2019年07月18日更新
iPhoneのリマインダーの設定と使い方!便利な活用のコツ8選も紹介!
iPhoneのリマインダー機能とは多忙なユーザーのタスク処理をサポートしてくれる頼もしい味方です。今回はそんなiPhoneの便利な機能「リマインダー」の設定と使い方について解説します。ちなみに「リマインダー」とは「再度、思い出させるもの」という意味です。
目次
- 1iPhoneのリマインダー機能とは?
- ・予定を日時・場所に合わせて通知してくれる便利な標準アプリ
- ・To−Doリストも搭載!ビジネスユースにも活用可能
- 2iPhoneのリマインダー機能の基本的な使い方
- ・リマインダーを新規作成する方法
- ・リマインダーリストを追加する方法
- ・リマインダーを削除する方法
- ・リマインダーを編集する方法
- 3iPhoneのリマインダーアプリの便利な使い方・活用のコツ8選
- ・【便利な活用法1】日時を設定して通知させる
- ・【便利な活用法2】設定した場所に到着したら通知する方法
- ・【便利な活用法3】設定した場所から出発したら通知する方法
- ・【便利な活用法4】作成したリマインダー・スケジュールを共有する
- ・【便利な活用法5】リマインダーを定期的に繰り返しする
- ・【便利な活用法6】不在着信に折り返しリマインダーを活用する
- ・【便利な活用法7】3D Touchをリマインダーに活用する
- ・【便利な活用法8】リマインダーをミュートで通知させる
- 4iPhoneのリマインダー機能の使い方をマスターして活用しよう!
iPhoneのリマインダー機能とは?
iPhoneには標準で搭載されている「リマインダー」というアプリがあります。iPhoneの「リマインダー」アプリとは、いわゆる「予定管理」アプリで、iPhoneでタスク管理やスケジュールの整理ができる機能ですが、日々の仕事を効率的にこなすために役に立つ便利機能が多く搭載されています。
今回は、プライベート・ビジネスの場でタスク管理・スケジュール整理に活用できるiPhoneの「リマインダー」の機能についてレビューします。
予定を日時・場所に合わせて通知してくれる便利な標準アプリ
「リマインダー」とはアルファベット表記すると「re-minder」となり、「再度、思い出させるもの」という意味です。つまり、「リマインダー」とは、要所要所で、自分の予定やタスクを通知してくれ、スムーズに仕事をこなす手助けをしてくれる機能という意味になります。
iPhoneの「リマインダー」アプリに登録した予定・タスクは、通知・アラーム音などを使って、該当日時に知らせてくれます。繰り返し行うルーティーン作業なども、iPhoneの「リマインダー」アプリに登録しておけばユーザーが忘れないように定期的に知らせてくれます。
To−Doリストも搭載!ビジネスユースにも活用可能
iPhoneの「リマインダー」には「ToDoリスト」機能も完備されています。タスク管理は、予定として組み込むタスクだけでなく、隙間時間にこなさなくてはいけない細かいタスクも多いでしょう。
そんな「時間があれば済ましてしまいたい」という細かいタスクをiPhoneの「リマインダー」の「ToDoリスト」機能にまとめて登録すれば、自分の頭は整理され、タスク管理はiPhoneの「リマインダー」を開けば確認できるという安心感が生まれます。
多忙なビジネスマンは、特にこうした便利なタスク管理機能を活用することをおすすめします。
iPhoneのリマインダー機能の基本的な使い方
次に、iPhoneのリマインダー機能の基本的な使い方について解説します。
リマインダーを新規作成する方法
まず、iPhoneにリマインダータスクを新規作成する方法です。デフォルトで用意されている「リマインダー」リストに新規のタスクを追加するには、画面右上の「+」マークをタップします。
画面下方にポップアップメニューが表示されるので「リマインダー」をタップします。
新規のタスクを設定する画面が表示されるので、必要事項(情報・指定日時・指定場所など)を入力して画面右上の「完了」をタップします。
「リマインダー」リストに新規のタスクが追加されます。タスクを処理した後は、タスク項目の左にチェックマークを入れると実行済みの項目に移動します。実行済みの項目を表示する場合はリスト画面下方にある「実行済みの項目を表示」をタップします。
リマインダーリストを追加する方法
次に、iPhoneに新規のリマインダーリストを追加する方法です。デフォルトで用意されているリマインダーリスト以外に、新規でリマインダーリストを追加できます。
iPhoneに新規リマインダーリストを追加するには、画面右上の「+」マークをタップし、画面下方に表示されるポップアップメニューで「リスト」をタップします。
新規リマインダーリストを設定する画面が表示されるので、リスト名・リストのテーマカラーを入力・選択して、画面右上の「完了」をタップします。
新規リマインダーリストが表示されるので、タスクを追加する場合は「+」マークのある行をタップして、タスクを入力し、画面右上の「完了」をタップします。
タスクが追加されます。更にタスクを追加する場合は同じ手順を繰り返します。タスク情報の詳細設定の手順は後述するタスクの編集方法を参照してください。
リマインダーを削除する方法
まず、iPhoneからリマインダータスクを削除する場合は、タスク項目を左方向にスワイプします。コマンドが表示されるので「削除」をタップすれば削除されます。
iPhoneからリマインダーリストを削除する場合は、画面右上の「編集」をタップし、画面下方に表示される「リストを削除する」をタップすればリストが削除されます。ただし、デフォルトで用意されているリマインダーリストは削除できません。
リマインダーを編集する方法
まず、iPhoneのリマインダータスクを編集する場合は、タスク項目をタップして右端に表示される「i」マークを続けてタップします。編集画面に切り替わるので、情報を変更後に画面右上の「完了」をタップします。
iPhoneのリマインダーリストを編集する場合は、画面右上の「編集」をタップして編集画面に切り替えます。リスト名をタップするとカーソルが表示されてリスト名を変更できます。画面上段に表示される「カラー」の項目をタップするとテーマカラーを変更できます。編集が終了したら「完了」をタップします。
iPhoneのリマインダーアプリの便利な使い方・活用のコツ8選
次に、iPhoneの「リマインダー」アプリの便利な使い方・活用のコツを8選、紹介します。
【便利な活用法1】日時を設定して通知させる
まず紹介する、iPhoneの「リマインダー」の便利な活用法は、「日時を設定して通知させる」という使い方です。iPhoneの「リマインダー」の通知機能を活用すれば、指定した日時にアラーム音や通知で予定を知らせてくれます。
iPhoneの「リマインダー」の通知機能を設定するには、まず、「設定」→「通知」→「リマインダー」まで進み、「通知を許可」をオンに設定します。
また「バッジ」の項目をオンに設定しておくと、合わせてiPhone画面上でも表示で通知してくれます。通知場所は「ロック画面」「通知センター」「バナー」から選択できます。
iPhoneの「リマインダー」の通知に関して留意するべき点は、「通知センター」には期限当日のタスクのみ表示されるということです。期限にまだ余裕があるタスクは表示されません。期限切れのタスクは継続して表示されます。
次に、「リマインダー」通知の日時を指定するには、タスク編集画面で「指定日時で通知」をオンにし、その下の「アラーム」の項目をタップして日時を設定します。
【便利な活用法2】設定した場所に到着したら通知する方法
次に紹介する、iPhoneの「リマインダー」の便利な活用法は、「設定した場所に到着したら通知する」という使い方です。iPhoneの「リマインダー」の通知機能は設定した場所に紐づけて通知するという活用の仕方があります。例えば、会社に着いたら「まず始めに処理するべきタスクリスト」などを通知できます。
ただ、注意するべき点は、設定した場所に紐づけた通知機能を利用するにはiPhoneのGPS機能をオンに設定しておく必要があるということです。GPS機能の設定は、iPhoneの「設定」→「プライバシー」まで進み、位置情報サービスをオンに設定します。
「リマインダー」通知の場所を指定するには、タスク編集画面で「指定場所で通知」をオンにし、その下の「場所」の項目をタップします。
切り替わった画面で場所を指定して画面下方の「到着時」をタップします。
【便利な活用法3】設定した場所から出発したら通知する方法
次に紹介する、iPhoneの「リマインダー」の便利な活用法は、「設定した場所から出発したら通知する」という使い方です。この機能の使い方は前項の「設定した場所に到着したら通知する」という使い方と同様です。例えば、家を出たら「会社に着くまでに目を通しておくべき資料リスト」などを通知できます。
設定に関しては、場所指定の画面で「出発時」をタップします。
【便利な活用法4】作成したリマインダー・スケジュールを共有する
次に紹介する、iPhoneの「リマインダー」の便利な活用法は、「作成したリマインダー・スケジュールを共有する」という使い方です。iPhoneの「リマインダー」には、他ユーザーと登録した予定・スケジュール情報を共有できる機能が搭載されています。
設定方法は、まず、リマインダーのリスト画面を開き、画面右上方の「編集」をタップします。
切り替わった編集画面の上段に表示された「共有」の項目をタップし、次の画面で「参加者を追加」をタップします。
共有相手を指定する画面に切り替わるので、画面右上方の「+」マークをタップします。電話帳が表示されるので任意の共有相手を選べば、予定・スケジュール情報を共有できます。
【便利な活用法5】リマインダーを定期的に繰り返しする
次に紹介する、iPhoneの「リマインダー」の便利な活用法は、「リマインダーを定期的に繰り返して通知する」という使い方です。
iPhoneの「リマインダー」の通知機能は「繰り返し条件」を設定できます。毎日同じ時間に忘れずにこなさなくてはいけないタスクや、週に1度決まった曜日に行う仕事など、iPhoneの「リマインダー」に「繰り返し条件」として設定しておくことで、iPhoneの「リマインダー」が繰り返し通知してくれます。
「繰り返し条件」の設定は、タスク編集画面で「指定日時で通知」をオンにし、その下の「繰り返し」の項目をタップします。
「繰り返し条件」の設定画面に切り替わるので、「毎日」「毎週」「隔週」などの定型パターンを選択するか、「カスタム」を選択して任意の詳細条件を設定します。
【便利な活用法6】不在着信に折り返しリマインダーを活用する
次に紹介する、iPhoneの「リマインダー」の便利な活用法は、「不在着信への折り返連絡を忘れないように通知する」という使い方です。不意の着信で電話に出られないとき、iPhoneのリマインダー機能を使って「後で発信先に折り返し連絡する」ことを通知するように設定できます。
設定方法は、まず、着信画面で「あとで通知」をタップします。
下方に表示される「ここを出るとき」「1時間後」から通知方法を選んでタップします。「ここを出るとき」を選ぶとGPS機能を使って、今いる場所を離れたときに通知します。
【便利な活用法7】3D Touchをリマインダーに活用する
次に紹介する、iPhoneの「リマインダー」の便利な活用法は、「3D Touchを使ってタスクを登録する」という使い方です。3D Touchとは、「iPhone 6s」以降の機種に搭載された機能で、強く押し込むようにタップすることでショートカット操作できる機能です。
iPhoneの「リマインダー」アプリのアイコンを3D Touch(強く押し込むようにタップする)すると、タスク新規登録のポップアップメニューが表示されて、ショートカット的に操作できます。ポップアップメニュー内の「+」マークがある項目をタップすると情報を新規追加できます。
わざわざアプリを立上げて入力するというプロセスを行わなくていいので、iPhoneの「リマインダー」アプリの操作に慣れてきたら、ぜひ活用してみてください。
【便利な活用法8】リマインダーをミュートで通知させる
次に紹介する、iPhoneの「リマインダー」の便利な活用法は、「リマインダーの通知音をミュートして使用する」という使い方です。iPhoneの「リマインダー」の通知音はお好みで設定を変更できます。
設定・変更の方法はiPhoneの「設定」→「通知」→「リマインダー」まで進み、「サウンド」をタップすると設定画面が表示されます。設定画面では、通知音の選択・通知音のオフを設定できます。
iPhoneのリマインダー機能の使い方をマスターして活用しよう!
iPhoneのリマインダー機能とは、多忙なユーザーの日々のタスク処理をサポートしてくれる頼もしい機能です。iPhoneの「リマインダー」アプリにタスクを登録して指定日時・指定場所を紐づければ、自分の指定したタイミングでiPhoneがタスクを通知してくれるので、タスク処理の漏れを回避できます。
iPhoneのリマインダー機能を、もう1つの自分のメモリーとして活用すれば、頭が整理され、日々のタスク処理をより効率的にこなせるはずです。