2019年09月17日更新
PayPayの青いバッジとは?確認方法や表示される条件・決済上限金額を解説!
PayPayで、一部のユーザーに青いバッジが表示されるようになったことはご存知でしょうか。この青いバッジがどのようなものなのかや確認方法と付与の条件などを詳しく解説していきます。PayPayユーザーにとってメリットの大きい青いバッジ獲得の参考にしてください。
目次
PayPayの青いバッジは優良会員の証
PayPayとは、ヤフー株式会社とソフトバンク株式会社によって共同で設立されたPayPay株式会社が提供するスマホ決済・QR決済サービスで、アプリのリリース時には「100億円あげちゃうキャンペーン」を開催したことで大きな話題となり、日本中で有名になりました。
そんなPayPayで密かに導入された「青いバッジ」ですが、そもそもPayPayの青いバッジとは、一体何なのかその存在についてあまりよく知らないという人も多いのではないでしょうか。
青いバッジとは?
PayPayの青いバッジは、PayPay側から登録内容や利用状況によって判断され、優良会員として認められた場合に付与される証で、いわばステータスのようなものです。もちろん、青いバッジがついていることによるメリットもありますので、後ほど順番に見ていきます。
バッジの表示確認方法
青いバッジが表示されているかどうかはPayPayアプリから非常に簡単に確認できますので、自分のアカウントでも青いバッジが表示されているか確認してみましょう。
青いバッジの表示場所は、PayPayアプリのユーザー名の右側となっていますので、ここに青いバッジが表示されているかを確認しましょう。ユーザー名の右側が空欄になっている場合は、青いバッジの付与対象ユーザーにはなっていないということになります。
PayPay青いバッジがつく利点とは?
PayPayで青いバッジがつくことによるメリットについて説明していきます。
上限金額が引き上げられる
PayPayアプリのリリース時に不正利用問題で話題になったこともあり、現在、PayPayでは決済の上限金額が厳しめに設定されています。その上限金額が青いバッジの有無によって異なり、青いバッジがあれば買い物に利用できる金額が増えるため、より便利にPayPayを利用することができます。
上限金額の設定については「過去24時間以内」「過去30日以内」のPayPay決済金額の合計によってそれぞれ定められています。それぞれの期間内での上限金額について、決済方法ごとに上限金額の差を見ていきましょう。
クレジットカード決済の上限
まず、クレジットカード決済の場合の上限金額についてです。クレジットカード決済での上限金額は青いバッジ以外に、本人認証サービス(3Dセキュア)への登録が済んでいるかによっても異なります。
認証設定済カード+青いバッジ | 認証設定済カード | 認証未設定カード | |
---|---|---|---|
過去24時間 | 25万円 | 2万円 | 5,000円 |
過去30日 | 25万円 | 5万円 | 5,000円 |
青いバッジがついていないユーザーがクレジットカード決済でPayPayを利用した場合、1ヶ月間で、本人認証済みクレジットカードでも5万円、本人認証未設定のクレジットカードであれば5,000円の上限金額内でしかお買い物をすることができません。
たまに使う程度でほとんどPayPayを使わないという人は、それほど困らないかもしれませんが、普段からPayPayを利用している人や大きな額の買い物をしたいと考えている人にとって、この上限金額は低いと言えるでしょう。
クレジットカードチャージの上限
原則、クレジットカードからPayPay残高へのチャージはできないのですが、唯一クレジットカードから残高へチャージができるのが、本人認証サービス(3Dセキュア)に登録済みのヤフーカードです。
認証設定済カード+青いバッジ | 認証設定済ヤフーカード | |
---|---|---|
24時間以内 | 25万円 | 2万円 |
30日以内 | 25万円 | 5万円 |
ヤフーカードでも24時間以内に2万円、30日以内に5万円の上限金額となっていることも考えると、いかに青いバッジによる上限金額の引き上げが有意義かということが分かります。
PayPay青いバッジの適応条件
PayPayはセキュリティ上の理由で、青いバッジの表示条件については公式に発表はしていませんが、実際に青いバッジが表示されているユーザーの状況を加味しながら、適応条件として考えられる条件をまとめていきます。
適応条件については公式情報が存在しないため、あくまで推測の域を出ないまでも、これらの条件を満たすことで青いバッジを獲得できる可能性は十分にあるので、まだ青いバッジがついていないという人もぜひ参考にしてください。
アプリを最新バージョンのアップデート
前提として、利用するPayPayアプリは最新のバージョンにアップデートしておいてください。青いバッジが表示されるようになったのは、PayPayアプリのバージョン1.10.0以降ですのでアップデートをしておかないとそもそも青いバッジが反映されないという可能性もあります。古いバージョンのままの方はご注意ください。
本人確認
まず、条件として考えられるのが本人確認をすることです。青いバッジの有無に関わらず、クレジットカードの本人認証が済んでいるかで決済の上限金額が異なることからも、本人認証サービスに登録しているか否かは重要だと言えますので、まだ済ませていない人は本人認証をすることをおすすめします。
3Dセキュアでの登録方法
PayPayアプリを開いて右下の「アカウント」をタップし、「支払い方法の管理」を開きます。表示されているカードを横にスワイプすることでカードの表示を切り替えられるので、本人認証をしたいカードを選択します。
カードの右下にある「本人認証していません」>「本人認証を設定する」をタップすると、クレジットカード会社のページに遷移するので、画面の指示に従って本人認証を進めてください。
銀行口座の登録
銀行口座を登録していることで、PayPay側からの信用度を上げられると考えられるので、銀行口座を登録していないという人は、銀行口座も登録しておきましょう。PayPayアプリホーム画面からの操作で簡単に登録が可能です。
なお、三菱UFJ銀行からはPayPay残高へのチャージができませんのでご注意ください。
Yahoo!JAPAN ID連携
続いて、Yahoo!JAPAN IDとの連携です。
ホーム画面右下の「アカウント」から「外部連携」>「Yahoo! JAPAN ID」とタップします。
注意事項等を確認後、「上記に同意して連携する」をタップして、連携したいYahoo! JAPAN IDでログインします。これで、PayPayアカウントとYahoo!JAPAN IDとの連携は完了です。
Yahoo!マネーの登録
登録や連携などの設定に関することで最後となるのは、Yahoo!ウォレット/マネーの登録です。
「支払い管理」>「Yahoo!マネーを登録する」をタップした後、利用規約を確認して「同意する」をタップすることで、Yahoo!ウォレット・マネーの登録を始められます。
携帯電話番号を入力し、「認証する」をタップするとSMSに認証コードが送信されます。届いた認証コードを入力し、「プロフィール表示名」「暗証番号」を入力して「登録する」をタップしたら設定は完了です。
一定金額のチャージ
あまりチャージ履歴が無い人でも青いバッジがついたという声もありますので、登録や認証、連携が重視されているとも考えられますが、最低限1,000円程度でもチャージはしておくようにしましょう。もちろん、普段から多くチャージして利用しているに越したことは無いと言えます。
PayPay青いバッジは消えてしまうことがある
ここまで、青いバッジの獲得条件について考察してきましたが、条件を満たして一度付与された青いバッジも消えてしまうことがあり、その場合は上限金額が大幅に制限されてしまうので注意が必要です。
消えてしまう理由は?
先述の通り、青いバッジの付与条件についてはセキュリティ対策のため、詳細は公表されていません。同様に消えてしまう条件についてもはっきりとした理由は分からないものの、青いバッジがある理由がセキュリティの観点ということから考えて、消滅理由も同じくセキュリティによるものであると推測されます。
利用状況の変化によって青いバッジが付与または剥奪となるので、ご自身のアカウントの青いバッジの付与状況は常に確認しておくといいでしょう。
不具合の可能性もある
ただし、青いバッジが表示されないのは単に不具合によるものという可能性もあるので、気になるようでしたらPayPayに問い合わせてみるのもいいでしょう。
PayPayの青いバッジを付けてお買い物を楽しもう
PayPayに青いバッジが付くことで、決済金額の上限が上がるので、より便利にPayPayを利用できます。今はまだ、青いバッジがついていないという人も今回ご説明した方法を試して、青いバッジを獲得しお買い物をより楽しんでみてはいかがでしょうか。