LINEのPINコード設定が廃止に!代わりの機能とPINコードとの違いを解説!
LINEのPINコードが表示されないため、設定できないとお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、LINEのPINコードの廃止についてや廃止されたPINコードの代わりとなる機能やそれらの違いについてを解説していきます。
目次
- 1LINEのPINコード設定ができない!代わりの機能はあるの?
- ・LINEのPINコード設定が表示されない
- ・LINEにPINコードの代わりの機能が導入された
- 2LINEのPINコード設定の代わりの設定とは?
- ・LINEのPINコード設定の代わりの設定
- ・アカウントを引き継ぐはオンオフのみの設定
- 3LINEのPINコード設定と代わりの設定との違いはある?
- ・LINEのPINコード設定と代わりの設定の違い
- 4LINEのPINコード設定の代わりの設定での注意点は?
- ・LINEにPINコードの代わりの設定の注意点
- ・紛失などでアカウント引き継ぎ設定ができない場合は?
- 5LINEはPINコード設定でなくアカウントを引き継ぐを設定する!
LINEのPINコード設定ができない!代わりの機能はあるの?
最近では、利用していない人の方が珍しいというほど、浸透しているLINEアプリを日常的に使っている人も多いと存じます。ここでは普段使っていると、意外に意識しない「アカウントの引き継ぎ」についての基本的なことを解説していきます。
LINEのPINコードをご存知でしょうか。LINEの「PINコード」とは、LINEの乗っ取りを防ぐ目的で設定する数字4桁のパスワードのことです。導入当初は、LINEユーザーが任意で設定できるセキュリティオプションだったLINEのPINコードも、乗っ取り被害が増えたことなどによるセキュリティ強化策として、全ユーザーとも設定が必須となりました。
LINEのPINコード設定が表示されない
LINEのPINコードは、LINEアプリの「アカウント」から設定ができましたが、現在「アカウント」を開いてもPINコード設定に関する項目は表示されないようになっています。設定画面が表示されないことでPINコードが設定できないとお困りの方もいるかもしれませんが、これには理由があります。
LINEのPINコード設定は廃止
日常的にLINEを使っている人でも、ここ数年間機種変更をしていなかった人は気付かなかったという人も多いかもしれませんが、2016年にLINEのPINコードは廃止されています。PINコードが廃止されたことで、現在は「アカウント」にも表示されないのでPINコードは全く利用できないようになっています。
LINEのPINコード廃止の理由はいくつかあるようですが、自分で設定したPINコードを忘れてしまう人が多かったことや、機種変更などの際のアカウント引き継ぎ時に、手間が発生する割にはセキュリティ対策の機能として不十分だったことが原因とされています。
LINEにPINコードの代わりの機能が導入された
セキュリティ対策の機能だったPINコードが廃止されてPINコードが利用できないなら、その後のセキュリティ対策はどうなっているのかというのは、LINEユーザーの誰しもが気になるところですが、現在は、LINEにPINコードの代わりとなる機能が導入されています。
LINEのPINコード設定の代わりの設定とは?
では、セキュリティ対策として導入されたPINコードの代わりの機能についても解説していきます。まず、LINEのPINコードの代わりとなる機能として導入されたのが「アカウントを引き継ぐ」という機能です。機種変更などで別の端末にLINEアカウントを移す際には、この「アカウントを引き継ぐ」という項目を設定しなければなりません。
LINEのPINコード設定の代わりの設定
ここからは、LINEのPINコード設定の代わりの機能「アカウントを引き継ぐ」の設定方法をご説明していきます。
アカウントを引き継ぐ
まず、「アカウントを引き継ぐ」という項目がどこにあるのかということです。
LINEアプリのホームから、左上の設定アイコンをタップして「設定」を開くと「アカウント引き継ぎ」という項目があります。
アカウントを引き継ぐはオンオフのみの設定
「設定」>「アカウント引き継ぎ」をタップすると「アカウントを引き継ぐ」という文字の右側にボタンが表示されているので、アカウントを引き継ぐ前にこのボタンをタップしてオンにするだけで設定は終了です。
「アカウントを引き継ぐ」はオンとオフのどちらかを設定するだけで、PINコードのように事前にパスコードを設定しておく必要もありませんし、非常に簡単な作業なので、どこからオンオフ切り替えができるかということを知っていれば1分程度でオンにできます。
LINEのPINコード設定と代わりの設定との違いはある?
LINEのPINコード設定と「アカウントを引き継ぐ」機能との違いは何なのか、詳しく解説していきます。
LINEのPINコード設定と代わりの設定の違い
LINEのPINコード設定と代わりの設定である「アカウントを引き継ぐ」の大きな違いは設定のタイミングです。
LINEのPINコード設定ではあらかじめPINコードを設定
LINEのPINコードは、あらかじめ設定しておくことでセキュリティを高めるものでした。あらかじめ設定しておけば、急なトラブルでLINEアカウントの引き継ぎが必要になった時にも利用ができるというメリットがある一方で、設定してから時間が経つとPINコードを忘れてしまって入力できないということが起きやすいというデメリットもありました。
代わりの機能ではアカウント引継ぎの直前に設定
LINEのPINコードが表示されない今、代わりの機能となる「アカウントを引き継ぐ」の機能は実際にアカウントを引き継ぐ直前にLINEアプリから手動で設定を行わなければなりません。「アカウントを引き継ぐ」という設定をしてからの有効期限は36時間で、期限内に引き継ぎが完了しなければ、「アカウントを引き継ぐ」は無効に戻ってしまうので注意が必要です。
なお、以前は有効期限が24時間となっていましたが、現在は36時間となっています。アカウント引き継ぎが有効となる期間が短いことはデメリットですが、PINコードとは違い、コードを忘れてしまって入力できないということが起こらないというメリットがあります。
LINEのPINコード設定の代わりの設定での注意点は?
では「アカウントを引き継ぐ」を使う上で注意すべき点はあるのか、見ていきましょう。
LINEにPINコードの代わりの設定の注意点
簡単な作業で設定ができる「アカウントを引き継ぐ」ですが、LINEのPINコード設定の代わりとして使う上で、その違いから注意すべき点があります。
アカウント引継ぎ設定は36時間しか効果がない
先ほどまでの説明の中でも少しお伝えした内容ではありますが、「アカウントを引き継ぐ」をオンにしてからアカウントを引き継げる期限は36時間しかありません。1度設定してしまえばいつでも使うことができたPINコードとは違い、直前に設定しなければならないので注意が必要です。
「アカウントを引き継ぐ」をオンに切り替えるには、引き継ぎ直前に設定しなければならないということを面倒に感じる人もいるかもしれませんが、これによって無作為なLINEアカウント乗っ取り被害リスクを大幅に軽減できることは間違いありません。
紛失などでアカウント引き継ぎ設定ができない場合は?
紛失や故障などで、使っていた端末でLINEアカウントにログインできず、アカウント引き継ぎ設定をオンにできない場合はどうなるのでしょうか?この点を押さえておかなければ、不慮のトラブルの際に困ってしまうということになりますので、詳しく見ていきましょう。
必ずしも「アカウントを引き継ぐ」をオンにしていなければLINEのアカウントを引き継げないのかというとそうではありません。LINEに登録している携帯電話番号を今も使える場合は、SMS認証でもアカウント引き継ぎができる可能性が高いです。
想定外の事態によって端末の変更を余儀なくされて「アカウント引き継ぎ」をオンにできない時は、新しい端末にインストールしたラインアプリの画面上の指示にしたがって電話番号などで設定をするようにしてください。
不慮の事故などでいつ端末が使えなくなるかわかりませんので、LINEに登録している電話番号、メールアドレス、Facebook連携情報などは常に最新のものに更新するように心がけることが大事です。もちろん、その情報はしっかりと覚えておくようにしましょう。
もし、万が一、端末が使えず、電話番号も変わってしまっているなどの場合は「お問い合わせフォーム」から問い合わせてみてください。本人確認ができれば、アカウントを復活できる可能性があります。ただし、友だちリストやトーク履歴などは引き継げないのでご注意ください。
LINEはPINコード設定でなくアカウントを引き継ぐを設定する!
LINEのPINコードは廃止され、「アカウント」にも表示されないようになっており利用できないのですが、現在は代わりの機能として「アカウントを引き継ぐ」という機能が導入されています。LINEのPINコードが表示されない原因が分かってしまえば、慌てることもありません。機種変更などの際にはこの機能を使って引き継ぎをしましょう。
ダウンロードしていたLINEスタンプの引き継ぎ方法については下記記事が役に立ちますので、合わせて参考にしてください。