2019年11月30日更新
TakeMe Pay(テイクミーペイ)の導入方法!サービスの評判やメリットも解説!
TakeMe Pay(テイクミーペイ)の導入方法や決済サービスの管理方法を始めとしてメリットやデメリットの評判についても解説します。特にスマホ決済やその他のマルチ決済に対応しているのが魅力です。TakeMe Payについて色々とまとめてみました。
目次
- 1TakeMe Pay(テイクミーペイ)とはどんな決済サービス?
- ・日本美食株式会社が提供する決済サービス
- ・世界で使われている数多くの決済方法が使用可能
- ・実店舗にもECサイトにも!マルチ決済が可能
- 2TakeMe Payを導入する方法
- ・TakeMe Payを使うための特別なアプリや設定は不要
- ・店舗側はQRコードをひとつ置くだけで簡単導入
- 3利用者がTakeMe Payを使うメリット・デメリット
- ・TakeMe Payを使うメリット
- ・TakeMe Payを使うデメリット
- 4店舗がTakeMe Payを導入するメリット・デメリット
- ・TakeMe Payを導入するメリット
- ・TakeMe Payを導入するデメリット
- 5TakeMe Payの評判・口コミを紹介
- 6TakeMe Payの特徴を知って便利に活用しよう!
TakeMe Pay(テイクミーペイ)とはどんな決済サービス?
現在は世を挙げてキャッシュレスを推進しています。特に2019年10月1日の消費税率アップを機に、キャッシュレス化は加速しているのです。また、世界に目を向けると中国を始めとして日本よりもキャッシュレス化が進んでいる国が多くあります。そして今、日本でもキャッシュレスの機運が高まっているのです。
その中にあってTakeMe Pay(テイクミーペイ)という決済サービスが注目を浴びています。いったいどのようなものなのでしょうか。
日本美食株式会社が提供する決済サービス
TakeMe Pay(テイクミーペイ)とは日本美食株式会社が提供しているキャッシュレス決済サービスのことです。日本美食はインバウンド集客のトータルソリューションとして次のようなサービスを提供しており、TakeMe Payはこの一環として考案されたものです。
番号 | サービス名 | 内容 |
---|---|---|
1 | 集客支援サービス | 集客が大変な方への支援 |
2 | ドタキャン対策 | ドタキャンで困っている方への支援 |
3 | コミュニケーション支援 | 言語の壁を感じる方への支援 |
4 | 決済サービス | 支払いに困っている方への支援 |
ちなみに日本美食は2015年12月1日に設立され、事業内容としては、「メディア事業」および「オンライン決済事業」を掲げています。所在地は東京都千代田区霞が関の新霞ヶ関ビルディング内にあります。
世界で使われている数多くの決済方法が使用可能
TakeMe Pay(テイクミーペイ)の決済方法は業界最多レベルの19種類以上であり、全世界76カ国以上の観光客が利用しています。TakeMe Pay(テイクミーペイ)で使える決済サービスの主な具体例は次の通りです。
番号 | 決済サービスの種類 | 決済サービス名 |
---|---|---|
1 | クレジットカード | Mastercard、VISA、JCB、AmericanExpress、Diners Club、DISCOVER |
2 | 中国系決済 | AliPay(支付宝)、WeChatPay(微信支付)、中国銀聯 |
3 | スマホバーコード決済 | LINE Pay、Pay Pay |
4 | 非接触型決済(通信型決済) | Apple Pay、Google Pay |
5 | その他 | PayPal、他 |
実店舗にもECサイトにも!マルチ決済が可能
TakeMe Pay(テイクミーペイ)は実際の店舗やウェブサイト(ECサイト)上にでも簡単に設置できるマルチ対応になっています。店舗でTakeMe Pay(テイクミーペイ)を導入するためには、SDK(TakeMe Pay用のソフトウェア開発キット)があれば簡単です。ECサイトに導入する場合には既存サイトにコードを数行付加するのみで導入できます。
また、多様な外国人観光客に対応できるようにシステムはマルチ言語対応をしているのです。TakeMe Pay(テイクミーペイ)は店舗のPOSターミナルに導入もでき、またモバイル決済用にスマホアプリにも対応するなどマルチ決済対応をしています。
TakeMe Payを導入する方法
インバウンド集客のトータルソリューションを目指す日本美食のTakeMe Pay(テイクミーペイ)は、確かにマルチな対応ができ利点が多いと評判なので導入を希望する店舗は多いことでしょう。それでは実際に導入する際にはどのようにしたらよいのでしょうか。
TakeMe Payを使うための特別なアプリや設定は不要
ここまで見てくると店舗側にとっては、TakeMe Pay(テイクミーペイ)を導入するといいことづくめのようです。もしもこのようなマルチなサービスが無くて外国人観光客が増えて来たら、せっかくのチャンスを横目で見ながら、「当店は外国人のお客様には対応できません」という屈辱的な張り紙をしなければならないかも知れません。
一方、このマルチなサービスを導入した結果、利用者はスマホなどに何か特別なことをする必要があるのでしょうか。いいえ、改めて特別なアプリをインストールしたり設定を変えたりという面倒な手続きは要らないのです。普通に店舗に置いてあるQRコード決済用のスタンドにスマホをかざすだけとなります。
店舗側はQRコードをひとつ置くだけで簡単導入
店の利用者はスマホがあればモバイル決済が簡単にできることがわかりましたが、一方店舗側はどんな準備が必要でしょうか。実は日本美食が提供するQRコード決済用のスタンドを置くだけで良いのです。導入を希望する店舗管理者は日本美食とTakeMe Pay(テイクミーペイ)の契約をしてQRコード決済用のスタンドをもらい、店頭へ置くだけとなります。
利用者がTakeMe Payを使うメリット・デメリット
それではTakeMe Pay(テイクミーペイ)のサービスについてもう少し詳しく切り込んでいきます。利用者がTakeMe Pay(テイクミーペイ)を使うに当たってのメリットとデメリットを検証してみましょう。
TakeMe Payを使うメリット
利用者がTakeMe Pay(テイクミーペイ)を使う際のメリットについて見てみましょう。特に外国人旅行者にとっては、キャッシュレス化が進んでいない日本において評判のTakeMe Payの看板を見つけたら、どんなメリットを期待するのでしょう。
新しくアプリをインストールする必要がない
TakeMe Payの最も優れた点と言って評判なのは、キャッシュレス決済の既存のインフラを利用して決済ができることです。そもそもこのTakeMe Payというサービスは、Apple PayやGoogle Payなどのような全く新しい決済用のアプリを開発したというのではありません。これは既存の多種類の決済手段をまとめるという決済サービスになっているのです。
そのために専用のアプリをインストールするというような手間がかからないのです。外国人観光客が店舗に来てくれて、キャッシュレス決済をしてもらうためにいちいち特別なアプリをインストールしてもらっていたら、到底実際の運用は無理です。その点、TakeMe Payならば自然にマルチなキャッシュレス決済を実行することができます。
スマホ決済の使い分けがしやすくなる
最近では一人で何通りもの決済手段を有するのが普通になってきましたが、それでも自分の持っているキャッシュレス決済の方法に合致している店舗を見つけるのは一苦労となっています。例えば、PayPayを使おうとするとまずPayPayが使える店を検索して、該当する店まで出向かなければなりません。
その土地の地理に明るければまだしも、外国人旅行者ならば店を探すのは宝探しのような苦労を伴うでしょう。しかし多種類の決済サービスに対応しているTakeMe Payならば、自分の手持ちの決済サービスの中から有利なものを選択する自由が得られます。例えばクーポンが発行されるモバイル支払いや、ポイントキャンペーン中のものが挙げられます。
これらのスマホ決済手段の中から、好条件の方法を自分の裁量で選べるのです。スマホ決済の使い分けがしやすくなるのは、利用者にとっては大きなメリットとなるでしょう。
キャッシュレス・消費者還元事業に対応していてお得
消費税の10%への増税に際して、国は消費の落ち込みへの対策と遅れているキャッシュレス決済の促進とを狙って、「キャッシュレス・消費者還元事業」を打ち出しています。そしてTakeMe Payは経済産業省から「B型決済事業者」に登録されていますので、加入店舗は決済手数料の補助が受けられるのです。
TakeMe Payの採用店舗管理者は日本美食からキャッシュレス・消費者還元事業事務局への加盟店登録が済めば、決済手数料が3.0%から2.16%に減額されるのです。これはこのサービスを採用しようと考えている店舗管理者にとっては大きなインセンティブになるでしょう。
TakeMe Payを使うデメリット
TakeMe Payには数々のメリットがあることが分かりましたが、一方デメリットとしてはどのようなものがあるのでしょうか。TakeMe Payのデメリットとして指摘されているのは次の2点です。
TakeMe Pay自体のポイントサービスはない
スマホでキャッシュレス決済をすれば、一般的にはなにがしかのポイントサービスでポイントが貯まったり、あるいは割引がされたりするのが当然になっています。ところが、TakeMe Payを使用しても利用者としてポイントや割引の恩恵にはあずかれません。もともとそのような制度がないのです。
TakeMe Payは本来インバウンド集客用のマルチなサービスだということを考慮すれば、短期に滞在する外国人旅行者が主たる利用者になります。従ってそもそも腰を据えてポイントを貯めるという考え方がないのでしょう。
クレジットカード決済の場合はやや手順が複雑
TakeMe Payを利用する際に最も簡単なのは、QRコードを読み込んで決済することでしょう。まさにモバイル決済として手軽かつ簡単に支払いができます。一方、クレジットカードで決済する場合にはモバイルのように一瞬で済むわけではありません。表示される決済画面にMasterCardやJCBカードなどのクレジットカードの必要情報を入力します。
すなわち「クレジットカード番号」、「名前」、「有効期限」などの必要情報を入力して初めて決済できるのです。この点、やや決済手順が複雑だといえます。
店舗がTakeMe Payを導入するメリット・デメリット
次に店舗管理者がTakeMe Payを導入する場合のメリットとデメリットを見てみましょう。利用者にとっては、特に外国人旅行者の場合はTakeMe Payを使えると言うことは、支払いの手間を大幅に軽減させてくれるのでありがたい存在です。TakeMe Payを導入した店舗管理者にとっても見るべきものがあるのでしょうか。
TakeMe Payを導入するメリット
店舗がTakeMe Payを導入する場合のメリットについて見てみましょう。そもそも日本美食はインバウンド集客のトータルソリューションサービスの一環としてTakeMe Payを提供していますので、一番メリットを享受できるのが店舗管理者と考えて制度設計をしているはずです。
複数の決済方法が簡単に一元管理できるようになる
利用者が使用するマルチな決済方法は多岐に亘っていますが、TakeMe Payとしては一つの契約で全ての管理機能が一つにまとめられています。従って決済毎に特別な管理をすることは必要なく、店舗としての収入の決済管理はシンプルにまとめられますので、管理がすっきりと簡素化されます。
専用端末の導入が不要
TakeMe Payを導入するに当たって、店舗が特別に用意しなければならないハードウェアはありません。もしも決済用の専用端末などの機材が必要となるならば、導入に二の足を踏む店舗もあって当然でしょうが、TakeMe Payならばそのような心配はないのです。
多言語にも簡単に対応できる
TakeMe Payは日本語以外の言語にも対応しているのが評判になっています。具体的には英語、簡体中国語、繁体中国語にマルチに対応しているのです。2種類の中国語にも対応しているので、豊富なインバウンド需要が見込まれる中国からの観光客にも対応できる強みがあります。
TakeMe Payを導入するデメリット
TakeMe Payはインバウンド集客のための頼りがいのあるツールとして、外国人旅行者の集客を目論む店舗経営者には必要不可欠のものとして評判です。ところで何かデメリットとして指摘されるものもあるのでしょうか。
売上金が入金されるまでに少し時間がかかる
TakeMe Payで決済された売り上げは、毎月1回しか店舗経営者の元に入金されません。一方他社の決済サービスの中には「随時入金可能」や「月に6回サイクルで入金可能」といったものもありますので、これらと比較すると決済から入金までの期間が長くなり、デメリットと考えられます。
従って運転資金に余裕のない店舗経営者にとっては、注意すべき点になるでしょう。
TakeMe Payの評判・口コミを紹介
TakeMe Payに対するレビューはおおむね好評なもので、SNS上にも良い評判が多いです。それらのものから代表的な評判や口コミについて紹介します。
番号 | 種別 | 内容 |
---|---|---|
1 | よい評判・口コミ | QRコード決済を始めとするモバイル決済とクレジットカード決済に対応できるので最強です |
2 | わるい評判・口コミ | 外国人環境客向けのモバイル決済がメインとなっているが、日本人の利用者が多い決済システムとの連携が欲しいです |
TakeMe Payの特徴を知って便利に活用しよう!
昨今の日本への外国人旅行客の増加傾向を見て、インバウンド需要について対策を検討している事業者も多いでしょう。特にこれから日本はオリンピックや万博などの、外国人観光客が期待できるイベントが目白押しになっています。そしてマスコミでも報道されているように、中国や韓国では日本に比べてキャッシュレス決済が進んでいます。
これらの外国人観光客の決済を簡単にでき、しかも店舗経営上も負担が少ないようにするためのシステム構築は店舗経営者の悩みの種になっているでしょう。しかしここで強い味方が登場しました。TakeMe Payです。一番親和性が高いのは中国で普及しているQRコード決済ですが、それ以外にも19種類以上の決済に対応できますので、ほぼ万能でしょう。
TakeMe Payは手軽に導入できてしかも利用者も特別なことをしなくても決済できますので、使い勝手のよいサービスです。積極的に活用して、より豊かになりましょう。