Macの標準「メモ帳」アプリの便利な使い方!基本機能と活用方法11選を紹介!
Macに標準搭載されている「メモ」アプリを活用していますか?Macの「メモ」アプリは、みなさんが知らない非常に便利な機能が多数搭載されています。メモアプリを使ったことがない人は本記事を参考にメモアプリを活用してみましょう。
目次
- 1Macのメモ帳とは
- ・Macに標準搭載されている多機能で便利なアプリ
- 2Macのメモ帳の便利な使い方や活用方法11選
- ・メモを作る
- ・メモを編集する
- ・テキストのコピー&ペースト
- ・チェックリストの作成・追加・変更する
- ・表の作成
- ・リンクの追加
- ・iPhoneとの連携
- ・音声で入力する
- ・文字列でメモを検索する
- ・フォルダにまとめる
- ・メモをロックして他の人に見られないようにする
- 3Macでのメモの削除について
- ・メモの削除方法
- ・削除したメモを復活させる方法
- 4Macのメモ帳のデータを他のデバイスにエクスポートするには
- ・iCloudで共有する方法
- ・メールやテキストを使用する方法
- ・外部アプリを使用する方法
- 5Macの標準アプリメモ帳を使いこなそう
Macのメモ帳とは
そもそも、Macのメモ帳アプリとはどういったものなのでしょうか?本記事冒頭の本章では、Macのメモ帳アプリを使ったことがない人のために、メモ帳アプリの特徴や基本的な使いアカタを紹介していきます。
Macに標準搭載されている多機能で便利なアプリ
Macに標準搭載されている「メモ」アプリは、Appleが公式に提供している、Appleデバイス専用のメモアプリとなり、Androidユーザーの方は利用できません。Macのメモアプリは単なるメモアプリとは違い、多機能で便利なアプリです。
iPhone・iPadなどのAppleデバイスと、iCloudで連携しておけば、それぞれのデバイスで新規作成したメモや、編集済みのメモの情報が自動リンクされ、連携されているすべてのデバイスにあるメモアプリで閲覧、編集などの管理が可能となります。
Macのメモ帳の便利な使い方や活用方法11選
早速本章では、Mac標準搭載メモアプリの、便利な使い方、活用方法を紹介していきます。Macのメモ帳の便利な使い方や活用方法11選は下記のリストを参照してください。
- 【Macのメモ帳の便利な使い方や活用方法1】メモを作る
- 【Macのメモ帳の便利な使い方や活用方法2】メモを編集する
- 【Macのメモ帳の便利な使い方や活用方法3】テキストのコピー&ペースト
- 【Macのメモ帳の便利な使い方や活用方法4】リストを追加したり変更する
- 【Macのメモ帳の便利な使い方や活用方法5】チェックリストの作成
- 【Macのメモ帳の便利な使い方や活用方法6】リンクの追加
- 【Macのメモ帳の便利な使い方や活用方法7】iPhoneとの連携
- 【Macのメモ帳の便利な使い方や活用方法8】音声で入力する
- 【Macのメモ帳の便利な使い方や活用方法9】WEBページをコピーする
- 【Macのメモ帳の便利な使い方や活用方法10】ファルダにまとめる
- 【Macのメモ帳の便利な使い方や活用方法11】メモをロックして他の人に見られないようにする
上記の便利な使い方と活用方法をマスターすれば、更にAppleデバイスの可能性を広げることができます。一つずつ項目を個別に紹介していくので、実際にメモアプリを操作しながら解説を読み進めてみてください。
メモを作る
まずはメモの作成方法を紹介します。Macのメモアプリを起動して、メモアプリのウインドウ上部にある「メモを作成します。」というアイコンをクリックしてください。新規のメモが作成され、テキストを入力してメモを作成してみてましょう。メモアプリは自動保存されるので、その都度「保存」する必要が無いので非常に便利です。
メモを編集する
作成済みのメモを編集する場合は、編集したいメモを選択することで、画面右側にメモ内容が表示されます。表示されたメモはそのままエディタとして活用することができ、保存も自動で行われます。
テキストのコピー&ペースト
メモアプリではテキストのコピー&ペーストが可能です。メモを書く時に便利な機能なので覚えておきましょう。コピーしたい文章範囲を選択して、メニューバーから「編集」>「コピー」または「カット」を選択してください。「カット」は元の文章が切り取りされます。
あとは同じ手順で、「カット」「コピー」した文章を貼り付けたい部分をポイントし、「編集」>「ペースト」を選択してください。または、下記のショートカットキーでも「コピー」「カット」「ペースト」が可能なので覚えておきましょう
コピー機能 | 「command」+「C」 |
カット機能 | 「command」+「X」 |
ペースト機能 | 「command」+「V」 |
チェックリストの作成・追加・変更する
メモ帳アプリでは、To-Doリストの作成などに便利な「チェックリスト」を簡単に作成することが可能です。チェックリストを作成する場合は、メモアプリのウインドウ上部あるアイコン一覧から「チェックリストアイコン」をクリックしてください。チェックリストを記入して「enter」を押すと次のチェックリストが自動で入力されます。
表の作成
メモ帳アプリではExcelやNumbersのような表を作成・挿入することができます。数式・関数も利用できるので、簡単な予算計算や家計簿のメモに活用できます。メモアプリで「表」を挿入する場合は、メモ帳アプリの上部アイコン一覧から「表アイコン」をクリックしてください。
「…」「︙」部分をクリックすると列や行を前後に追加することができます。表の位置を変更したい場合は、表全体を一度クリックしたままドラッグ&ドロップしてください。
リンクの追加
メモ帳アプリにWebサイトなどのリンクを追加しておくことで、保存済みのリンクを一覧で確認することができます。リンクをメモに貼り付けたら、画面上部の「グリッド」アイコンをクリックしてください。過去にメモ帳アプリに貼り付けたWebサイトのURLリンクが一覧として表示されます。
iPhoneとの連携
Mac・iPhone・iPadそれぞれのデバイスで同じApple IDを使って、iCloud連携しておくことで、すべてのAppleデバイスでメモ帳の管理や編集ができます。Macの場合は「システム環境設定」>「iCloud」と進みApple IDを使ってログインしてください。その後、iCloudで同期するアプリで「メモ帳アプリ」を有効にします。
iPhone・iPadの場合は「設定」>「Apple ID」と進みApple IDにログインしてください。「iCloud」を選択し、iCloudで同期するアプリで「メモ帳アプリ」を有効にします。
音声で入力する
Macの標準アプリ「メモ」には音声入力機能が搭載されています。Mac内臓のマイクを利用して、会話の内容を自動で文字起こししてくれる機能で、ミーティングなどの議事録作成にも非常に便利です。ただし、複数人の会話を音声入力する場合、精度がそこまで高くないので注意してください。
音声入力自体は標準搭載されている機能で、標準メモアプリ以外でも「Pages」などの文書作成アプリでも利用できます。便利な標準機能なので、その方法をマスターしておくと良いでしょう。音声入力開始方法は画面上部のメニューバーから「編集」>「音声入力を開始」の順番にクリックしてください。
文字列でメモを検索する
メモアプリの右上にある「検索」入力欄に、検索したいキーワードやメモの内容を入力することで、簡単に過去に書いたメモを検索することが可能となります。メモアプリに多数のメモが溜まっていくと、次第に読み返したいメモを探すのに時間がかかります。そういった時はキーワードを検索して、過去に書いたメモを探してみると良いでしょう。
フォルダにまとめる
メモアプリを上手に使いこなすには整理整頓が重要です。複数のメモが溜まっていくと、自分の作成したメモがどこに保存されているか分からないこともしばしばあります。そういった事にならないためには、フカテゴリー分け・フォルダ作成し、自分の見つけやすいフォルダを新規作成しておくと良いでしょう。
メモアプリでフォルダを作成する方法は、メモアプリの画面左下にある「+新規フォルダ」をクリックして、フォルダ名を設定しましょう。画面左側のフォルダリストに新規フォルダが追加されるので、作成済みのメモをフォルダ上にドラッグ&ドロップすれば、メモをフォルダ移動できます。
メモをロックして他の人に見られないようにする
Macのメモ帳アプリには、重要なメモ情報をロックしておく機能が搭載されているので、重要なアイデアや書類など、他のユーザーが見られないように設定できます。セキュリティ面でも万全なメモ帳アプリはビジネスで活用するには最適なアプリであると言えます。
また、メールアドレスや電話番号を登録しておけば、メモ帳を共同で管理・編集ができる機能も搭載されています。家族同士での買い物リストやTo-Doリストの作成、またビジネスでもタスク管理やチームのタスク進捗具合を確認することもできます。活用方法をマスターしておけば、様々な場面で活躍できるアプリです。
メモをロックする方法は、ロックしたメモを開いて、メモ帳ウインドウ画面上部のメニューバーから「ファイル」>「メモをロック」をクリックしてください。
パスワード設定画面が表示されるので、自分だけが知るパスワードを設定してセキュリティを強化してください。ロックされたメモを開く場合は、再度ロック設定した時に入力したロック解除パスワードを入力します。
Macでのメモの削除について
続いて本章では、Macでメモを削除する方法、復元する方法を紹介します。
メモの削除方法
メモ帳アプリに不要なメモが溜まってきたら、その都度削除することで整理整頓ができます。便利なメモ帳アプリをうまく活用するためにも、不要なメモの削除は重要です。メモの削除方法は、削除したメモを開いて画面上部のメニューから「ゴミ箱」アイコンをクリックして下さい。
削除したメモを復活させる方法
削除したメモは完全に削除されずに「最近削除した項目」フォルダに保存されます。これは、誤ってメモを削除した時のために復元するための救済措置で、30日間の同フォルダ内に削除したメモが保存されます。「最近削除した項目」フォルダからメモを復元したい場合は、復元したいメモを右クリックし「移動」を選択して復元先のフォルダをクリックします。
また、メモを完全に削除し、Macのストレージ容量を増やしたい場合は、同フォルダ内のメモを選択して、再度上部のメニューから「ゴミ箱」アイコンをクリックすると、メモが完全に削除されます。完全に削除されたメモは復元できないので、注意してください。
Macのメモ帳のデータを他のデバイスにエクスポートするには
本記事最後の本章では、Macの標準搭載メモアプリの共有方法を紹介していきます。メモアプリはさまざまな方法で共有できるので、その方法と手順を覚えておきましょう。
iCloudで共有する方法
iCloudで共有する場合は、「システム環境設定」>「iCloud」の順番に進み、Apple IDでログイン後、メモアプリをiCloud共有できるように設定してください。iPhone・iPadの方は、「設定」>「Apple ID」と進み、メモアプリをiCloud共有できるように有効化してください。
メールやテキストを使用する方法
作成したメモを、メールやテキストでエクスポートする場合は、エクスポートしたメモを開いて、画面右上の「共有」アイコンをクリックして下さい。ポップアップメニューから共有方法を選択し、宛先を入力してください。
外部アプリを使用する方法
外部アプリを利用してエクスポートする方法を活用すれば、Windowsパソコンユーザーや、Androidユーザーとのメモ共有も簡単です。エクスポートしたメモを開いて、画面右上の「共有」アイコンをクリックして下さい。ポップアップメニューから「その他」を選択してください。
「環境設定」の「機能拡張」画面が表示されます。左側のメニュー一覧から「共有メニュー」を選択し、右側のアプリ一覧から、利用できる外部アプリのチェックボックスにチェックを入れて下さい。アプリを有効にしたら、再度メモ帳アプリを起動し「共有」アイコンをクリックして利用したい外部アプリを選択します。
Macの標準アプリメモ帳を使いこなそう
Macのメモ帳アプリは、名前の通り気軽・簡単にメモを保存しておくことができる便利なアプリです。通常のメモ帳アプリとして活用するだけでなく、様々な機能が搭載されています。便利なチェックリストの作成や、ピンを止めて重要なメモをいつでも簡単に起動できる機能、音声入力、iCloudと同期してiOSデバイスとメモ帳の共有が可能です。
Mac・iOSデバイスを利用している方にとって、メモ帳アプリを利用しないというのは、非常にもったいないと言えるので、実際に本記事を参考にしながらメモ帳アプリを利用してみてください。