2019年04月01日更新
iPhoneの「ミュージック」アプリで歌詞を表示する方法と表示されない対処法を解説!
iPhoneの「ミュージック」アプリで歌詞を表示する方法と、表示されない場合の対処法を解説します。iPhoneの「ミュージック」アプリで歌詞を表示するにはiTunesとの連携が必須です。iPhoneでうまく歌詞が表示されないときはiTunesと再同期します。
目次
iPhoneのミュージックアプリで歌詞を表示させる方法
今回はiPhoneのミュージックアプリで歌詞を表示させる方法を解説します。iPhoneのミュージックアプリをiTunesに同期させることで、iPhoneのミュージックアプリに音楽の歌詞を表示できます。
iTunesに歌詞を入力する
iPhoneのミュージックアプリで歌詞を表示させる手順として、まず、iTunesに歌詞を入力します。iTunesを立ち上げ、曲を選択して右クリックし、表示されたメニューから「曲の情報」を選択します。
開いた曲のプロパティ画面の上方にあるタブから「歌詞」を選びます。画面下にある「カスタムの歌詞」にチェックを入れて、歌詞を入力し、「OK」をクリックします。
iTunesとiPhoneを同期させる
次に、iTunesとiPhoneを同期させます。iPhoneをMacもしくはPCにコードでつなぎ、iTunesを立ち上げます。「スマホ」マークをクリックします。
iPhone管理画面に切り替わったら、画面左メニューの「ミュージック」を選択します。「ミュージック」画面の「ミュージックを同期」にチェックを入れて画面右下の「同期」をクリックすれば同期が始まります。
「同期」をクリックする前に同期内容を確認しましょう。「ミュージックライブラリ全体」「選択したプレイリスト、アーティスト、アルバム、およびジャンル」いずれかを選択し、「選択したプレイリスト、アーティスト、アルバム、およびジャンル」を選択した場合は、同期する曲などににチェックが入っているか確認した後に「同期」をクリックしましょう。
iPhoneに歌詞を表示させる
上記の準備ができたら、iPhoneのミュージックアプリに歌詞を表示できます。歌詞を表示する方法は3つあります。
画面を上方向にスクロールする
iPhoneのミュージックアプリで曲を再生すると、画面下に曲のコントロールバーが表示されるのでタップします。
曲のコントロールバーをタップすると、管理画面が開くので上方にスクロールします。
画面をスクロールすると、右側に「歌詞」の項目が現れるのでその横の「表示」をタップすると、iTunesで入力した歌詞が表示されます。
メニューから表示
曲メニューを「3D Touch」もしくは長押しします。
表示されるポップアップで「歌詞」をタップすれば、iTunesで入力した歌詞が表示されます。
アイコンから表示する
管理画面の「・・・」マークをタップして歌詞を表示することもできます。
「・・・」マークをタップした後に表示されるポップアップで「歌詞」をタップすれば、iTunesで入力した歌詞が表示されます。
iPhoneのミュージックアプリで歌詞が表示されない場合の対処法
iPhoneのミュージックアプリで歌詞が表示されない場合の対処法について解説します。
アップデートする
iPhoneのミュージックアプリで歌詞が表示されないときは、iOSをアップデートすると正常にミュージックアプリで歌詞が表示されるようになる場合があります。自分のiPhoneが最新のiOSにアップデートされていなければ「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」でiOSを最新バージョンにアップデートしましょう。
iTunesを使う
iPhoneのミュージックアプリで歌詞が表示されないときは、iTunesで再度、同期を行ってみましょう。曲のデータが上書きされて、正常にミュージックアプリで歌詞が表示されるようになる場合があります。
iPhoneのミュージックアプリで音楽の歌詞を簡単に表示させる方法
iPhoneのミュージックアプリで表示させる音楽の歌詞はiTunesと同期させてiPhoneに取り込むわけですが、iTunesで音楽の歌詞を入力する際に、手入力ではなく自動で取得する方法があります。以下、iTunesで再生する音楽の歌詞を自動で収集してくれるアプリを2つ紹介します。
Broadway
Broadwayというアプリをダウンロードすると、iTunesで再生する音楽の歌詞を自動で収集してくれます。Broadwayのインストーラーは公式ホームページからダウンロードできます。
Broadwayの使い方
Broadwayをインストールして、アプリを立ち上げると、iTunesも同期して同時に立ち上がります。歌詞を自動取得するには、iTunesで歌詞を取得したい曲を再生した後に、Broadway画面の上方にあるタブメニューで「LYRICS SEARCH」をクリックします。
iTunesで再生している曲の歌詞のリストが表示されるので取り込む歌詞を選択して、転送アイコン(+ マーク)をクリックすれば、選択した歌詞がiTunesの音楽プロパティに転送されます。
また、Broadwayの便利な機能として、iTunesに登録されている曲の中から、歌詞が未登録の曲だけをピックアップしてリスト化し、そのリストに沿って歌詞を自動取得する機能が備わっています。この機能によって、効率的に曲の歌詞を取集して、iTunesに曲の歌詞を登録できます。
Broadwayでは同じ要領で、iTunesに登録されている曲のアートワーク(アルバムジャケット)も自動取得できます。
Lyrics Master
Lyrics Masterというアプリも、iTunesで再生する音楽の歌詞を自動で収集してくれます。Lyrics Masterのインストーラーは公式ホームページからダウンロードできます。
Lyrics Masterの使い方
Lyrics Masterをインストールして、アプリを立ち上げ、画面左上の「検索」をクリックします。
別画面が表示されるので、「iTunes連携」をクリックするとiTunesが同期して立ち上がります。
歌詞を自動取得するには、まず、iTunesで歌詞を取得したい曲を再生すると、ポップアップが表示されて歌詞を取得するか確認してくるので「続ける」をクリックすると歌詞を自動的に取得します。
また、Lyrics Masterの便利な機能として「連続モード」があります。iTunesで曲を再生する前に「連続モード」にチェックを入れてから、iTunesで曲を再生すると1枚のアルバムの歌詞を連続で自動取得してくれます。
Cover Version
Cover VersionはiTunesに登録した歌詞を確認する際に重宝する、便利なiTunesの拡張機能です。ビジュアライザという拡張機能で、曲の流れに合わせて歌詞を表示できます。Cover Versionは公式ホームページからダウンロードできます。
ファイルの設置
Cover Versionのファイルをダウンロードしたら、フォルダ内の「CoverVersion.dll」というファイルを、Macの場合は「Macintosh HD」→「ライブラリ」→「iTunes」→「iTunes Plug-ins」に、Windowsの場合は「C:\Program Files\iTunes\Plug-ins」にペーストします。
「Plug-ins」フォルダはない場合もあるので、そのときは新規で作成してペーストします。
Cover Versionの使い方
Cover Versionの使い方は、まず、iTunesの画面上方のメニューバーの「表示」から「ビジュアライザ」→「CoverVersion」を選択します。
その後、iTunesで曲を再生してから「表示」→「ビジュアライザを表示」をクリックするとの画面が立ち上がり、歌詞が曲に合わせて表示されます(ショートカットキー「Command」キー + 「T」キーを押しても表示できます)。
注意点
Cover Versionの使用環境に関しては、対応OSのバージョンはMac OS X 10.10 (Yosemite) 以上、Windows 2000,・Windows XP以上で、iTunesのバージョンは 12.6.1以上であることが条件になります。ただし、最新バージョンのiTunesにはまだ対応できていないようなので、その点注意が必要です。
iPhoneのミュージックアプリで音楽の歌詞を表示させよう!
iPhoneのミュージックアプリで音楽の歌詞を表示させましょう!iPhoneのミュージックアプリで音楽の歌詞を表示させるには、iTunesで歌詞情報を登録して同期する必要があります。iPhoneで歌詞がうまく表示されないときは、iTunesで再同期してみましょう。
また、曲の歌詞を自動取得してiTunesに転送できる便利なアプリがあるので、それらのアプリを活用すれば、効率的にiTunesに音楽の歌詞を登録でき、iPhoneのミュージックアプリで音楽の歌詞を表示させることも容易になります。