2019年09月28日更新
KeePassのダウンロード・インストール方法と使い方!パスワード管理を徹底しよう!
KeePassというソフトのダウンロード・インストール方法と使い方、日本語化について解説していきます。KeePassをWindowsやMacにインストールしてパスワードやユーザーIDを管理していきましょう。パスワードやユーザーIDのセキュリティを上げましょう。
目次
- 1KeePassとは?パスワード管理ソフトを徹底解説!
- ・ユーザーID・パスワードを管理する
- ・2つのエディション
- ・利用できるデバイス
- 2KeePassの導入方法
- ・ダウンロード手順
- ・インストールの方法
- ・日本語化する方法
- 3KeePassでユーザーID・パスワ―ドを記録・管理する!
- ・データベースの作成
- ・ユーザー名・パスワードの登録
- ・エントリーを使ってサービスへログインする
- 4KeePassをWindows・Mac等で使う方法!
- ・KeePassを異なるデバイスで同期する
- ・クラウドサービスにデータベースファイルを保存
- ・dropboxのダウンロード・インストール
- ・データベースファイルをクラウドサービスから保存
- ・KeePass系アプリでデータベースを開く
- 5KeePassを使って安全にユーザーID・パスワードを管理しよう!
KeePassとは?パスワード管理ソフトを徹底解説!
今回はKeePassについて特集を進めていきます。KeePassという言葉が登場しましたが、まだ知らないという方もいますので、簡単な説明からしておきます。KeePassは、セキュリティ的にも大変役に立つものですので、是非覚えておいてください。KeePassというのは、ダウンロード・インストールして使うソフトになります。
ユーザーID・パスワードを管理する
KeePassはどのような役割を果たすソフトなのかというと、お使いのパソコン上でユーザーID・パスワードを管理するソフトになります。ユーザーIDも、パスワードも様々なサイトを閲覧・利用する際に必ずといっていいほど必要になります。
2つのエディション
KeePassはMacやWindowsのパソコンでユーザーIDやパスワード管理ができるソフトということを紹介しました。KeePassのソフトには2つのエディションが提供されています。KeePassにはKeePass 1シリーズとKeePass 2シリーズの2種類が存在します。特に問題なければKeePass 2.47を使ってみましょう。
利用できるデバイス
KeePassを利用できるデバイスについても解説しておきます。KeePassは、WindowsであればWindows VistaからWindows 10まで利用できます。KeePassの1シリーズと2シリーズが使用できます。Macのデバイスの場合は2シリーズを使用することになります。
KeePassの導入方法
KeePassとはの説明と、KeePassのエディション紹介、そしてKeePassを利用できるデバイスについて解説してきました。WindowsでもMacでも基本的にはダウンロード・インストールしてユーザーIDやパスワードを管理できます。理解できましたら早速使ってみましょう。ここからは、KeePassを導入する方法について解説します。
ダウンロード手順
KeePassはソフトですのでWindowsやMacにKeePassのパッケージファイルをダウンロードすることから始めていきましょう。KeePassをダウンロードするには、KeePassの公式ページにアクセスしてください。ブラウザから検索するか以下のリンクからアクセスしてください。お好きな方の「Download Now」クリックでスタートします。
インストールの方法
KeePassのソフトをWindowsやMacのパソコンにダウンロードしましたら、次にすることはインストールです。KeePassのパッケージファイルをパソコンに導入させていきます。インストールするには、ダウンロードしたKeePassのファイルを開いてインストールを進めていきましょう。
日本語化する方法
KeePassのソフトは基本は英語表記のソフトになっています。実は、KeePassは日本語化することが可能です。KeePassで日本語化するには、「Translations」の部分をクリックして「Japanese」の項目から日本語化パッケージファイルをダウンロードすることで、簡単に日本語化できます。もちろん日本語化しなくても良い方はスキップして結構です。
日本語化パッケージの使い方ですが、ダウンロードしたパッケージがファイルをKeePassのプログラムデータ保存フォルダにある「Languages」という箇所に移動してください。カット&ペーストで結構です。その後KeePassの「View」にある「Change Language」から日本語が選択できるようになっています。
KeePassでユーザーID・パスワ―ドを記録・管理する!
KeePassのパッケージファイルをWindowsやMacのパソコンにダウンロード、インストール、そして日本語化できましたら早速ユーザーIDとパスワードの管理を始めていきましょう。ここからはKeePassの使い方の説明に入ります。使い方として始め方を項目ごとにまとめておきますのでまずはチェックしてから実際に使ってみましょう。
データベースの作成
まずは使い方としてKeePassでデータベースの作成をしていきましょう。KeePassのソフトを起動してください。「ファイル」から「新規」をクリックします。「OK」を選択して自分のデータベースを作成しましょう。KeePassのマスターキーを自分で入力して完了です。
ユーザー名・パスワードの登録
マスターキーを設定しましたら、いよいよユーザーIDやパスワードを登録していきましょう。KeePassのメインの使い方になります。データベース名などを登録しましたら、右クリックをして「エントリーの追加」を選択します。ここにユーザーIDやパスワードを自由に登録していきます。サンプルも用意されていますので参考にしてください。
エントリーを使ってサービスへログインする
KeePassではエントリーを使ってそのままサービスにログインすることが可能になっています。エントリーからサービスにログインするには、エントリーに登録してあるサイトのURLをそのままダブルクリックするだけになります。他に特別な操作は必要ありません。
プラグインは配信停止になっている
KeePassでは、ブラウザと連携することで簡単にサイトにログインできるプラグインが存在していました。しかし現時点では配信が停止されていますので、利用することは不可能です。注意してください。ログインには上記のやり方でサイトにアクセスすることになります。
KeePassをWindows・Mac等で使う方法!
ここまでKeePassの使い方として、基本的な機能の説明をしてきました。一通りの仕組みを理解できましたら次に進みましょう。ここからはKeePassをWindowsとMacのパソコンで使う方法として、もう少し具体的な機能に関して解説を進めていきます。
KeePassを異なるデバイスで同期する
KeePassでは異なるデバイスで情報を同期させることが可能です。これにより、WindowsのパソコンとMacのパソコン別々にデータベースを作りなおす必要がなくなり、非常に手間が省けます。Google DriveやDropboxなどのクラウドストレージサービスにデータベースをアップロードしましょう。
クラウドサービスにデータベースファイルを保存
大まかな流れとしては、Google DriveやDropboxなどのクラウドストレージサービスにKeePassで使用しているデータベースおアップロードして、別の端末からクラウドストレージにアクセスし直して、保存してあるデータベースファイルを端末にダウンロードするということになります。
dropboxのダウンロード・インストール
Google DriveやDropboxのクラウドストレージサービスはアカウントさえあれば無料である程度の容量を使えますのですぐにアップロードができます。Google Driveはウェブ上で管理できます。Dropboxに関しては専用のソフトも用意されていますので、効率をアップさせたいという方は以下のページからダウンロードしてください。
データベースファイルをクラウドサービスから保存
Google DriveやDropboxにデータベースファイルをアップロードする方法ですが、「ファイル」から「ファイル名を付けて保存」をしてその保存されたデータをアップロードしてください。次に別の端末に移動してアップロードしたクラウドストレージサービスにログインします。最後にこのファイルをダウンロードします。
KeePass系アプリでデータベースを開く
先ほど端末にダウンロードしたデータベースファイルを、その端末でKeePassから開くことでそのままデータベースを利用することが可能です。新しく作りなおす必要は全くありません。「ファイル」の「インポート」からそのファイルを指定して読み込みます。
KeePassを使って安全にユーザーID・パスワードを管理しよう!
今回はKeePassというユーザーID・パスワード管理アプリを紹介しました。サイトそれぞれのIDやパスワードは覚えきれないという方も少なくありません。KeePassを使うことで、マスターパスワードさえ入力してしまえば、照会できるようになります。メモに保管するよりもセキュリティ面ではかなり安心できます。是非導入してみてください。