいロボフォームアカウントを作成」画面で必要事項を入力して「次へ」をクリックすると「ロボフォームのアカウントが作成されました。」とメッセージが表示されますので「次へ」をクリックしてください。
「ロボフォームのアカウントが作成されました。」とメッセージが表示されて「次へ」をクリックすると「ロボフォームのブラウザ拡張の設定」画面が開きますのでRoboFormを使うブラウザを選択して「次へ」をクリックしてください。
「ロボフォームのブラウザ拡張の設定」画面でRoboFormを使うブラウザを選択して「次へ」をクリックすると下記画面のようにブラウザの拡張機能にRoboFormのアイコンが表示されましたら完了です。
有料版を利用する場合
RoboFormを有料版にする場合にはRoboFormサイトの一番上の「購入」をクリックして手続きを進めてください。また、初年度50%OFFなどのクーポンが入手できることがあります。有料版を購入する前にRoboForm Couponを検索してみましょう。RoboForm Couponのサイトは英語のサイトなのでGoogle翻訳などの翻訳ソフトを使うといいでしょう。
Androidの場合
次はAndroidのRoboFormのダウンロードとインストール方法を解説します。以下の手順の通りに操作してください。
まずは下記リンクからRoboFormをダウンロードしてください。
RoboFormをダウンロードしましたらRoboFormを開いて「ログイン」をタップしてください。まだアカウントを作成していない場合は「Create your RoboForm Account」をタップしてアカウントを作成してください。
RoboFormを開いて「ログイン」をタップすると「ログイン」画面が開きますので「メールアドレス」「パスワード」を入力して「ログイン」をタップしてください。
「ログイン」画面で必要事項を入力して「ログイン」をタップすると「PIN番号設定」画面が開きますので4桁のPIN番号を設定してください。「省略」をタップして省略することもできます。
「PIN番号設定」画面でPIN番号を設定するとPIN番号の確認を求められますので先程設定しましたPIN番号を再度入力して完了です。
iPhoneの場合
次はAndroidのRoboFormのダウンロードとインストール方法を解説します。以下の手順の通りに操作してください。
まずは下記リンクからRoboFormをダウンロードしてください。
RoboFormをダウンロードしましたらRoboFormを開いて「ログイン」をタップしてください。まだアカウントを作成していない場合は「新規にアカウントを作成」をタップしてアカウントを作成してください。
RoboFormを開いて「ログイン」をタップすると「ログイン」画面が開きますので「メールアドレス」「パスワード」を入力して「ログイン」をタップしてください。
「ログイン」画面で必要事項を入力して「ログイン」をタップすると「PIN番号設定」画面が開きますので4桁のPIN番号を設定してください。「スキップ」をタップしてスキップすることもできます。
「PIN番号設定」画面でPIN番号を設定するとPIN番号の再入力を求められますので先程設定しましたPIN番号を再度入力してください。
「PIN番号設定」画面でPIN番号の再入力が完了しましたら「顔認証ID」または「指紋認証ID」画面が開きます。いちいちパスワードを求められなくなりますのでできれば「顔認証ID」または「指紋認証ID」を使っておきましょう。「スキップ」をタップしてスキップすることもできます。
「顔認証ID」または「指紋認証ID」の登録が完了しましたら下記画面が表示されます。「完了」をタップしたら完了です。
RoboFormの使い方
この章ではRoboForm(ロボフォーム)の使い方について以下の項目に分けて解説していきます。
- PCの場合
- Androidの場合
- iPhobeの場合
PCの場合
最初はPCの場合のRoboFormの使い方について以下の項目に分けて解説していきます。
- パスワードを自動で保存する方法
- ログイン情報を手動で保存する方法
- RoboFormからサイトへログインする方法
- 編集画面の利用方法
パスワードを自動で保存する方法
まずはPCの場合のRoboFormでパスワードを自動で保存する方法を解説します。以下の手順の通りに操作してください。
Step1 | RoboFormをインストールしたブラウザでIDとパスワードの必要なサイトにログインしてください。 |
Step2 | RoboFormの保存ダイアログ画面が開きますのでパスワードの「名前」と「フォルダ」を選択して「保存」をクリックして完了です。 |
ログイン情報を手動で保存する方法
次はPCの場合のRoboFormのログイン情報を手動で保存する方法を解説します。RoboFormではログイン情報を自動で保存できない場合があります。その場合にはログイン情報を手動で保存しましょう。以下の手順の通りに操作してください。
Step1 | RoboFormをインストールしたブラウザでIDとパスワードの必要なサイトにアクセスしてください。 |
Step2 | IDとパスワードを入力した後にブラウザ拡張機能のRoboFormアイコンをクリックし、「保存」をクリックしてください。 |
Step3 | RoboFormの保存ダイアログ画面が開きますのでパスワードの「名前」と「フォルダ」を選択して「保存」をクリックして完了です。 |
RoboFormからサイトへログインする方法
次はPCの場合のRoboFormからサイトへログインする方法を解説します。以下の手順の通りに操作してください。
Step1 | ブラウザ拡張機能のRoboFormアイコンをクリックしてください。 |
Step2 | RoboFormのメニューが開きますので「ログイン」をクリックしてください。 |
Step3 | RoboFormのログイン情報画面が開きますのでログインしたいサイトをクリックしてください。自動で対象のサイトが開き、自動ログインされます。 |
編集画面の利用方法
次はPCの場合のRoboFormの編集画面の利用方法を解説します。以下の手順の通りに操作してください。
Step1 | RoboFormフォルダにあるロボフォーム編集を開いてください。(Windowsの場合はスタートメニューからRoboFormフォルダの中のロボフォーム編集をクリックする) |
Step2 | ロボフォーム編集が開きましたら「ログイン」をクリックしてログイン情報を選択してください。 |
Step3 | ログイン情報画面が開きましたら右上の鉛筆アイコンをクリックすると編集が可能になります。 |
Step4 | ログイン情報の編集が完了しましたら鉛筆アイコンを再度クリックすることで登録完了です。 |
iPhoneの場合
次はiPhoneの場合のRoboFormの使い方について以下の項目に分けて解説していきます。
- パスワードを自動で保存する方法
- ログイン情報を手動で保存する方法
- RoboFormからサイトへログインする方法
パスワードを自動で保存する方法
まずはiPhoneの場合のRoboFormのパスワードを自動で保存する方法について解説します。以下の手順の通りに操作してください。
Step1 | iPhoneのブラウザでIDとパスワードの必要なサイトにログインしてください。 |
Step2 | RoboFormの保存ダイアログ画面が開きますのでパスワードの「名前」を選択して「保存」をタップして完了です。 |
ログイン情報を手動で保存する方法
次はiPhoneの場合のRoboFormのログイン情報を手動で保存する方法を解説します。RoboFormではiPhoneの場合でもログイン情報を自動で保存できない場合があります。その場合にはログイン情報を手動で保存しましょう。以下の手順の通りに操作してください。
Step1 | iPhoneのブラウザでIDとパスワードの必要なサイトにアクセスしてください。 |
Step2 | IDとパスワードを入力した後にブラウザの一番下の共有ボタンをタップして「RoboForm」を選択し、「ログインを保存」をタップしてください。 |
Step3 | RoboFormが開きますのでパスワードの「名前」を選択して「保存」をタップして完了です。 |
RoboFormからサイトへログインする方法
次はiPhoneの場合のRoboFormからサイトへログインする方法を解説します。以下の手順の通りに操作してください。
Step1 | ログインするサイトを開いて一番下の共有ボタンをタップし、「RoboForm」を選択してください。 |
Step2 | 「RoboForm」が開きますのでログインするサイトをタップしてください。ブラウザに自動でID・パスワードが入力されて完了です。 |
Androidの場合
次はAndroidの場合のRoboFormの使い方について以下の項目に分けて解説していきます。
- パスワードを自動で保存する方法
- ログイン情報を手動で保存する方法
パスワードを自動で保存する方法
まずはAndroidの場合のRoboFormのパスワードを自動で保存する方法について解説します。以下の手順の通りに操作してください。
Step1 | RoboFormを開いて一番下の「ブラウザ」をタップしてください。 |
Step2 | IDとパスワードの必要なサイトにアクセスしてログインしてください。 |
Step3 | RoboFormの保存画面が表示されますので「保存」をタップして完了です。 |
ログイン情報を手動で保存する方法
次はAndroidの場合のRoboFormのログイン情報を手動で保存する方法を解説します。RoboFormではAndroidの場合でもログイン情報を自動で保存できない場合があります。その場合にはログイン情報を手動で保存しましょう。以下の手順の通りに操作してください。
Step1 | RoboFormを開いて一番下の「ブラウザ」をタップしてください。 |
Step2 | IDとパスワードの必要なサイトにアクセスしてIDとパスワードを入力してください。 |
Step3 | RoboForm右上のメニューボタンをタップして「作成と保存」をタップしてください。 |
Step4 | ログイン情報保存画面が表示されますので「名前」「フォルダ」を選択して「保存」ボタンをタップして完了です。 |
RoboFormはパスワードの一元管理に便利!
これまでパスワード管理ソフト「RoboForm(ロボフォーム)」の機能と欠点、インストール方法や使い方について解説してきました。RoboForm(ロボフォーム)は欠点もありますが、料金が安くて使い勝手が良くセキュリティが万全のため、無料版でも高評価のソフトです。まずは無料版から試してみるのがいいでしょう。
この記事を参考にRoboFormを使ってパスワードを一元管理してみてください。