2019年02月08日更新
カカオトークとLINEを使い分け?既読・タイムラインの違いを比較!
本記事ではカカオトークとLINEの使い分け方法をご紹介します。LINEとカカオトークそれぞれの機能の違いや操作方法を解説しているので両アプリの機能の違いなどをよく理解した上で、カカオトークをどう利用していくかを考え、うまく使い分けをしていってください。
目次
- 1カカオトークってなに?韓国のLINE?
- ・韓国で生まれたコミュニケーションアプリ
- ・実はLINEよりも先にリリースされていた
- 2カカオトークとLINEを比較!【登録方法】
- 3カカオトークとLINEを比較!【トーク機能】
- ・グループ内の人数制限が違う
- ・トーク内「既読」のつき方が違う
- ・スタンプの送信方法が違う
- ・SNSとの連携に違いがある
- ・カカオトークにはタイムライン機能がない
- 4カカオトークとLINEを比較!【通話機能】
- ・グループ通話にオススメなのはカカオトーク?
- 5カカオトークとLINEを比較!【番外編】
- ・カカオトークだと個別の予定(スケジュール)を送信可能
- 6カカオトークとLINEの使い分けを紹介
- ・身近な人と楽しいのにはカカオトーク
- ・SNS的な使い方にはLINE
- ・2つ目のアカウントとしてカカオトークを利用?
- 7結局カカオトークとLINEどっちが便利?
カカオトークってなに?韓国のLINE?
本記事韓国で人気のカカオトークとLINEの違いをご紹介します。冒頭の本章ではカカオトークをご存知ない方のために、カカオトークとはどういったアプリなのかをご紹介します。
韓国で生まれたコミュニケーションアプリ
カカオトーク(kakaotalk)とは、韓国企業カカオが提供する無料通話アプリサービスです。
カカオトーク(kakaotalk)をインストールしているユーザー同志で、無料通話、無料チャット、動画や画像、スタンプを送信することができ、韓国ではLINEよりも人気が高く、韓国の国民に最も人気のある無料通話アプリです。LINE同様にグループ通話も可能で、韓国語や日本語を含む、12の言語で利用することが可能です。
実はLINEよりも先にリリースされていた
カカオトーク(kakaotalk)のサービス開始は2010年、韓国でサービスを開始し、その後株式会社Yahoo!が支援し韓国と日本でのサービスを開始しました。LINEよりも先に韓国でリリースされた無料通話アプリですが、日本ではLINE人気が高く、あまり知られていない事実となっています。
そんな韓国で人気のカカオトーク(kakaotalk)ですが、LINEと非常に似た機能を持っています。次の章ではLINEとカカオトーク(kakaotalk)両アプリとの違いは、どういったところにあるのかをご紹介します。
カカオトークとLINEを比較!【登録方法】
まずはカカオトークの登録方法をご紹介します。LINEユーザーの方は、LINEの登録方法と照らし合わせて、比較してみてください。
アプリ機能 | カカオトーク(kakaotalk) | LINE |
アプリ登録方法 | カカオトークIDで登録 | LINE IDで登録 |
電話帳との同期 | 電話帳との同期は任意で選択 | 電話帳との同期は任意で選択 |
SNSとの連携 | SNSとの連携不可 |
カカオトーク(kakaotalk)を利用するには、スマートフォン専用のアプリをインストールしてから、アカウントを作成する必要があります。始め方を読む前に、カカオトーク(kakaotalk)アプリのインストールは下記のリンクにアクセスしてください。専用アプリが必要という点ではLINEアプリと違いはありません。
・iPhoneユーザーの方はこちらのリンクからカカオトーク(kakaotalk)アプリをインストールしてください。
- Androidユーザーの方はこちらのリンクからカカオトーク(kakaotalk)アプリをインストールしてください。
カカオトークアプリを起動して新規登録をします。最初にカカオトークアプリの利用規約の確認と同意をします。全ての同意項目にチェックを入れて"同意して次へ”をタップし、電話番号を入力して”認証”をタップしてください。
電話番号を入力して"認証”をタップして下さい。認証確認画面が表示されるので"確認”をタップします。SMSで4桁の認証コードが送られてくるので、カカオトークアプリに認証コードを入力して”確認”をタップします。
認証コードの入力が完了すると”カカオアカウントにログインしてください”という画面が表示されます。新規登録する場合は、画面下部分にある"登録”をタップしてください
"新しいカカオアカウントを作成します”という画面が表示されます。ここでカカオトークアプリのパスワードを設定します。パスワードの入力が完了したら"確認”をタップしてください。
パスワードを設定したら"名前"”生年月日""性別"の入力ページが表示されるので入力します。またここで”連絡先の友だちを自動登録”にチェックが入っていると、スマートフォンの電話帳に登録されているユーザーが、カカオトークアプリと同期されます。こちらもLINEアプリと同様、電話帳とのリンクが可能です。
また両アプリともに"連絡先の友だちを自動登録”のチェックを外して”確認”をタップすることで電話帳とのリンクを拒否することも可能です。新規登録が完了した後からでも"連絡先の友だちを自動登録”設定を有効にすることができます。
最後にEメールアドレスの登録画面が表示されます。Eメールアドレスを入力欄に入力して”認証メール送信”をタップしてください。電話番号の認証同様に、Eメールで4桁の認証コードが送信されるので、カカオトークアプリ上に暗証コードを入力します。
またEメールアドレスの認証は任意です。Eメールアドレスを登録したくない場合は"スキップ”をタップしてください。Eメールアドレスの認証は、端末の機種変更をした際に、データをバックアップ・復元する際に利用するので、Eメールアドレスの認証をしておくことをおすすめします。
このメールアドレス認証もLINEアプリと同じですが、LINEと違いカカオトークはFacebookとの連携ができません。各種SNS連携の違いは次章でも詳しくご紹介します。
カカオトークアプリの新規登録方法の説明と手順は以上です。電話帳とのリンク(連携)や電話番号を登録して認証する必要があるなど、カカオトークの新規登録方法は、LINEの新規登録方法とほぼ一緒なのです。
カカオトークとLINEを比較!【トーク機能】
続いてカカオトークとLINEのトーク機能の比較をご紹介します。下記のLINEとカカオトークのトーク機能の比較表から確認して下さい。
アプリ機能 | カカオトーク(kakaotalk) | LINE |
スタンプ機能 | 無料スタンプと 有料スタンプが利用可能 |
全て無料 |
通話機能 | グループ通話可能択 | グループ通話可能 |
グループ機能 | 最大499人まで のグループが作成可能 |
人数無制限のグループ が作成可能 |
グループ内の人数制限が違う
LINEとカカオトークの通話機能の大きな違いは、グループ内の人数制限に大きな違いがあります。カカオトークの一番の特徴ですが、カカオトークのグループ機能は人数制限がありません。それに対してLINEのグループ人数には制限があり、最大で499人までとなっています。
トーク内「既読」のつき方が違う
LINEとカカオトーク両アプリには既読機能がついていますが、既読マークの表示方法が違うので、初めてカカオトークを利用する大半の方は既読アイコンに戸惑ってしまうことが多いのです。LINEアプリの既読マークは"既読"と表示されるのですが、カカオトークの場合既読表示部分には、メッセージが未読状態のユーザー数が表示されます。
これは既読になったユーザー数を示すものなので、グループトークで全てのユーザーが既読にした場合は消えます。LINEの既読表示とは大きく異なります。カカオトークの利用を考えている方は、この既読表示のルールを覚えておいてください。
スタンプの送信方法が違う
LINEアプリでスタンプを送信する場合は、選択したスタンプをタップするだけでトーク画面に送信されます。カカオトークはスタンプを選択してから、"送信”をタップすることでトーク画面にスタンプが送信される仕組みになっています。
スタンプの誤送信を防止するための機能ですが、スタンプを送信するためにはLINEよりも1タップを多い手数が必要です。
SNSとの連携に違いがある
本章冒頭での比較リストでも述べましたが、カカオトークとLINEではSNS連携に違いがあります。LINEはFacebookとの連携が可能で、Facebookでの登録や認証が可能です。その点、カカオトークは現在のところSNSとの連携はできないので注意が必要です。Facebookを利用して投稿を連携している方は、LINEアプリに軍配が上がります。
カカオトークにはタイムライン機能がない
LINEには友だちと直接メッセージをやりとりする機能以外にもタイムライン機能が搭載されています。ですがカカオトークにはタイムライン機能が搭載されていません。
これを良しとするかはユーザー次第ですが、LINEのタイムラインは投稿すると全てのユーザーが見える状態になってしまうので、必要ないというユーザーも多いのです。そういった方はカカオトークを利用しても問題はありません。
カカオトークとLINEを比較!【通話機能】
続いてカカオトークとLINEの比較"通話機能編”をご紹介します。LINEとカカオトークそれぞれの通話機能にはほとんど違いがありません。音声通話やビデオ通話など基本的な機能は全て同じで、操作手順も変わりがないことから、LINEを使ったことのあるユーザーであれば、簡単に使いこなすことが可能です。
グループ通話にオススメなのはカカオトーク?
LINEのグループ通話機能が開始したのが2016年ですが、カカオトークは2012年のサービス開始時からグループ通話機能を搭載しており、グループ通話をするならカカオトークの方が便利という風潮があったのは事実です。
ですが、現在LINEにもグループ通話機能が搭載された為、LINE、カカオトーク両アプリの比較対象にはならなくなったのです。グループ通話をする上で重要なのが、同じアプリを利用している人数が多いことです。現在のところ日本のユーザー登録数はLINEアプリの方が多い為、グループ通話ではLINEに軍配が上がります。
その反面、韓国人の友だちが多い方は問答無用でカカオトークアプリを利用するべきだと言えます。またカカオトークは最大で5名までのグループ通話が可能と、LINEのグループ通話可能人数よりも多いのが特徴です。
カカオトークとLINEを比較!【番外編】
カカオトークとLINEの比較"番外編"をご紹介します。これまで紹介してきたLINEとカカオトークそれぞれの比較項目は、ほとんど同じ機能であるようにも見えますが、カカオトークにもLINEとの差別化が可能な機能が搭載れています。それがカカオトークの"スケジュール管理機能"です。
カカオトークだと個別の予定(スケジュール)を送信可能
カカオトークのトーク画面右上の"≡"アイコンをタップし、"カレンダー"アイコンをタップすると”スケジュール”のシェアを送信することが可能です。
このスケジュールの送信機能は、イベントの共有や招待に利用することが可能です。人数制限がないカカオトークのグループ機能を使うことで、大規模なイベントへの招待や参加者確認などができます。このスケジュール機能はLINEには搭載されていません。カカオトークを利用する大きな要素の1つとなります。
カカオトークとLINEの使い分けを紹介
本記事最後の本章では、これまで紹介してきたカカオトークとLINEの比較紹介から、両アプリの使い分けの方法をご紹介していきます。両アプリをうまく使い分けることで、より便利に通話アプリを利用することが可能です。
身近な人と楽しいのにはカカオトーク
プライベートで身近な人と利用する場合はカカオトーク、同僚や上司、ビジネスアカウントとして利用する場合はLINE、このように両アプリを使い分けるととても便利です。というのも、LINEは日本でのユーザー数が多く、1つの電話番号でしか登録できないことから、プライベートとそれ以外で使い分けるには適していません。
またLINEの既読機能はプライベート以外で利用するには使いにくい場面もあるので、プライベートと混同したくないユーザーは多いのです。そういった面からプライベートでは、カカオトークを利用することをおすすめします。
SNS的な使い方にはLINE
Facebookとの連携やタイムライン機能がついているLINEはSNS的な利用用途で使い、カカオトークは通話やトークと使い分けると便利です。カカオトークだけだとタイムラインやFacebookとの連携ができないので、SNS的な利用ができません。
2つ目のアカウントとしてカカオトークを利用?
裏アカウントとしてLINEを作成するには非常に手間と時間がかかり、LINEアカウントの切り替えも非常に複雑です。その為カカオトークを2つ目のアカウントとして使い分けるユーザーが増えているのが現実です。
出会い系や浮気相手と連絡するときはカカオトークで使い分けて連絡をとるユーザーも増えています。このようにLINEとカカオトークを使い分けるメリットは多いと言えるのです。LINEの裏アカウントよりも使い分けが簡単なので、2つのアカウントを使い分けたいユーザーはカカオトークを裏アカウントとして利用すると便利です。
結局カカオトークとLINEどっちが便利?
結局のところカカオトークとLINE両アプリの機能に大きな違いありません。日本国内のユーザー数からLINEを本アプリとして利用するのがベターであると言えますが、プライベートとそれ以外で使い分けをしたいユーザーの方は、サブアカウントとしてカカオトークを利用すると便利です。
両アプリの機能の違いなどをよく理解した上で、カカオトークをどう利用していくかを考え、うまく使い分けをしていってください。