iPhoneXS/XR/8の防水性能は?完全防水と耐水との違いやケースについて解説!

iPhoneは防水だから雨に濡れてもお風呂で使っても平気というのが一般常識ですが、これは間違いです。iPhoneは防水ではなく、あくまでも耐水仕様ですし、永続保証もありません。これくらいなら大丈夫と思っていると、保証の対象外になり、思わぬ金額を請求されます。

iPhoneXS/XR/8の防水性能は?完全防水と耐水との違いやケースについて解説!のイメージ

目次

  1. 1iPhoneの防水性能は完全防水ではない
  2. 防水規格とは
  3. 完全防水と耐水の違い
  4. 2iPhone8/XS/XRの防水性能はどれくらい?
  5. 公式サイトでの表現
  6. iPhone8/XS/XRの耐水性能
  7. 3水没したiPhoneには修理代が必要
  8. 4iPhone8/XS/XRを水没させない完全防水ケースの選び方
  9. 防水レベルを選ぶ
  10. 操作できるもの
  11. ロックがしやすいもの
  12. 使用シーン
  13. 5iPhone8/XS/XRの完全防水におすすめのケース!
  14. LifeProof
  15. ゴーステックIP68
  16. 6iPhoneXS/XRの完全防水におすすめのポーチ!
  17. PINK-latte
  18. Flypanda
  19. 7iPhoneの防水性能を知って完全防水対策しよう!

iPhoneの防水性能は完全防水ではない

水に濡れたiPhone

2016年に発売されたiPhone 7以来、iPhoneは防水仕様になり多少の水濡れに耐えられるようになりました。現行モデルのiPhone 8/XS/XRにも、この防水仕様が受け継がれています。しかし一般に思われているよりもiPhoneの防水仕様ははるかに簡易的なもので、完全防水からはほど遠いのが実情です。

iPhone XSではiPhone 8やiPhone XRよりも一歩防水に近づいたものの、一般に想像される海やプールにいれても大丈夫、というようなレベルの防水レベルにはまったく届いていません。「防水」というより「耐水」と言うべきiPhoneの防水仕様についてお話しする前に、まずは一般的な防水規格について解説します。

防水規格とは

雨に濡れる傘

国際電気標準会議(IEC)や日本工業規格(JIS)では、電気機器の内部へ侵入する異物への保護性能に対してIPコードという規格を定めています。「IP●▲」という表記のこのコードは、「●」の部分で防じんの、「▲」の部分で防水の、それぞれ保護等級を表します

この防水の保護等級については以下のように定められています。
 

  1. 鉛直落下する水滴に対する保護……真上から軽い雨が降ってきたときを想定
  2. 15度以内の傾斜に対して鉛直落下する水滴に対する保護……斜めに雨が当たることを想定
  3. 両側60度以内の散水に対しての保護……さらに急な角度からの雨濡れを想定
  4. 水の飛沫に対する保護……裏側や側面での雨濡れも想定
  5. 噴流に対する保護……軽いシャワーを想定
  6. 暴噴流に対する保護……水まきなどによる暴噴流を想定
  7. 浸水に対する保護……一時的に水に沈めたときを想定
  8. 潜水に対する保護……7より厳しい条件下で水に沈んだときを想定

完全防水と耐水の違い

潜水する男性

IPコードでは、8が「防水」で、7は「耐水」止まりです。耐水レベルの7では、一時的な水没には耐えられても、長時間の継続した水没には耐えられないということを意味します。一方、IPコードによく似た規格に時計に付けられる「WATER RESISTANT」という、「W.R.」とも略されるJIS、ISO準拠の規格があります。

こちらの「日常生活用防水時計」は2〜3気圧の防水で、これは日常生活における汗や洗顔、雨などに耐えられますが、潜水には使用できないレベルです。その上には5気圧、10気圧、20気圧の各防水レベルがあり、これらをまとめて「日常生活用強化防水時計」と呼び、10気圧以上からは水上スポーツやスキンダイビングにも使える「完全防水」になります。

雨に濡れるiPhone Xたち

つまり、時計の防水レベルからすれば、IPコードのレベルでは7も8も日常生活用防水レベルに及ばない「耐水」レベルでしかなく、「完全防水」からはほど遠いことがわかります。とはいえ、日常生活におけるiPhone 8意向の機種は、ポケットに入れておいての発汗の影響や洗面所の脇に置いておいての洗顔、通勤・通学時の降雨などには十分耐えられます。

しかし、これは一般的な「防水」のイメージからはほど遠いことも事実です。

iPhone8/XS/XRの防水性能はどれくらい?

潜水夫

こうして説明すると、それでは現行モデルのiPhone 8/XS/XRの防水性能はどのレベルに当たるのか、と気になることでしょう。それについては、以下で説明します。

公式サイトでの表現

Apple Storeの謳い文句

Appleの公式サイトでは、iPhone XSについて「次のレベルの耐水性能と防塵性能」と記しています。決して「防水性能」とは記していないことに注意してください。さらにその部分についての注には、以下のように記されています。

iPhone XSとiPhone XS Maxは防沫性能、耐水性能、防塵性能を備えており、実験室の管理された条件下でのテストにより、IEC規格60529にもとづくIP68等級に適合しています(最大水深2メートルで最大30分間)。防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。iPhoneが濡れている場合は充電しないでください。クリーニングと乾燥の方法についてはユーザガイドをご覧ください。液体による損傷は保証の対象になりません。

保証されているのは、わずか水深2mで最大30分の水没だけです。しかも永続的な耐水性も保証されていません。残念ながらこれをもって「完全防水」とは言うことはできません。

iPhone8/XS/XRの耐水性能

濡れたiPhone

あらためてiPhoneのIPコードを確認すると、iPhone 8(以下iPhone 8 Plusも含む)とiPhone X/XRがIP67、iPhone XS(以下iPhone XS Maxも含む)がIP68となっています。IPX8はIPコードで最大級の防水レベルですが、前者は最大水深1mで最大30分間、後者は最大水深2mで最大3分間の水没に対しての保証でしかありません。

生活用完全防水の時計なら2〜3気圧の防水ですから、水深にして10〜20mに当たります。それに比べれば耐水仕様の水深1〜2mというのが、いかに浅いかがおわかりいただけるはずです。それを思えば、iPhoneをして「完全防水」と呼ぶべきではないことが理解できるでしょう。

そもそも水深1〜2mということは、iPhone 8/X/XRならばバスタブ、iPhone XSなら足がつくか否かという程度のプールに、それぞれ落としてしまい、しばらくしてから気がついてすくい上げた、という程度でしか保証できないということです。確かにこれでは「完全防水」からはほど遠い耐水性能でしかないことがわかります。

水没したiPhoneには修理代が必要

iPhoneが水没し、本体内に水が浸入するとiPhoneの故障の原因となります。また、表面上は浸水による症状がでていなくても、たとえばバッテリー交換をするつもりで修理に出したり、画面が割れてそれを交換したりする際に、iPhoneが水没したと見なされると本体修理の扱いになります

2019年4月現在では、1年以内のバッテリー交換なら無料、それ以上であっても5,400〜7,800円、画面交換であれば16,800〜37,400円で済むところが、水没判定を受けると39,800〜67,800円が必要となります。画面交換を覚悟していても倍の、バッテリー交換のつもりでいたのなら8倍ほどの金額が請求されるのです。

この際、iPhoneが水没したかどうかの判定は、iPhoneの「液体侵入インジケータ(LCI)」によって行われます。たとえばiPhone X/XS/XRではSIMトレイを外した以下のLCI部分が赤くなっていると、iPhoneが水没したと判断されます。

iPhone XS/XS Maxの液体浸入インジケータの位置

出典: https://support.apple.com/ja-jp/HT204104

同様にiPhone 8でも、SIMトレイを外した以下のLCI部分が赤くなっていると、iPhoneが水没したと判断されます。

iPhone 8/8 Plusの液体浸入インジケータの位置

出典: https://support.apple.com/ja-jp/HT204104

SIMトレイには防水性のあるゴムパッキンがついており、これによりiPhone内部への浸水を防いでいます。しかしゴムパッキンは経年劣化するものですから、何年も利用したiPhoneの耐水性能は、その分劣化すると思っておくべきです。

iPhone8/XS/XRを水没させない完全防水ケースの選び方

iPhone 8/XS/XRの防水性があまり高くないことをお伝えしたところで、水際、もしくは水中でiPhoneを使う際、iPhoneを水没から救うための完全防水ケースの利用をおすすめさせてもらいます。しかし、完全防水ケースといっても、防水性能にはかなりの差がありますし、また使い勝手も大きく異なります。

まずは、そんな防水ケース選びの基準をはっきりさせるため、以下で順に確認していきます

防水レベルを選ぶ

冒頭の「iPhoneの防水性能は完全防水ではない」の章の「防水規格とは」の節で説明したように、電気機器の防水性能はIPコードで記されます。防水ケースには多くの場合、このIPコードが記されているので、これを参考にしてください

しかし、たとえばIP68のiPhone XSであれば、IPX7やIPX8の防水ケースは不要かというと、そういうわけではありません。極端な話IPX8のiPhone XSや防水ケースが水深2mで31分後に浸水するとした場合、iPhone XSを裸で使用していると31分後には水没判定されますが、防水ケースに入っていれば1時間以上水没を避けられることになります。

防水レベルが低いからといってその防水ケースが使えないわけではありませんが、同時に防水レベルが高いからといって必ずしもその防水ケースがあなたの要望に応えているとは限りません。特にIPX8の防水ケースでは、すでにIPコードのメーターは振り切れているので、IPコードを踏まえた上で、それではどのくらいの防水が可能かを確認しなければなりません。

保険ということも含めて、ただ防水レベルの数値だけに捕らわれないでください

操作できるもの

操作可能な防水ケースであることは、非常に大きな問題です。たとえ店頭のサンプルでうまく操作できたとしても、濡れた状態で操作できるかはまた別な話です。防水ケースの厚みや素材によっては、液晶画面をタッチしても反応が鈍かったり、ピンチイン・アウトやスワイプといった操作時の指の滑りが悪かったりと、使いづらいものも存在します。

さらに、iPhone 8ユーザーであれば指紋認証が働くかがiPhone XS/XRユーザーであればFace IDがしっかり動作するかが問題となります。もちろん指紋認証ができなくても、ホームボタンさえ押せればパスコードでiPhoneを立ち上げられますし、Face IDを認識できなくても同様にパスコードが使えます。

しかし、指紋認証や顔認証が利用可能であれば、そのほうがずっと楽にiPhoneを立ち上げられます。そこで、水に濡らすことができなくても、店頭でサンプルにiPhoneを入れて試せるなら、この辺りについて十分テストしておいてください。

ロックがしやすいもの

防水ケースの命ともいえるのがケースのロック部分です。ここの構造で防水性能は大きく変化しますが、できればロック機能はシンプルなものを選ぶべきです。それというのも、ロック機能が複雑であれば結局面倒になって防水ケースを使わなくなりますし、出し入れの際に余計な水がiPhoneに付くことにもなります。

水ぬれが嫌で防水ケースを使っているのに、防水ケースのせいでiPhoneが濡れるのでは本末転倒です。

使用シーン

水際や水中での一般的な利用シーンは、お風呂、釣り、プール、海といったところです。

お風呂の場合は、基本的に水中での利用はありませんので、防水性能はさほど高くなくても問題ありません。その代わりに毎日のように使うのですから、簡単に出し入れでき、翌日までに乾く素材の必要があります。場合によっては安いものを複数使うほうがいいでしょう。また、お風呂で動画を観るのであれば、スタンド付きの防水ケースをおすすめします。

釣りの場合は、防水性能よりも岩場などに落とす危険性を考えて耐衝撃を優先すべきです。その上で、海釣りならケースごと浮くものを、川釣りなら流されにくいものを選ぶべきです。

プールの場合は、泳ぐよりもプールの周辺を水着や薄着でiPhoneを持ち歩くことが多いため、首からぶら下げて重く感じないで済むことが必須条件です。また写真を撮ってInstagramやSNSに上げることが少なくないでしょうから、透明度の高いケースが求められます。それも、撮影用の背面部分と自撮り用の前面部分の両方が透明でなくてはなりません

海の場合は、プール以上に防水性能が問われます。万が一水没した場合、淡水と違い海水では乾かすだけではiPhoneが回復しない可能性が高いからです。また海釣りのときと同様、水に浮くケースが安心できます。もしダイビングなどで使うのであれば、IPコードのレベルでは浸水の危険がありますので、専用のケースを選んでください

iPhone8/XS/XRの完全防水におすすめのケース!

iPhoneを水から守るには、iPhoneをピッタリと覆うハードケースを使う方法と、余裕のある柔らかな防水ポーチに入れる方法があります。ハードケースは防水のみならず耐衝撃ケースとしても使えるため、いざというときの安心感に優れますが、その分重く高価になります。それに対し防水ポーチの機能防水に絞られていますが、その分軽く安価で済みます。

ここではまず耐衝撃ケースも兼ねた防水ハードケースのおすすめを紹介します。

LifeProof

AmazonのLifeProofの広告

全米で売り上げナンバー1を誇る保護ケースのブランドが「LifeProof」です。防水・防塵・防雪・耐衝撃のハイエンドケースのFRE、防塵・防雪・耐衝撃の透明ケースNEXT、廉価版耐衝撃ケースのSLAM、あえて液晶部分をカバーしない独特のデザインの防水・防塵・防雪・耐衝撃ケースのNuudの各シリーズがあります。

Nuud Series

LifeProof NuudのAmazonの画面

LifeProofのNuudシリーズは、iPhone XSと同じIP68相当の防塵・防水性能を持ち、しかも2mからの落下にも耐えられる耐衝撃機能を備えたシリコンケースです。

iPhone 8までのナンバリングシリーズのiPhoneに対応していますが、iPhone XSやiPhone XRには対応していません。その代わりTouch IDに対応していますし、液晶部分が露出しており、高い操作性を誇ります

iPhone 8はそれ自体が耐水性を持っていますので、液晶部分が露出していても水没の危険はほとんどありません。一番浸水しやすい側面のSIMトレイ部分がしっかりガードされていますから、安心感は十分です。ハイスペックにふさわしいお値段が問題といえば問題です。また、2019年4月現在Nuudシリーズはすでに在庫のみで、主力はFREに移っています。

ゴーステックIP68

ゴーステックブランド

ゴーステックは、スマートフォンケースのみならず、ヘッドフォンやデイバッグなども取り扱う、デザインに優れたブランドです。特に金属を主体としたスマートフォンケースに特色があります。

Atomic 3.0

ゴーステックAtomic 3.0のAmazonの画面

Atomic 3.0は、アルミのメインフレームと透明なリアパネルで背面から、ラバーフレームと透明度の高いPETパネルで前面から、iPhoneを挟み込み、Nuud同様、2mからの落下試験にも耐えるIP68準拠の防水・防塵・防雪・耐衝撃ケースです。Lightning端子もラバーキャップで覆うので、その部分からの浸水も防いでくれ、デザインも優れています

これだけでは浮かないため、フローターが取り付け可能なストラップホールも付いています。またTouch IDも問題なく利用できます

こちらもNuud同様にiPhone 8までにしか対応しておらず、しかも生産は終了しており、2019年4月現在流通在庫のみです。iPhone XSがIP68に対応したことから防水機能のないアトミックスリムに生産が移行し、防水ケースとしては次にお伝えするノーティカルに主力が移っています。

ノーティカル

ゴーステック ノーティカルのAmazonの画像

ノーティカルも、アルミフレームが印象的なIP68準拠の防水・防塵・防雪・耐衝撃ケースです。特筆すべきは、iPhone XSと同じIP68であっても、水深6mで1時間以上の防水をうたっている点です。Atomic 3.0同様、Lightning端子もラバーキャップで覆うので、その部分からの浸水も防いでくれます。また、Touch ID・Face IDの両方に対応しています。

こちらはAtomic 3.0とは違い、iPhone 8のみならず、iPhone XS/XRにも対応しています。ただし通話時に雑音が大きく入る傾向があるため、iPhoneをあまり電話として使わない人に向いたケースです。

iPhoneXS/XRの完全防水におすすめのポーチ!

一度着けたらずっと装着し続けるハードケースとは違い、防水ポーチは水辺で使用するときだけ使うため、iPhoneの出し入れが楽であることが大切です。またデザインの自由度が高いので、さまざまなポーチが販売されています。

PINK-latte

PINK-latteサイト

ティーンズ向けの原宿系セレクトショップ、PINK-latte(ピンクラテ)もカワイイiPhone向けの防水ポーチを販売しています。

ロゴ柄防水ポーチ

PINK-latteロゴ柄ポーチ

その名の通りかわいいパステルカラーのピンク地に、PINK-latteのロゴが配置された防水ポーチです。防水仕様はiPhone 8やiPhone XRと同じIPX7なので、防水仕様というよりは耐水仕様と呼ぶべきでしょう。お店のサイトでも、完全防水ではないため水中での使用は避けるよう、注意書きが付いています。

それでもプールサイドでiPhoneを落とさないように首からかけられるストラップ付きなので安心できます。また前面はフルに、背面はカメラ付近のみが透明になっているので、通常の写真撮影も自撮りも問題ありません。ハードな水中使用にこそ向いていませんが、普段のお風呂でも使える万能防水ポーチと言っていいでしょう。

サイズに余裕があるので、iPhone 8からiPhone XR、iPhone XS Maxに至るまで、どのiPhoneでも利用可能です。

GIRLS TRIP柄防水ポーチ

Girls Trip柄ポーチ

PINK-latteのロゴの代わりに、Girls Trip柄が使われた、こちらもピンクのかわいい防水ポーチです。防水仕様はやはりiPhone 8やiPhone XRと同じIPX7なので、耐水仕様と呼ぶべき防水ポーチです。こちらについても、お店のサイトでは、完全防水ではないため水中での使用は避けるよう、注意書きが付いています。

ストラップ付きなので安心できるのはPINK-latte柄の防水ポーチと同様ですし、前面はフルに、背面はカメラ付近のみが透明になっているおかげで、通常の写真撮影も自撮りも問題なしなのも変わりありません。普段のお風呂から海辺やプールサイド、水ぬれが気になるテーマパークでも使える万能防水ポーチなのは間違いありません。

こちらもサイズに余裕があるので、iPhone 8からiPhone XR、iPhone XS Maxに至るまで、どのiPhoneでも利用可能です。

Flypanda

Flypandaは各種ガジェット用収納用品をAmazonで販売しているブランドです。

指紋認証ができる防水透明ポーチ(IPX8認定)

FlypandaのAmazonの画面

Flypandaの防水透明ポーチは、iPhone 8/8 Plus/XS/XS Max/XRで利用可能です。特筆すべきは指紋認証に対応しつつiPhone XS並のIPX8に対応していることです。しかも水深2mどころか水深30mでの30分間の防水をうたっているため、水辺で使用する際の安心感が違います。

指紋認証に対応している部分にはケース自体に黒いマークがあるため、Face IDのiPhone XS/iPhone XRだと使えないように思えるかもしれませんが、表裏を逆にすれば前面フルに使用できるので、iPhone XSやiPhone XRでもまったく問題なく使用できます。

耐水ではなく防水がほしい人におすすめの防水ポーチです。

iPhoneの防水性能を知って完全防水対策しよう!

iPhone 8/XS/XRが「防水」ではなく「耐水」レベルだということはあまり知られていません。そのため、iPhoneが防水だと思い込んで、水辺で気軽にiPhoneを操って水没させたり、そのときは問題なくてもあとになって別件でサービスに持ち込んで想像以上の料金を請求されたりするという悲劇が多く見られます。

こうした悲劇を避けるために、ポーチ1,000円、水没5万円を合い言葉にして、水辺でiPhoneを使う際には用心して防水ケースや防水ポーチを利用することを心がけてください

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この記事のライター
julyten
PDAの頃から携帯機器やPC関係を扱ってきた旧きプロレス愛好家。