2019年06月24日更新
LINEの長文に対して男性・女性別に感じることを解説!
SNSのメッセージ交換アプリのLINEで、送受信するメッセージが長文になってしまう傾向はないでしょうか。送る側だけでなく受け取る側は、長文メッセージをどう感じるのでしょうか。今回はLINEの長文に対して男性や女性がどのように感じるのかを検証します。
目次
どれぐらい書くとLINEの長文になる?
LINEは現在、日本でも最も浸透し、多くのユーザーによって使用されているソーシャル・ネットワーキング・サービスです。2018年に行われた「SNS利用動向に関する調査」によると、日本のSNS人口は現在7,523万人に上り、その80.8%がLINEを使用しているということでした。
世界を見ると、類似したサービスを提供する「Whatsapp」が圧倒的な人気とシェアを獲得し、メッセージングアプリでは世界一の座についています。しかし日本ではLINEが圧倒的な強さを誇っています。興味深い点は、先ほどの「SNS利用動向に関する調査」の中で言及されていたSNS、特にLINEを使用する理由です。
回答者の39%は「知人の近況が知りたい」という理由でLINEを使用し、36%は「人とつながっていたい」という理由でした。つまり、回答者の75%は、友人や知人とのメッセージを通してのつながりを通してある種の安心感や安らぎを得ていることが分かります。
このようなLINEユーザーの側面を考えると、LINEユーザーの中に、長文での送信メッセージが多くなることも頷けます。しかし、どれくらい文章を書くと長文、つまり長い文章となるのでしょうか。長文かどうかのとらえ方は、男性と女性で大きく異なります。
前置きしたいことですが、どれくらいの長さの文章が長文として受けとられるかは、人それぞれです。全ての男性が「長さ」の同じ概念を共有しているわけではありません。女性も同様です。ですから十把一絡げにして考えるのは明らかに間違っています。しかし、統計を見てみると男性と女性にはある種の共通した特徴が見られるようです。
男性からみた長文
ある統計によると、多くの男性は、LINEメッセージの文章が5行以上になると、LINEメッセージが長いと感じるようです。男同士でのLINEメッセージ交換は、通常短く淡泊な内容になる傾向があります。送信する側も受信する側も文章が5行以上のLINEメッセージを見ることはほとんどなく、そのため長い、うざい、と感じることも少ないかもしれません。
しかし恋人や妻、また女性の友人や仕事仲間とのLINEメッセージ交換になると、話は別です。文章が5行以上のLINEメッセージを見る機会も多くなり、長い、うざい、と感じる場合もあります。
なぜでしょうか。なぜなら男性は基本的に筆まめではなく、また性質的に要件のみを聞きたいのであって、付加的なことや、本題と関係のないことは割愛したいという傾向があるからです。事実、要件や本題が5行以上の長い文章になる事はほとんどありません。
女性から見た長文
では女性にとって長文とはどれほどの長さのLINEメッセージの文章を指すのでしょうか。女性は男性とは異なり、筆まめで、几帳面な性質が全体的にあります。相手から文章が5行以上のLINEメッセージが送信されても、特にうざい、長い、と感じることはありません。
面倒くさがり屋ではなく、まめな性格の女性が多いので、送信するLINEメッセージの文章も、比較的長い、スタンプなどで綺麗にアレンジされたものになります。特に恋人や好意を寄せる男性には、LINEメッセージの文章は長くなります。
男性とは違い、女性は要件や本題だけでなく、自分の気持ちを特にLINEメッセージに織り込むので、5行の文章でLINEメッセージを収めることはまずありません。
女性が長い、うざい、と感じる時は、文字数が多いLINEメッセージが送られてくる時ではなく、仕事関連のLINEメッセージや、嫌いな人からのLINEメッセージ、また男性であってもしつこく、うっとおしいと感じる人から送信されてくるときです。そのような場合、たとえ文章が5行以下でも、長文で長い、うざい、と感じます。
長文LINEにならないちょうどいい長さとは
では、男性にとっても女性にとっても、長文LINEにならないちょうどいい長さとは、どれほどの文字数のものを言うのでしょうか。これは極度に、LINEメッセージの内容や送受信をする相手が誰であるかに左右されます。
長文好きの仲良しな友達なら、たとえ20行のメッセージの文章であっても、長いという印象は与えません。また相思相愛のアツアツのカップルの間でのLINEメッセージ交換であれば、多少長いLINEメッセージの文章でも、長い、うざい、という印象を与えることはありません。
しかし、仕事上のやりとり、友達の近況を知るためのLINEメッセージ交換などは、可能な限り本題と関係のないことは省くのが望ましいことです。なぜなら、LINE本来の目的は「インターネットを使って簡単なメッセージを気軽にやりとりするためのSNSアプリ」だからです。
LINEが長文だとどう感じる?
「長文」という言葉は男性と女性で感じ方が違うこと、また長文だと感じさせない長さのLINEメッセージの文章はどれほどのものなのか、これまで考えてきました。では実際、受信者が長文のLINEメッセージを受け取るとどう感じるのでしょうか。多くの男性は、面倒くさい、と感じるようです。それはなぜなのでしょうか。これから3つの理由を検証します。
読むのがうざい
多くの男性が、長文のLINEメッセージを受け取ると、面倒くさい、と感じる理由の1つ目は、長文のLINEメッセージを読むのがうざいからです。LINEアプリにメッセージ通知があり、開いた瞬間20行もある長文のLINEメッセージが目に飛び込むと、その瞬間圧倒され、読む意欲を完全に失います。
好意を寄せている女性からのLINEメッセージならともかく、他の人から送信される長文のLINEメッセージを喜んで熟読することはほぼありません。読むのがうざい、と感じるだけです。
返信に困る
多くの男性が、長文のLINEメッセージを受け取ると、面倒くさい、と感じる理由の2つ目は、LINEメッセージの返信に困ることです。相手が長文でLINEメッセージを送信すると受信する側も長文でLINEメッセージを返信しなければならない、というプレッシャーを感じ、返信が苦痛になります。
また1つの話題に関して1つの質問をするのであれば、返信も簡単ですが、20行以上の長文LINEメッセージに、5つも6つも質問が込められていると、どの質問に答えればいいのか分からず、返信が苦痛になります。女性にとって重要なのは、話の内容以上に話を聞いてくれることです。しかし男性にとって重要なのは、解決策と結論を述べることです。
この違いを理解していないと、送信する相手を不快に思わせる結果になります。
電話にして欲しい
多くの男性が、長文のLINEメッセージを受け取ると、面倒くさい、と感じる理由の3つ目は、長文で連絡するなら電話で話して欲しいと感じるからです。先ほども言及しましたが、男性は概して面倒くさがり屋で、筆無精、そして効率を重視します。要件は可能な限り早く済ませたい、というのが男性の本音です。
長文のLINEメッセージを何度もやり取りするよりも、電話で話せば、要件を全てその1回の電話で済ませることができ、効率的であると考えます。感情を重視する女性とは全く違う男性の性質を理解していないと、送信する男性に愛想を尽かされる結果になります。
女性が長文でLINEを送る心理
日本人は古くから、言葉に宿る力「言霊」を大切にしてきました。言葉にはたくさんの感情や気持ち、また相手への想いが込められ、西欧とは一線を画する、日本独自の言葉文化を育んできました。特に言葉の隅々に現れる、日本人男性と日本人女性との間の恋愛感情は、西欧人には決して理解できない繊細かつ複雑な恋のやり取りを反映しています。
女性が長文でLINEメッセージを男性に送る時にも、そうした繊細かつ複雑な恋のやり取りの一端が見え隠れする場合があります。
長い文章は共感を求めてる?
長文のLINEメッセージを送るには、時間がかかります。うざいと思う人、どうでもいいと感じる人に時間をかけて長文LINEメッセージを送る人はまずいません。女性は感情の生き物と言われます。自分の気持ちをありのままに伝え、それを受け止め、理解してくれることを願います。つまり共感を求めていると言うことです。
自分の気持ちや思い、また感じたことを書き連ねれば、当然長文になります。特に日本人女性は、西欧人女性のように、相手に面と向かって自分の気持ちを伝えるよりも、文章という形で伝えることを好む性質があります。
「うざい」「面倒くさい」と一蹴するのではなく、女性の物事のとらえ方や性質を考え、長文LINEメッセージに込められた女性の気持ちや感じ方をくみ取り、共感しましょう。その先には、「希望」という「日の出」が地平線に見えるかもしれません。
LINEが長文だと喜ぶ人もいる!
長文のLINEメッセージは、男性と女性によって受け取り方が変わることは、すでに考えました。基本的には男性は長文LINEメッセージを好みませんが、女性には抵抗がありません。
しかし、女性に限らず、男性でも長文LINEメッセージを喜ぶ人がいます。どうして長文LINEメッセージを好むのでしょうか。これから女性側の意見と、男性側の意見を検証します。
男性編
基本的に、男性は長文のLINEメッセージを敬遠しますが、全ての男性が同じ反応を示すわけではありません。中には長文のLINEメッセージを好意的に受け止める人もいます。それはどうしてでしょうか。1つの理由は、長文のLINEメッセージを自分への好意の表れと考えるからです。自分に好意を示してくれる人を邪険に扱うことはありません。
もちろん同性から長文LINEメッセージを定期的にもらえば、うざい、うっとおしい、と感じるはずです。ましてそれが好意の表れだとしたら、着信拒否にするでしょう。しかしそれが異性からの長文LINEメッセージであれば話は別です。
送信者に好感を持ち、さらにそれ以降送信される長文LINEメッセージを通して送信者をより親しく知れば、面倒くさい、うざい、とこれまで考えてきた長文LINEメッセージも、喜ばしいものと感じるようになります。
女性編
基本的に女性は長文のLINEメッセージに好感を持ちます。毎日何度も行う、同性間のLINEメッセージ交換であっても、苦に感じることはありません。それはごく普通のこと、と感じているからです。むしろ短い文章でLINEメッセージが送信されると、自分に関心を向けてくれない、自分のことはどうでもいいのでは、と感じ友情にヒビが入ることもあります。
では送信者が異性ならどうでしょうか。男性と同様、女性も好意を持つ異性から、長文LINEメッセージを受ければ、自分への好意の表れと感じます。親しい友人と定期的に交わす、長文のLINEメッセージも喜ばしいものですが、想いを寄せる男性から送信される長文LINEメッセージが持つ力はそれ以上です。
さらに文章のやり取りを重ね、相手の男性が自分に共感し、自分をさらに親しく知ろうと引き続き長文のLINEメッセージを送信すれば、うざい、面倒くさい、と感じるどころか、それは喜ばしいものになります。返信するメールも毎回文字数を増していくはずです。
長文では長文でモテ返事
好意の表れとして送信された長文LINEメッセージには、長文のLINEメッセージでモテ返事をしましょう。モテ返事が最初から淡泊で短いものなら、どんな印象を相手に与えるでしょうか。おそらく相手の異性は、自分に関心がないと感じるでしょう。あるいは自分はモテることを鼻にかける、高慢で嫌な奴という印象すら与えるかもしれません。
モテることはいいことですが、礼儀と慎みがなければ、モテることは逆効果になり、「大きな大魚」を逃す結果になります。モテ返事は迅速に行うと効果的です。またモテ返事は常に長文であるよりも状況に合わせて融通を利かせる方が相手に好意的に受け止められます。またモテ返事には、送信者の異性の名前を多く入れることが重要です。
さらにモテ返事で、相手の休日の予定を聞くと、相手への関心をさらに示すことができます。モテ返事を効果的に行い、相手の異性の自分への関心を高め、「脈あり」のLINEメッセージを「確実」なモテLINEメッセージへと変換しましょう。
送るなら相手調子に合わせた長文LINEを心掛けよう!
男性と女性では長文LINEの感じ方が異なります。さらに男性の間、また女性の間でも感じ方に違いがあります。大切なのは送信する相手の身になって考え、長文でも短文でも、送信されて苦痛に感じることのないLINEメッセージを考えることです。