2019年09月11日更新
機種変更でのPayPayアカウント・残高の引き継ぎ方法と電話番号変更時の注意点を解説!
スマホを機種変更するときに、PayPayを利用していたらアカウントの引き継ぎはどうしたらいいのでしょうか。機種変更のときのPayPayの移行方法は電話番号が変わるか変わらないかで違います。この記事ではアカウントの移行方法と注意点を詳しくお伝えします。
目次
- 1PayPayで機種変更するときには要注意を!
- ・手順を間違えると移行できないことも!
- ・電話番号が変わる場合には要注意!
- 2電話番号が変わらない機種変更時のPayPayの移行方法
- ・同じキャリアでもキャリア移行でも簡単にできる
- ・PayPayの引継ぎ方法
- 3電話番号が変わる機種変更の場合のPayPayの移行方法
- ・機種変更前のスマホでの操作が必要
- ・PayPayの引継ぎ方法
- ・機種変更前のスマホでログインできない場合には?
- 4機種変更するときのPayPay移行の注意点とは?
- ・新電話番号で新規アカウントを作ってしまったら残高統合できない
- ・PayPayを解約した電話番号はしばらくは登録できない
- ・変更前の電話番号での利用は不可能
- ・電話番号が変わらない場合には旧機種でログアウトを
- 5PayPayで機種変更で引き継ぎできないときには?
- ・PayPayでヘルプを確認
- ・サポートに問い合わせる
- 6機種変更するときにはPayPayの移行もちゃんと行おう!
PayPayで機種変更するときには要注意を!
スマホの機種変更をするときには、インストールしてあるアプリの引き継ぎも重要なポイントになります。引き継ぎの手続きがうまくいかなければ、アカウントの情報がすべて失われてしまい、新たに登録し直さなければいけなくなることもあります。
ゲームなどのエンタメアプリでも機種変更時のアプリの引き継ぎに失敗すると大きなダメージがありますが、直接的に金銭的被害が出てしまうこともあります。それがPayPayなどの電子マネーアプリです。電子マネーは事前に現金をチャージすることで利用します。
PayPayを機種変更するときにアカウントの引き継ぎができないと、事前にチャージしてあった残高が使えなくなり、金銭的な被害が出てしまうこともあります。この記事では、絶対に失敗するわけにはいかない機種変更をする時のPayPayのアカウントの引き継ぎ方法について詳しく解説します。
手順を間違えると移行できないことも!
スマホを機種変更するときには、PayPayでは決められた手順で機種変更する必要があります。万が一手順を間違えてしまうと、残高を移行できないこともあります。機種変更をするときに移行できなかった残高は、スマホの回線を完全に切ってしまったあとではお店などで利用することはできません。
また、楽天IDと統合して利用することができる楽天ペイなどとは違い、PayPayはPCやタブレットなど他の端末からの操作で残高を保全する方法もありません。PayPayはスマホだけで利用する電子マネーなので、機種変更をするときにはスマホでの操作が唯一のアカウントの残高を移行する手続きになります。
PayPayの残高を移行する手続きは決して難しいわけではありませんが、失敗するとチャージした残高が全て失われてしまうという大変なことになります。ぜひこの記事で正しい手順を理解して、PayPayの機種変更の手続きを失敗しないようにしましょう。
電話番号が変わる場合には要注意!
とはいえ、スマホの電話番号が変わらない場合にはPayPayの機種変更のアカウントの引き継ぎの手続きはそれほど難しくはありません。電話番号が変わらないのなら、残高が失われる可能性もほとんどありません。
注意しなければいけないのは、電話番号が変わる機種変更を行う場合です。スマホの電話番号が変わる機種変更を行う場合には、手順に失敗すると残高が全額使えなくなってしまう恐れがあります。電話番号が変わる場合には、PayPayの引き継ぎにはよく注意しましょう。
電話番号が変わらない機種変更時のPayPayの移行方法
ここからは実際にスマホを機種変更するときのPayPayのアカウントの移行方法について見ていきましょう。まずは電話番号が変わらない場合の機種変更時のPayPayの移行方法について解説します。
同じキャリアでもキャリア移行でも簡単にできる
スマホの電話番号が変わらない機種変更というのは、同じ携帯電話会社の契約のままで新しいスマホに機種変更する場合と、MNP転出をして同じ電話番号のままで携帯電話会社を移行する場合があります。
どちらの場合でも、PayPayの残高やアカウントの引き継ぎはとても簡単にできます。電話番号が変わらない場合のPayPayの移行はそれほど難しくないので安心しましょう。
PayPayの引継ぎ方法
電話番号が変わらない場合のPayPayの機種変更の方法は次のような方法です。機種変更をした新しいスマホにPayPayのアプリをインストールしたら、機種変更する前のスマホと同じ電話番号とパスワードでログインをするだけです。
正しい携帯電話番号とパスワードでログインして、その電話番号でのSMS認証ができれば、機種変更する前に使っていたスマホPayPayアプリの残高をそのまま引き継ぐことができます。
Yahoo!IDやソフトバンク、ワイモバイルでのログインを選択していた場合にも、携帯電話番号が変わらないのであれば、以前のログイン方法と同じ方法でログインすれば大丈夫です。
電話番号が変わる機種変更の場合のPayPayの移行方法
次に、電話番号が変わる機種変更を行った場合のPayPayのアカウントや残高の移行方法について見ておきましょう。
機種変更前のスマホでの操作が必要
電話番号が変わる機種変更を行う場合には、機種変更する前のスマホでの操作が必要になります。この操作を忘れてしまうと、機種変更した新しいスマホでPayPayのアカウントや残高の引き継ぎができなくなってしまうので注意しましょう。
PayPayの引継ぎ方法
電話番号が変わる場合のPayPayの引き継ぎ方法について詳しく見ていきましょう。
機種変更前のスマホでの操作
PayPayのアカウントを引き継ぐために行う機種変更前のスノボでの操作は次の通りです。機種変更前のスマホでPayPayのアプリを開いて「アカウント」から「アカウント情報」を開きます。
「携帯電話番号」をタップします。すると「新しい携帯電話番号に変更する」と出てくるのでそちらをタップします。
パスワードを入力する画面になるので、ログインパスワードを入力します。すると新しい携帯電話番号を入力する画面になるので機種変更した後の新しい携帯電話番号を入力します。
新しい携帯電話番号を入力したら「携帯電話番号を確認してSMSを送信する」をタップします。すると新しい電話番号に認証コードが記載されたSMSが送信されます。機種変更前のスマホで行う操作は以上のとおりです。
機種変更後のスマホでの操作
機種変更した後の新しいスマホに、前のスマホのPayPayアプリから送信したSMSが届きます。そちらを、PayPayアプリに表示されている画面に入力することで、前のスマホと同じアカウントにログインすることができます。
新しいスマホでログインした後は、残高や登録内容の確認などは、古いスマホではできなくなります。機種変更した後の新しいスマホで確認するようにしましょう。
機種変更前のスマホでログインできない場合には?
PayPayのアカウントを移行させる前に前のスマホの回線を切ってしまったり、前にスマホがすでに手元にない場合など、機種変更前のスマホでPayPayにログインできない場合もあるでしょう。
機種変更前のスマホですでにログインできなくなってしまっている場合には、新しいスマホでPayPayの新規アカウントを作成する前にPayPayのサポートへ連絡しましょう。新規アカウントを作成する前であれば、アカウントを移行するための手続きを取れる場合もあります。
PayPayのサポートはこちらのリンクからどうぞ。
機種変更するときのPayPay移行の注意点とは?
スマホの機種変更をするときにPayPayを移行するときには特に注意しなくてはいけない注意点があります。こちらでは特に注意しなくてはいけない注意点について詳しく解説します。
新電話番号で新規アカウントを作ってしまったら残高統合できない
新しい電話番号に変わる場合に、アカウントを移行させることを忘れてしまい、新しいスマホで新しいアカウントを先に作ってしまう人がいます。新しいスマホの新しい電話番号で新しい新規アカウントを作ってしまった場合には、古いスマホのアカウントとの残高を統合することはできないので注意しましょう。
基本的にPayPayでは1つの電話番号に対して1アカウントが原則です。電話番号が変わるときには、1つの電話番号に対してい1アカウントの原則を守るために、新しい電話番号を古いスマホから登録してSMS認証をするという手間をかけています。
新しい電話番号のアカウントを移行する手続きをする前に、新しいスマホで新しいアカウントを作成してしまったら、古いスマホでのアカウントと新しいスマホでのアカウントは、全く違うアカウントとしてPayPayでは扱います。
PayPayでは、複数のアカウントの残高を統合するという機能は現在搭載していません。そのために新しい電話番号で新しいPayPayアカウントを作ってしまったら、残高統合できないので電話番号が変わる機種変更の場合にはよく注意しましょう。
PayPayを解約した電話番号はしばらくは登録できない
電話番号が変わる場合に、古い電話番号を家族に使わせる、といったこともあるかもしれません。また、サブの電話番号として自分で使い続けるということもあるでしょう。PayPayでは不正利用されることを防ぐために、PayPayを解約した電話番号では新規アカウントの登録がしばらくの間できないので注意しましょう。
新しい電話番号で今までのPayPay残高を移行して、古い電話番号では新しいPayPayアカウントを作りたいと思っても、数か月間はできないので注意しましょう。PayPayでは同じ電話番号からの新規アカウント登録を180日間停止しています。
携帯電話番号の場合には、解約された電話番号のリサイクルが最も早い場合には3か月ほどで行われることもあるということなので、新規に契約した携帯電話番号がPayPayの登録ができない期間中のこともあるかもしれません。
PayPayは180日間は同じ携帯電話番号が利用できない、ということは注意点として理解しておきましょう。
変更前の電話番号での利用は不可能
PayPayを解約した電話番号は180日間利用することができないので、電話番号が変わる機種変更をした場合に、PayPayのアカウントを機種変更前の電話番号に戻したいと思っても、最低でも約180日間は戻すことができません。
機種変更をする前のスマホを、前の電話番号が使える状態で手元に置き続けている場合もあまりないでしょう。しかし、もしも前の電話番号嶋を使える状態で持ち続けているのなら、PayPayのアカウントを移行させてもいいのかどうか、180日間は古い電話番号に戻せないことも考えてよく検討しましょう。
電話番号が変わらない場合には旧機種でログアウトを
電話番号が変わらない機種変更をする場合には、機種変更とPayPayのアカウントの移行が完了したら、古い機種のPayPayアプリからログアウトしておくようにしましょう。万が一、Wi-Fi接続で古い端末からPayPayを利用してしまった場合には、複数端末からのログインということで不正利用を疑われてしまう可能性があります。
最悪の場合には、アカウント停止や残高を残したままアカウント削除という可能性もあります。電話番号が変わらない機種変更をする場合には、古いスマホでPayPayを利用する機会というのはまずなくなるので、PayPayからはログアウトするか、PayPayアプリをアンインストールして利用できないようにしてしまいましょう。
1アカウント1ユーザーがPayPayの原則
古い端末からのログアウトまでする必要がが本当にあるのか、という人もいることでしょう。しかし、このような電子マネーアプリというのは不正に利用されることがとても多いのが現状です。不正利用される場合には、複数の端末から同時にログインされることがあります。
PayPayでは不正利用されることを防ぐために、1アカウント1ユーザー、つまり1つのPayPayアカウントで利用できるのは1台の端末を使う1人のユーザーだけと決めて厳格に運用しています。ユーザー側のミスで複数ログインをしてしまった場合でも、ペナルティを受ける可能性があるので、前の端末ではPayPayを利用できないようにしておいたほうが安全です。
PayPayで機種変更で引き継ぎできないときには?
PayPayで機種変更ができないときの対処法についてみていきましょう。
PayPayでヘルプを確認
まずはPayPayのヘルプの「よくあるご質問」で対処法が見つけられないか探してみましょう。「よくあるご質問」には「機種変更」のカテゴリーがあります。こちらのリンクから機種変更のカテゴリーに入ってみて、解決策が見つからないか調べてみましょう。
サポートに問い合わせる
ヘルプでも解決策が見つからなかった場合には、サポートに問い合わせをしてみましょう。回答までに時間がかかる場合がありますが、的確な回答をもらえるはずです。機種変更で困ったことがあったら、サポートへ問い合わせてみましょう。
機種変更するときにはPayPayの移行もちゃんと行おう!
この記事ではスマホを機種変更する時のPayPayのアカウントの引き継ぎについて詳しく見てきました。PayPayには金銭をチャージしているので、残高を引き継げないことになると大変なことになります。
PayPayの引き継ぎには正しい手順が必要です。ぜひ機種変更をするときには、PayPayのアカウントの引き継ぎも正しい手順でしっかりと行い、新しいスマホで残高を継続して利用できるようにしましょう。