2019年04月02日更新
カカオトークの既読をつけない!未読のままでのメッセージ確認方法!
カカオトークではメッセージを開くと、既読であることが相手に伝わります。便利な機能ですがその一方、すぐに返信できない時などには既読の状態を伏せたい場合もあります。そこでカカオトークを使う際、既読をつけない状態で未読のままメッセージを確認する方法をご紹介します。
目次
- 1カカオトークに既読機能はある?
- ・既読マークの代わりに未読者の数字が表示されている
- 2カカオトークで既読をつけないでメッセージの確認をする方法
- ・通知センターの表示で確認する
- ・機内モードにして確認する
- 3カカオトークでブロックされている場合既読マークはつく?
- ・メッセージを送っても数字が消えず未読のままになる
- ・相手にはメッセージは届いていない
- 4カカオトークで既読にならない原因
- ・相手がメッセージを確認していない
- ・相手がトークを読む前に退室した
- ・ブロックされていてメッセージが届いていない
- ・相手がアカウントの引き継ぎ中・引き継ぎに失敗している
- ・カカオトーク自体のバグ
- ・未読人数を消す方法はある?
- ・カカオトークで既読にならない原因は沢山ある!
- 5カカオトークで既読をつけたくない場合は未読のまま確認しよう
- ・カカオトークの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
カカオトークに既読機能はある?
カカオトークにはメッセージの既読機能がありません。しかし代替機能があり、LINEのようにメッセージに直接「既読」のマークなどがつくのではなく、未読状態の人数を把握することで既読かどうかが読み取れます。
一見回りくどいようにも思われますが、既読かどうかが相手に直接伝わりにくい仕組みのため、プライバシーを重視する人などにとっては使い方次第で有用と言えるでしょう。
既読マークの代わりに未読者の数字が表示されている
さて、先に述べた「未読状態の人数」の内容ですが、カカオトークではメッセージに対象未読者の数字が表示されています。
つまり、メッセージごとに対象の未読人数が数字で表示され、当該メッセージが読まれるごとに数字が小さくなっていくというシステムです。より簡単に述べると、既読マークがつく代わりに、未読人数の数字が減っていく仕組みです。
これはカカオトークの大きな特徴であり、この仕組みを利用して既読をつけない状態でメッセージを読むことも可能です。
カカオトークで既読をつけないでメッセージの確認をする方法
では、実際にどのようにして既読をつけない状態のままメッセージを確認するのでしょうか。その方法は2つあり、通知センターのポップアップ表示で確認する方法と、機内モードにした状態で確認する方法に分けられます。
通知センターの表示で確認する
カカオトークのアプリ設定により、メッセージ受信時に通知センターからポップアップ通知を表示させることができます。このポップアップを覗けば既読をつけないまま、メッセージ内容の確認が可能です。
通知センターの設定方法は下記の通りです。
・カカオトークのメニューより、”その他”タブから”設定”を開き、”通知”を選択
・通知設定のメニューから”通知表示”を選択
・”通知ポップアップ”を開き、”いつでも通知”か”画面オンのみ”に設定
この設定により、既読をつけない状態でメッセージ内容を確認することができます。
機内モードにして確認する
カカオトークのアプリ側でなく、スマホ本体側で制限する方法です。スマホの機内モードではキャリアによるデータ通信やWi-Fiが無効になり、この状態であればメッセージに未読・既読がつくことはなくなります。
機内モードの設定方法は下記の通りです。
・スマホ本体の設定メニューを開き、"無線とネットワーク"を選択
・"機内モード"をタップして、"機内モードをON"に設定
(※スマホのキャリアによって、メニューの名称は一部異なる場合があります)
PCで言えばオフラインでの作業に近いイメージです。この設定を行えば、カカオトーク上で既読をつけない状態のままメッセージを確認することが可能です。しかし注意点があるため、次の項目で補足します。
機内モードをONにしたままだと通知が一切こなくなる
機内モードではキャリアによるデータ通信やWi-Fiが無効になるため、機内モードをONにしたままだと通知が一切届かなくなります。よってカカオトーク上でも新規メッセージの送受信ができません。
また、この状態でカカオトークの受信済みのメッセージを読んだ場合、機内モードであれば既読にならないままですが、機内モードを解除した途端に既読がつくことになります。
以上を踏まえ、今回のような目的で機内モードを利用する場合は、メッセージを読んだこと(既読)を送り主に伝えてもよい状況になってから機内モードを解除しましょう。
カカオトークでブロックされている場合既読マークはつく?
カカオトークを利用する上で、トラブル対策やセキュリティ保全のためにもブロックの使用方法は知っておくべきでしょう。そこでカカオトークのブロックはどのような仕組みかを簡単にご紹介します。
メッセージを送っても数字が消えず未読のままになる
カカオトークでブロックの設定を行うと、ブロック対象からのメッセージは受信を拒否され、相手に届けられず宙に浮いた形になってしまいます。このため送り主側の端末では送信メッセージについた数字は消えずに残るので、既読にならない状態で未読のままということになります。
相手にはメッセージは届いていない
カカオトーク上でブロック設定をかけた相手からのメッセージは、実際には自分の端末には届きません。一方、相手の端末では未読の数字が残ったままで既読にならないという形になります。
カカオトークではEメールでの受信拒否のように、相手に届かなかったという通知が送受信されるわけではないので、明らかな拒絶を示さないという意味でも有効かもしれません。
カカオトークで既読にならない原因
カカオトークのメッセージには「既読」と「未読」というものがついて回ることがわかりました。これまでの話を踏まえ、カカオトークでメッセージが既読にならない原因をまとめてみましょう。
相手がメッセージを確認していない
相手側が単にカカオトークのメッセージを確認していない、もしくは何らかの事情でカカオトークを起動できない状況なのかもしれません。スマホの電源OFFやバッテリー切れなどもあり得るでしょう。この場合は当然既読にはなりません。
この場合は意思を持ってスルーしているわけではないので、しばらく反応を待つか、急ぎの場合は通話や自宅への電話を試みるなど、カカオトークのメッセージ以外の手段による対応を検討しましょう。
相手がトークを読む前に退室した
カカオトークでの会話はトークルームで行います。メッセージを送ったものの、相手がメッセージを読む前にトークルームを退室してしまうと、そのメッセージは既読にはならないので未読のまま残ることになります。
ブロックされていてメッセージが届いていない
カカオトークではメッセージを送っても、相手がブロックの設定をかけている場合は届きません。この場合も既読にはならないため、送った側の端末ではメッセージに未読の数字が残ったままになります。
相手がアカウントの引き継ぎ中・引き継ぎに失敗している
スマホの機種変更や買い替えを行う際、新しい端末でも引き続きカカオトークを使い続ける場合はアカウント情報を引き継ぐ手続きが必要になります。手続きの際、通常のカカオトークの運用はできずメッセージの送受信もストップするので、既読にならないことが考えられます。
カカオトーク自体のバグ
カカオトークのアプリ・プログラムそのものにバグや問題があった場合、メッセージの送受信にも影響が生じることがあります。送受信が不完全な場合、送信側がメッセージを送っていても受信側に届いていないケースや、通信に遅延が生じて既読にならないケースなどが考えられます。
スマホの基幹システムとカカオトークとの相性が作用する事例もあるようですので、既読にならない可能性としてこのようなケースも想定しておきましょう。
未読人数を消す方法はある?
カカオトークの仕組み上、メッセージの未読人数を自分の端末で減らす、もしくは消すことはできません。未読を減らして既読の状態にするには、あくまでメッセージを送った相手に読んでもらう必要があります。
カカオトークユーザーの相手にブロックやアカウント引き継ぎ手続きの可能性がないのであれば、状況に応じてメッセージを再送して念を押すか、他の手段で連絡をとってみてはいかがでしょうか。
カカオトークで既読にならない原因は沢山ある!
このように、カカオトークで既読にならない原因は沢山考えられます。それも恣意的かどうかは簡単にはわかりません。既読がつくのに時間がかかることや、あるいはいつまで待っても既読がつくことがないという状況も考えられます。
そのような時にトラブルにならないよう、カカオトークの仕組みと特徴を理解しておく必要があるでしょう。
メリット・デメリットの両面がある
カカオトークの特徴である、未読人数を基軸とした未読・既読システムについてはメリット・デメリットの両面があります。特にブロックの仕様は独特で、評価が分かれるかもしれません。それでもメリットの方が大きいと考えるユーザーがカカオトークを支持していると考えられます。
カカオトークで既読をつけたくない場合は未読のまま確認しよう
カカオトークなどのメッセージアプリ上で「既読スルー」という言葉が生まれた背景には、メッセージのステータスが未読から既読に切り替わった時点で、期待されるリアクションや要求される責任といったものが発生するということを理解しておく必要があります。
しかし即座に返信できない時や考えをまとめる時間が欲しい時などには、そもそも既読であること自体を一旦伏せたい場合もあるはずです。カカオトークでメッセージに既読がつくのが望ましくない場合は、一旦未読状態のままメッセージを確認しましょう。
カカオトークのようなメッセージアプリの登場でいっそうコミュニケーションが取りやすくなった一方で、これまでになかった暗黙のルールが新たに生まれたことも事実です。
カカオトークを利用する際にも、相手の都合を考慮しつつプライバシーや時間・マイペースといった自分自身の権利との兼ね合いをバランスさせながら、必要に応じて既読と未読の使い分けをしていきましょう。本記事がその一助となることを願っています。