KyashはApple Payに登録できない!対応予定と対応済みGoogle Pay連携方法!
昨今は店頭で現金を支払わないキャッシュレスが急増しています。その中でわずか2年で急成長したKyashをご紹介します。KyashがApple PayやGoogle Payに対応しているのか、Apple PayやGoogle Payの利便性について解説します。
目次
KyashはApple Payに利用できる?
Kyashアプリは株式会社Kyashより2017年4月に2019され、送金も手軽にできる事から、2018年6月よりVISAでショッピングをすると、2%のキャッシュバックがされるようになったため利用登録者数は右肩上がりに成長しています。今、注目されている人気の決済アプリです。そんな人気アプリのKyashですが、Apple Payに対応しているのでしょうか。
しかしながら、2019年7月現在、KyashはApple Payに連携していないため、直接KyashからApple Payを利用してのKyash決済はできない状態です。今後の対応可否も不透明で、どうしてもApple Payを使いたいのであれば現状ではSuicaを間に挟んで利用することができますが、手間もかかりますしそこまでするメリットは大してありません。
KyashはApple Payでは未対応で登録できない
先述した通りですが、KyashはApple Payに対応していないためApple Payでは決済できません。ですが、KyashアプリはiOSにも対応しているためiPhoneやiPadでKyashが利用できない訳ではありませんのでその点はご安心ください。Apple Payを利用しての決済ができないということになります。
Kyashはリアルカードを作るかどうかを選択できます。現時点でApple Payは対応していませんがリアルカードがあれば決済用のカードとしては十分機能を果たすことができます。Kyashの初期設定時、最初に選ぶのですが、バーチャルカードを選択してもリアルカードは後からでも作れます。
モバイルSuicaを経由してApple Payを使う方法
JR東日本が提供しているICカード乗車券のSuicaを経由させることでApple Payを使用することができます。その方法を解説いたします。まず、クレジットカードなどから残高をKyashにチャージします。そしてKyashからSuicaへチャージします。Suicaを経由というひと手間はかかりますが、間接的にKyashとApple Payを連携させることができます。
KyashのApple Payへの対応予定は?
2017年12月13日の報道でKyashのApple Payへの対応が発表されましたが現時点に至っても実現していません。先述しましたが、Kyashのアプリ自体はiOSでも使用できるので、Apple Payとの連携ができないからと言ってKyashの利用そのものをあきらめる必要はありません。ネットショッピングなどでは何不自由なく使えます。
今後のApple Pay対応化は未定
KyashのApple Payへの対応については運営側も実現可否や時期などは未定としていて、発表されたきり一切の情報がでてきておりません。後述しますがAppleもKyashに類似しているApple Pay対応のApple cardサービス提供を予定しているためKyashのApple Pay対応は簡単にはできない可能性が高いです。
Apple cardとサービスが重複しているため対応は不可能か
先述で触れましたが、AppleもApple cardという独自サービス提供の予定があり、Kyashとサービス内容が一部重複している部分があります。クレジットカード決済をすると一部キャッシュバックという部分までKyashと重複してしまっているためKyashのApple Pay対応への敷居はさらに上がってしまった可能性があります。
KyashはGoogle Payと連携可能
KyashアプリはApple Payには対応していませんが、Google Payとの連携は可能です。この点で言えば、Apple PayよりGoogle Payの方が柔軟な対応をしているように見えます。KyashとApple Payについて解説してきましたが、ここからはGoogle Payについて解説します。
ちなみにですが、Google Payのアプリはアメリカ合衆国内ではiOSにもインストールすることができます。日本では今のところiOSへインストールできませんが、もしかするとそう遠くない未来に対応可能となり、Apple Payより先にiOS版のGoogle PayでKyash決済ができる日がくるかもしれません。
Android端末でGoogle Payに連携する方法
Android端末でGoogle Payに連携させるにはいくつかの確認事項がありますのでそちらを解説いたします。まずは、お使いの端末にGoogle Payをインストールして使用登録をしてください。まずはお使いの端末がGoogle Payに対応している機種でなければ連携もなにもありませんのでそちらをご確認ください。
FeliCaを搭載し、おサイフケータイに対応でAndroidVer5.0以上の端末で利用できます。また、Google Payを利用するには3つのアプリが入っていて、各アプリのバージョンが一定以上である必要があります。1つ目はGoogle Pay Ver2.75以上、2つ目はGoogle Play開発者サービス 最新バージョン、3つ目はおサイフケータイアプリ 最新バージョンです。
上記の条件を整え、Google Payをインストールできたならば次にKyashをインストールしてください。このアプリは特別必要な確認などありません。ですが、お金にかかわる事なので、ウィルスチェックなどは事前に一通り確認をしてからのインストールを強くお勧めいたします。
Google PayとKyashの連携方法は、Google Payアプリの「支払い」タブより「お支払い方法の追加」をタップし、「クレジット/デビット/プリペイド」をタップし、その後はアプリが誘導してくれますので指示通りに設定してください。インストールから設定完了まで5分もあれば十分終わることができます。
Kyashに対応しているクレジットカードブランド
Kyashにはチャージ方法が大きく分けて4つあります。1つ目はクレジットカード決済です。2つ目はセブン銀行ATMでチャージできます。3つ目はコンビニ決済で、こちらは現金払いになります。4つ目は銀行などの金融機関でのチャージです。ATMチャージはもちろんネットバンキングにも対応しているので手元に現金が無い時などネットでチャージできます。
今回はクレジットカード決済でのチャージを詳しく解説します。まず、Kyashアプリをインストール後の使用者登録時にクレジットカードを登録しておきます。任意のタイミングで登録したクレジットカードよりチャージすることができます。また、一定額を下回ったら自動で指定額までチャージをする「オートチャージ機能」も備わっています。
Kyashアプリへは、クレジットカード、デビットカード、プリペイトカードを合わせて5枚まで登録することができます。例えば、プリペイトカードからKyashのプリペイトカードへ送金することに一見何の意味も無いように見えますが送金元のプリペイトカードがキャッシュバックのシステムがなかったらいかがでしょうか。
Kyashのプリペイトカードには2%のキャッシュバックがありますので、一見意味のない行動に見えてもKyashを利用する事には大きな意味があるのです。チャージにオススメなのはリクルートカードです。リクルートカードも1.2%のキャッシュバックがありますので、Kyashのプリペイトカードと合わせると3.2%のキャッシュバックを受け取れます。
VISA
チャージをするのにVISAカードは問題なく使用することができます。Kyashアプリをインストールして使用者登録し、仮想プリペイトカードを作ると、VISAのカードが発行されます。VISAカードであれば大抵のところでは使用できるのでこの辺りも嬉しいポイントです。
MasterCard
VISAと同様にMasterCardもKyashへのチャージに利用することができます。MasterCardも広く普及しているカードなので利用されている方も多いのではないでしょうか。VISAやMasterCardなど同じ会社のカードを複数持つよりも会社を選択できるのであれば別の会社のカードを選んだ方がいざという時役に立ってくれます。
JCBは非対応なので要注意
Kyashアプリで残念な部分なのですが、JCBは対応しておりません。JCBは国内企業ということもあってか日本国内では利用者数が多い為対応していただけることを望むばかりです。お手持ちのクレジットカードがJCBしかない意場合はクレジットカードでのチャージが出来ないので先述の2社のカードを用意するか、コンビニやATMでのチャージにしましょう。
KyashのApple Pay対応の可能性は低い!対応クレジットカードで登録しよう!
可能性としてはKyashのApple Pay対応の可能性は低く、むしろGoogle PayのiOS対応の方が期待出来てしまう次第です。いずれにしてもiOSでKyashそのものが使えない訳ではないので特に不自由はありません。クレジットカードでチャージされる方は、JCBを使うことができないのでVISAかMasterCardの用意を忘れないようにしましょう。
KyashアプリとApple PayやGooglePayとの連携について解説してきました。現状ではKyashのApple Pay対応はあまり望めないので期待はしない方がいいでしょう。Kyashはまだリリースされて2年と3か月なのでこれからどんどん成長していくアプリであることは間違いありません。